神戸っ子ランナーのマラソンブログ

六甲アイランドを中心に神戸市内でランニングを楽しんでいます。
マラソン大好きな市民ランナーのブログです。

サブスリーを目指して②<2011年回顧>

2016-10-15 21:30:01 | ダイアリー
2011年10月に初開催の第1回大阪マラソン。
いよいよこの大会で初めてサブスリーに挑戦することになりました。

とにかくスタートから1km4分15秒以内、
5km21分15秒以内のペースを刻んでいかないとサブスリーは達成することができません。

スタートしてからは少し速いペースの5km21分ペースで前へ進んでいきました。
中間地点手前の折り返しではまだ後ろに3時間のペーサー集団がいることを確認し、
まだ充分余裕のペース。
前半のハーフ通過は1時間29分でペースはほぼ予定どおりです。


しかし今まで経験したことのない速いペースで走っていたため、
25km以降徐々に足が重くなってきました。
30kmまではサブスリーペースでしたが、このあとが大失速・・・。

後ろにいた3時間のペーサー集団にも抜いていかれ、
その集団がだんだん小さくなっていきました・・・。
33kmあたりの住之江公園付近では途中リタイアして、
3週間後の神戸マラソンで出直そうかという考えも頭をよぎりましたが、
このあとのコースに大応援団が待ち構えていることを考えるとそれは出来ませんでした。


結局後半のハーフは1時間38分もかかり、3時間07分台のゴールでした。


初のサブスリー挑戦は惨敗に終わりました。



思い起こせば、今回のレースは反省だらけのレースでした。
まだ自分はサブスリーを達成するためには何か足りないものがあると感じました。

そして3週間後の神戸マラソンでは
サブスリーは狙わずに次に繋がるレースをするつもりで臨みました。
もちろん大阪マラソンから3週間しか経っていないので、
このレースに向けた調整練習はできていません。
とにかく地元神戸で初開催される第1回神戸マラソンを楽しもうという気持ちでスタートしました。

スタート後は混雑してなかなか自分の走るスペースを確保できませんでした。
前半の海沿いのコースでは、西からの強い向かい風に苦しみながら、
折り返し点の明石海峡大橋に向かって足を進めていきました。



折り返し点を過ぎてからは、すれ違うランナー仲間とエールを交わしながら、
東へ向かっていきました。
大阪マラソンの反省もあり、前半抑えて走っていたせいか、
25kmから無意識のうちにペースが上がりました。
25km~30kmの5kmはサブスリーペースよりも速く21分を切っていました。


30km以降は元のペースに戻りましたが、失速していく気配は全く無く、
終盤のポートアイランドも大応援の中、気持ちよく駆け抜けていきました。



そして結果はサブスリーを狙って走った大阪マラソンよりも
5分近く速い3時間03分11秒でゴール!(ネットタイムでは3時間02分50秒)
なんと夏の北海道マラソンで出した自己ベストのタイムを約3分更新するPBが出てしまいました!





このレースを振り返ってみるとやはり前半を抑えて走ったことが良い結果に繋がったと思いますし、
大阪マラソンから3週間しか経過していないのに
リカバリーは出来ていたのかという疑問はありますが、
これこそ3週間の間に「超回復」の現象が起こっていたのではないかと思っています。

サブスリーのペースは1km4分15秒ですが、
このレースでは平均すると1kmを4分18秒で走っていました。
1kmのペースをあと3秒短縮すれば、いよいよサブスリーということになります。

翌年こそサブスリー達成と意気込んでいましたが、
順風満帆に進んでいると思っていたランニング人生のシナリオが、
このあと思わぬ方向へ進んでしまいました・・・。

(続く)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿