我社では、毎朝、朝礼を行う。
現場があるときは、朝礼には出ずに現場に向う。年度末の多忙さも、だいぶ落ち着き、朝礼に出席する人もたくさんいる。
社訓を唱和し、ラジオ体操を行う。
社訓は、毎朝ちがう。朝礼当番の人が、みんなの前に立ち、社訓を声に出す。その後に続き、みんなが唱和する。大きな声を出す人もいれば、つぶやく程度の人もいるし、口に出さない人もいる。社訓とは、口に出さないと習慣化しないと思う。だから、私は必ず口に出す。それが、当たり前のことだと思う。
単木は折れやすく、林木は折れがたい
難しい仕事を狙え それを成し遂げることに進歩がある
明日と言わず、今日から実行にあたれ
本当に、いい社訓だと思う。それを口に出さず、習慣にできない人は、損をしている。朝から出遅れているだけでなく、行動力も不十分のままであると思う。
ラジオ体操も、きびきびやっている人もいれば、ダラダラとやっている人もいる。その動きの悪さは、仕事への思い入れの浅さにつながる。
自分は、今、生きているんだ。
仕事しているんだ。朝礼だって仕事の一部なんだ。
ラジオ体操の途中に、走ってくる人もいる。
遅刻しても、怒ることのない上層部。
腐れている。
郷に入れば、郷に従え
という言葉があるが、悪いと思うことは真似する必要がない。
自分というものを、しっかりと持つことが大事だ。
流されてはいけない。
ラジオ体操が終われば、朝礼当番の人が、みんなの前でスピーチを行う。
このスピーチも、ダラダラと気持ちの入っていない人が多すぎる。
声も、みんなに届いていない。
私は、心の中で、いつも叫ぶ。
「おい、お前、生きているのか。朝飯、食ってきたのか。男だろ。気合入れろ。」
度胸がないのか、やる気がないのか。
そんな人は、いざという時、人前で話すことができない。
朝礼には、たまに会長が顔を出す。偉大な方だ。75歳~80歳だと思う。自分を律して、社員のために、訓辞を言う。朝から、長く話す。ろくに聞かない人もいるが、私は集中して聞くようにする。そうすることによって、自分を成長させるのだ。
今朝の会長のお話。
東京に住んでいる孫から電話がきた。
「就職活動中、現在、27社の会社を回ったが合うところが無く、まだ探している状態。秋田で、どこか使ってくれるところはないか。」
「合う会社がないのではなく、会社のスタイルに合わすのだ。嫌なことでも、しぶしぶやるのだ。それが、仕事をするってことだ。お前を使う会社など、秋田にどこにもない。」
「分かりました」と言って電話をきったそうだ。
孫に対しても、厳しい言葉を言う。
誰でも、やりたいことをやっていれば充実するだろう。
でも、きついこともつらいこともある。
最初は、そう思っていても慣れてくるものである。
なんでも、やってみることだ。
行動してみることだ。
失敗したら、反省して、勉強すればいいじゃないか。
もっと
もっと
情熱的に生きてみようよ。
そんな生き方の方が、絶対に面白いと思います。
今日は、かっこつけすぎました。
まっちゃんでした