風信子

日々の思いを綴りたい~♪

白根山 湯釜

2008-07-25 20:05:40 | Weblog
入ると熱いのかな?

綺麗な色だわ~
静かな湖面は、深部に熱いものを抱え、空を見上げている。
抱えきれなくなった時、不動明王のように真っ赤に燃え上がる
のだろうか・・・



Y字路

2008-07-13 22:19:42 | Weblog
右へ行くと、実は違う世界に続いているのかもしれない
表と裏なのかも・・・

いつだったか横尾忠則の展覧会で、こういう道の絵をたくさん見た。
不思議な雰囲気が漂っていたっけ~

さぁ~てどっちの道に行こうか・・・
金木は小さな町だから、どっち行ったって駅に行くのだろう。

旧弘前偕行社

2008-07-06 20:01:53 | Weblog
陸軍第八師団の親睦厚生施設「弘前偕行社」
イタリアルネッサンス様式を基調とする木造施設。
これも弘前を代表する棟梁堀江佐吉の造った明治の洋風建築。
しかし、凄い棟梁がいたものだ!

この日は休館日でした。
残念ね~と玄関前でぼんやりしていると、
朝の掃除をして、水を玄関前に撒きに出てきた管理人さんが、
私たちを見て、「どちらから?」
遠路はるばる来たことを告げると、「案内しましょう」と
言ってもらえた!

百年経った木造建築は、北国の風雪に耐え、時代の流れに
揉まれながら、今も専門学校の記念館として使われている。

静かな内部は、少しずつ朽ちていっているのが感じられた。
当時のままに保存することの難しさを思う。

案内してくださった管理人の穏やかで誠実な語り口が、
この建物をこよなく愛していることを告げている。
丁寧に掃除をし、補修をしているのだと思う。
しかし、朽ちていくスピードの方が少し速いのかも
しれない・・・
なんだか心に染みた朝だった。


百年の朝も水撒く館守り





斜陽館

2008-07-04 23:55:55 | Weblog
そりゃぁ立派な家のぼっちゃんでした。
食うに困らない。寒さにふるえることもない。
あの時代、貧しい人々が大半だったときに、
生家の経済的な豊かさは幸せなことだと思う。

しかし、この人は破滅的な人生を生きた。
そして、その作品は世代を越えて読み接がれている。

選ばれし者の不安と恍惚、我にあり・・・なんて言っている・・・

なんかムカツク~~(爆)


洋風建築

2008-07-02 21:08:50 | Weblog
この素晴らしい図書館!ここは外国か?と思わず
あたりを見回したくなる。こういう建物が弘前市内のアチコチにあります。
これらの洋館を設計し、建てたのは、堀江佐吉という名工でした。
彼の弟子が太宰の生家、斜陽館を作りました。
優れた建築家は21世紀の弘前に観光資源を残しましたね~

岩木山

2008-07-02 21:00:30 | Weblog
ホテルの窓から撮りました。
岩木山は美形です~

弘前は空気が冷たく澄んでいました。
この日は気温が上がったせいか、少し澱んで夜が来た

大きな商家や洋館を見てまわりました。
ごく一部の人が住めた家を見て、その地方の文化を云々するのは
片手落ちだ。
大多数の貧しい庶民が生きた痕跡は、歴史の流れの中に
埋もれてしまう。わずかに残った手工芸のなかに、庶民の先祖を
見出したい・・・と、思うワタシです。