9月初めから10月中旬頃まで各地でタカの渡りが見られます
日本列島には渡りルートが二つあると言われています
北海道から竜飛岬～妙高～白樺峠～琵琶湖の東側を通過するルート
太平洋側を行くルートとあるそうです
列島を南下して遠いフィリピンやインドネシア 東南アジアへ飛んでいきます
また5月頃になると逆ルートで帰ってきます
琵琶湖の東岸を行くルート上の観測地で有名なのが猪子山です
私も猪子山で見て来ましたが、当日 散発的な渡りしか見れませんでした
まだまだこれからなのでしょう
画像はハチクマです 漢字で書くと 八角鷹
伊吹山の狗鷲に子供が出来てこの秋に巣立ち出来そうです
昨年 15年ぶりに一羽生まれたのですが、巣立つ前に落鳥して弱っている所を保護されたのですが
残念な事に亡くなりました その後は剥製にされて展示されています
今年生まれた幼鳥は未だ未だ親に餌をねだる幼さが残りますが、飛び方は狗鷲の風格を持っています
このまま 無事に巣立って欲しいと願う所です
野鳥撮影は早朝から日暮れまで長時間に及びます
一日中待っても現れないことも度々 そんな日は坊主（ボーズ）と言います
一日に数回現れては一瞬で消える その一瞬に神経を張り巡らせて時を待ちます
現れてもタイミングが合わなかったり ファインダーで捕らえきれなかったり
光の向きが悪かったり距離が遠すぎたり 飛翔するする姿勢が悪かったり
中々 これだ！って言う一枚が撮れません ですから何度も何度フィールドへ通います
東の空が目覚める
徐々に日が昇る
日が昇るにつれカスミが出ます
ひたすらターゲットの出現を待つ
時折 ガスが湧いたり
虹がでたり 虹が出ると雨が近づいてる
雷雲が近づいてきたり
そして西に陽が傾き
一日が終わる
