鉄道写真

国鉄時代の写真です

★C62のHP ①★

2101-01-03 | 日記
蒸気機関車 C62のHP 

  
蒸気機関車 C62
〔C62〕
■C62とは
日本国有鉄道の旅客用テンダー式蒸気機関車である。
1948年からD52の改造名義で49輌製造され
東海道本線、山陽本線など主要幹線の優等列車牽引に
使用された。

■改造への経緯
戦後、貨物用機関車は大量に余剰となっていた。
一方旅客用機関車は不足していた。
資材の不足もあり機関車の新製は困難であった。
そこで、貨物機関車のボイラーを旅客用に転用して
ボイラー以外の部分は既存の旅客蒸気機関車の設計
を流用して組み合わせた機関車を改造名義で製造する
ことになった。
D52型からC62型が改造された。
C62形は特別甲線での特急・急行の牽引を目的とした。

■C62の製造所
日立製作所・川崎車両・汽車製造

■構造の特徴
・軸配置は2軸の従台車を設計し(2-C-2)にして軸重を許容範囲におさめた。
・軽軸重に変更可能により、東北本線、常磐線、函館本線での運用が可能
・蒸気溜まりと砂箱のキセは日立・川車と汽車では異なる。
・量産機ではメカニカルストーカが標準搭載。
・車両限界への対応、扁平なドーム、煙突は太く短い、汽笛は傾斜して取り付け。
  
■主な仕様
・動輪径:1,750mm
・全 長:21,475mm
・全 高:3,980mm
・最大軸重:16,08t/14,96t
・総重量:88,83t
・テンダ重量:56,34t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:16kg/cm2
・火格子面積:3,85m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:520mm×660mm
・弁装置:ワルシャート式
・出 力:2,163PS
・引張力:13,870kg
・単独ブレーキ:空気ブレーキ

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