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変身願望

やっとトンネルを抜けた。私のこれまで、半生を綴ってみました。

自己否定の始まり

2007-10-17 02:58:21 | Weblog
「あつかましい」といわれたこと。
今思えば当然のことだし、些細な事だと思える。

子供の心には傷を作ってしまったんですね。
自己否定がはじまったのはそれがきっかけではないだろうかと、大人になって思ったんです。

同じ町内で子ども会のイベントの時に、1歳年上の女の子に通りすがりに「ブス」と囁かれました。
わざと狭いところにやってきて「デブ通れんやろ」と言われたり。
今思えば、絶対私の方がかわいいし私はやせていたし、彼女は誰が見ても太っていた。

自己否定的な考え方になっていたので、自分がいけないのだと思い込んでしまいました。
「私はブスだ。デブだ。」と。

(今思えば、通りすがりに囁く彼女こそ病んでますよね。彼女も誰かに同じように言われたりしていたのかな。)



祖父母に連れられて大阪の親戚の家に遊びに行った時、遠い親戚にあたる方で知らないオバチャンに会いました。
いかにも関西のオバチャンって感じの。
初めて会ったのに、一言目の言葉が・・・

「あんたブッサイクやな~!誰に似たんわっはっはっは~~~」

と冗談っぽく言われましたが、まともに傷つきました。
小学2年生でもブスといわれれば傷つくんです。

今でも、カメラは苦手。
人から見られるということは、みんなが「ブスだな~~」って思っているんだろうと思い込むようになったから。
カメラを向けられると、その向こうの「目」が気になるし、怖い。

昔、『ビューティーコロシアム』っていうTV番組で、人に顔を見られるのが怖い、つらい、と泣いて訴えている女の子を見ては共感していました。