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銘柄パトロール(2):三菱総研、田辺三菱、アスクル、ヤマハ発動機な?

2011-04-07 23:29:31 | 日記

 三菱総研 1740 +204 3日ぶりに大幅反発。22日、東証より、同社株式が10年9月29日をもって東証一部銘柄に指定されることとなったと発表した。 田辺三菱製薬 1368 +36 続伸。野村證券は、同社のレーティング「1」、目標株価1600円を継続した。期待の新薬であるGilenia(開発番号FTY?720)が、9月21日にFDAから正式承認を取得したという。フェーズ3のデータから、皮膚がんの副作用が懸念されていたことから、条件付での承認になるとみられていたそうだ。しかし、現状入手可能なリリース等からは、薬剤投与に関して制限がないもようであり、ポジティブな内容であると指摘。 アスクル 1704 ?29 5日ぶりに反落。大和CMは、同社のレーティング「2(強気)」、向こう6ヶ月間の目標株価2100円を継続した。1Qは会社計画に対しては売上高で若干の上ブレ、営業利益で約3億円の上ブレで着地したと推測され、順調な進捗が確認できた点でポジティブな決算だという。大和では足元までの進捗を勘案し、業績予想を修正。11年5月期はコスト削減の進捗と商品評価損計上による粗利益減少を勘案して営業利益80億円(前期比:+14.0%)を据え置いたという。一方、12年5月期は足元までのコスト削減状況を織り込み、営業利益97億円(前期比:+21.3%、従来予想比:+2億円)に増額修正したという。 ヤマハ発動機 1244 +27 反発。モルガン?スタンレーMUFG証券は、同社の投資判断を従来の「Equal?weight」から「Overweight」へ、目標株価は1380円を1600円へ、それぞれ引き上げた。リーマンショック前後の比較において、収益の回復に比して同社株価は低位に定着しているという。好調な二輪事業が牽引し同社株価は年初来良好なパフォーを達成したが、主戦場である米国二輪?ATV販売に伴う業績の上ぶれ期待が追加的な株価アップサイたらすと指摘。四輪セグメントにこそ遅れるものの、販機能の正常化が11年から顕在化し販売が底打ちするが高いという。株価調整局面では押し目買いを推奨するそうだ。 シミック 26720 +600 3日続伸。22日、10年9月期の期末配当の増配を発表した。期末配当は前回予想の190円を340円に修正。この結果、1株当りの年間配当は530円。前期は334円。 日本電気硝子 1117 ?14 続落。ゴールドマン?サックス証券は、同社の投資評価「買い」、今後12ヶ月の目標株価1230円を継続した。9月22日引け後、同社が2Q計画の下方修正を発表。GS社従来予想(361億)は若干下回ったものの、市場期待に沿った修正とみており、懸念されていた悪材料は無難に乗り切った印象だという。懸念されていた2Qの業績計画下方修正で大きなサプライズがなかった点はポジティブだそうだ。 大証 405500 ?3000 6日続落。クレディ?スイス証券は、同社の投資評価「OUTPERFORM」、目標株価59万円を継続した。同社は21日、225先物?オプションの手数料体系変更案を発表。変更による業績への影響は軽微、株価指数変動の影響を受け難くなり収益構造の安定が図られる点でポジティブと考えるという。カタリストは指数先物?オプション?ジャスダック売買代金増加、一方リスクは、株式市場のボラティリティ低下、ジャスダック時価総額上位企業の上場廃止だそうだ。 ジェイテクト 773 ?33 3日続落。クレディ?スイス証券は、同社の業績予想を見直し、今期のCS業績予想を小幅増額修正、来期予想は前回予想を据え置き、今後12ヶ月の目標株価1100円ならびに「OUTPERFORM」の投資評価を継続した。為替前提を90円から85円、ユーロを110円から105円へ変更、CS業績予想を見直し、今期予想営業利益を354億円から364億円(IFIS予想339億円)へ小幅増額修正、来期に関しては前回予想(IFIS予想469億円)を据え置いたという。 日立化成 1568 ?35 3日続落。クレディ?スイス証券は、同社の業績予想を修正し、目標株価を従来の2090円から1720円へ引き下げ、投資評価は「NEUTRAL」を継続した。自動車部品の需要減速、半導体?液晶材料の競争激化、円高の影響などにより12年度の最高益更新は難しいと予想するという。このため、当面株価パフォーマンスは市場平均並みの推移を見込むそうだ。CS11年度営業利益予想515億円はIBESコンセンサス530億円を2.8%下回る水準。リチウム電池材料は好調が続くものの、自動車向けの本格拡大には時間を要すると指摘。 良品計画 2924 ?18 3日続落。野村證券は、同社の目標株価は従来の3900円を3200円に引き下げたが、レーティング「2」は継続した。衣料品の販売苦戦が想定以上のため、広告など戦略投資が回収できておらず、業績予想を下方修正したという。ただし、11年2月期の会社計画未達は株価にある程度織り込み済みと推定されるそうだ。販売低迷で回復力は弱いが、在庫の圧縮、経費増加の一巡、アジアの寄与拡大から、徐々に利益率も最悪期を脱するとみているもよう。(編集担当:佐藤弘)【関連記事】銘柄パトロール(3):三越伊勢丹、旭ダイヤ、日本オラクル、DENAなど 銘柄パトロール(1):ソニー、トヨタ、ソフトバンク、石川製作など 銘柄パトロール:日本電気硝子、三井製糖、パナソニック、田辺三菱など 9月13日レーティング情報:ゴールドマンサックス証券 9月3日レーティング情報:大和証券

引用元:arad rmt