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むらこうブログ

日記やGARNET CROW、Do As Infinityなど音楽やその他趣味を紹介します。

陽のあたる坂道 2

2005-10-22 01:21:03 | Do As Infinity
以前にもこの曲をレビューしましたが、変に物語っぽく書いてしまって、自分で読み返しても恥ずかしかったです。ですので、今回はいつものスタンスでもう一度レビューしたいと思います。

前回のレビューらしいところは以下の部分しかありませんでしたね。

「メロディーは、サビに入る直前の効果音が印象的です。歌唱も、テーマに負けず、力強いものになっています。Aメロの落ち着き、Bメロのサビへのつなぎ、サビの開放感。抑揚の効いたメロディーは、一つの物語として完成されていると思います。
後PVは要チェックです。春夏秋冬と移り変わっていく画像的な美しさは特筆モノです。」

↑今見てもものすごく短い…。
今回は、この文章を生かしつつ、レビューしたいと思います。

念の為に、この曲はDo As Infinityが2002年の1発目のシングルとして発表した曲です。

まずは音的な部分から。最初の1音目から、神聖な感じがしてとても美しいです。「きれいな曲なんだろうな」と思わせるイントロです。Aメロへの入り方もスムーズで、イントロのイメージを壊さない、優しく暖かいつながりです。伴ちゃんは、フレーズごとにビブラートをきかせていて、その声の揺れがとてもこの曲のスピードとリズムに合っていて心地良いです。
そして、「サビへ導きますよ」という事を感じるBメロ、サビの直前に入るシンセの盛り上げによって、サビに突入します。
サビは本当に目の前がパッと開けるような感じがします。大サビの前に間奏があるのですが、エコーがかけられた伴ちゃんのシャウトが素晴らし過ぎます。

以前にも言いましたが、最初から最後まで素晴らしい流れです。イントロで表紙を捲って、Aメロ、Bメロ、サビとストーリーが続き、最後の後奏で裏表紙を閉じるといった、まるで一つの物語を見ているかのようです。ポピュラー音楽の王道中の王道と言っても良いかもしれません。

歌詞は、「誰もがいつか困難にブチ当たるけれど、それを越えたら強くなれるよ」という応援系です。タイトルの「坂道」も当然困難という意味で使われているのでしょうが、「陽のあたる坂道」とする事に、温かみを感じます。絶望へ向かう坂道ではなく、明るい未来へ向かう坂道という気がします。

この曲は、私にとって大変思い出の詰まった曲で、今でも聴くと様々な事を思い出します。そういう事もあって、この「陽のあたる坂道」は、DAIの曲の中で「遠くまで」「Yesterday&Today」と並んで最も好きで大切な曲の一つです。
しかし思い出うんぬん関係無しに素晴らしい曲である事に変わりは無く、是非歌詞を見ながら色々な事を感じてもらいたいと思います。

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