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「いずみちゃん」
案内板の説明を引用して泉坂下遺跡について紹介したいと思います。
「 指定年月日/平成29年10月13日
所在地/常陸大宮市泉字坂下
泉坂下遺跡は、弥生時代の再葬墓(さいそうぼ)の遺跡です。再葬墓とは、亡くなった人を一度埋葬し、その後、一定期間をおいて骨を掘り出して一部を壺などの土器に入れ、再度埋葬したお墓のことです。径1~2mほどの土抗(土に掘られた穴)に、壺などを1~15個埋納しており、1遺跡には数基から60基が密集して造られています。こうした再葬墓の遺跡は、弥生時代初頭の東日本を中心に約140遺跡しか知られていません。
泉坂下遺跡では再葬墓が30基確認されており、その中に納められた土器は150個以上に上ります。そのうちの1個が人面付壺形土器です。弥生時代の再葬墓に伴う人面付壺形土器は、過去の発見例が十数例しかない、とても貴重なものです。泉坂下遺跡の土器は同類の中でもっとも大きく高さが77.7cmあり、あごの作りをはじめ人面の作りがもっともリアルです。目や口のまわりの表現は入れ墨を表したものでしょうか。
泉坂下遺跡から出土した人面付壺形土器をはじめとする56個の土器と副葬品と考えられる玉類5個の遺物61点は平成29年、国重要文化財に、同年、遺跡は国史跡に指定されました。出土品の一部は常陸大宮市歴史民俗資料館に展示しています。
学術的重要性が認められた貴重な遺跡と遺物です。郷土学習などを通して大切に保存しましょう。
管理者/常陸大宮市教育委員会 平成30年3月 」
常陸大宮市の泉坂下遺跡ホームページ
https://www.city.hitachiomiya.lg.jp/kurashi_gyousei/kankou_bunka/history/izumisakasita_iseki/
下表は、茨城県内の国指定史跡一覧です。
泉坂下遺跡は、ひたちなか市の虎塚古墳などと並ぶ貴重な文化遺産なんです。
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