(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

07年1月近江鉄道と名古屋の旅(その6・信楽焼の狸作りに挑戦)

その5から続く

焼き物の町・信楽らしく駅前でも狸がお出迎えです



駅前に鎮座する巨大なたぬき型公衆電話機??

さて駅を出て今回の旅行の目的の一つである「信楽焼きの狸作り」に挑戦するため、陶芸体験をやっている「信楽陶芸村」というところに向かう事に。
しかし地図を印刷してこなかったので
「駅からの道が良く分からない」+「前もって電話しておいた方が良いみたい」
という事で携帯電話で電話して道順を教えてもらいます。




歩いている途中、所々に窯元や小売をしているお店があります。
ずらりと狸が並んでいる光景をみると信楽にきたという実感がしますが、狸の他にカエルの置物や植木鉢・傘立てや食器などもあります。

さて、駅前の道を歩き神社の横を通って駅から10分強ほどでお目当ての信楽陶芸村に到着です。



陶芸村の狸たち。
係りの人に「狸作り体験」をやりたい旨伝えると、準備するので10分ほど待って欲しいとの事。
またその間に「どんな狸にするか考えておいた方がいい」という事で、係員に勧められて、あちこちにいる狸を見ながら園内を回ることに。
「どんな狸がいいか・・・」と言われても、いざ考えるとなるとなかなか難しいものです。


「たぬき作り」の他に、「マグカップ」「うつわ」などを作る「てひねり体験」・「灯り作り(ミニスタンド)製作コース」更には「電動ロクロコース」もあるそうですが、信楽焼きといえば狸。という事で狸作りコースでお願いしました。

コンビニの「サークルKサンクス」で「おでかけマガジン」なる遊園地などのレジャークーポンの案内パンフを配布しているのですが、それを見ていて陶芸村の「陶芸体験教室」を知ったのでした。
事前にクーポンチケットを買っておけば割引もありお得なんですが、今回は行程を決めたのが遅く、事前にチケットを買う間がなかったので、現金で直接2100円の狸作りコースの料金を払いました(送料は別)


さて陶芸体験の会場前に戻り、女性の係の方に案内され席で待っていると若いにいちゃんの先生が登場。
先生はテンポよく手順を説明しながら見本の狸を作っていきましたが、流石に早すぎて覚えきれない・・・
とりあえずポイントとしては「粘土同士を貼り合わせる時は指に水を塗って使う」のようです。

ちなみに陶芸教室の会場は結構広い建物で数十人の団体が来ても大丈夫なぐらい。
この日は空いていて私の他には数人だけだったので気兼ねなくじっくり作ることが出来ました




石膏のカタです。ここに粘土を詰めると大まかな狸の形が出来るので、後はヘラや糸・楊枝などを使い、表情をつけたりアクセサリをつけてオリジナルの狸を作っていきます。
このカタのお陰で不器用な私でも簡単に狸「らしき」ものが作れます。
モリゾー顔の狸を作れたら凄いですが私の技量では無理でした

やり始めると熱中してしまい、信楽滞在は2時間ぐらいかな~?と思っていたのがオーバーして、予定より1本後の列車(3時間滞在)になることに。




一応完成品。
「なかなかいい感じですね~」と先ほどの係りの女性の方に言われるも、仕上がりに自信がないので
「なぬ!これはいい出来なのか~アセアセ本当かな?」
と少し照れてしまいます。
ちなみに後ろのたぬきは先生が作った見本。

この後、乾燥や焼成といった行程があり完成まで1~2ヶ月かかるとの事。受取は再訪して直接か宅急便で配送。との事で、遠方ゆえ次に来れるのはいつになるのか分からないので配送を選択。伝票を記入して配送代として製作費とは別に約1200円を支払います。


さて2ヶ月ほど後の3月下旬に宅急便で完成した「たぬき」が到着



高さは十数センチほど。そこそこかわいい顔をしてるんじゃないかと・・・



後ろ側。「きよぴ」と彫ったものの、「き」が消えてしまいました。
ちなみに内側は空洞になっています。
他の人が作った狸と混ざって、分からなくならないのかなと思っていたら、空洞部分に整理番号のようなものが彫ってありました。

陶芸体験は高校の修学旅行で萩焼き体験をして以来(失敗作が出来上がりました)でまったくの初心者ですが、ちゃんと?狸が作れて楽しかったです。また陶芸体験に挑戦したいですね。
今度は食器なども作ってみたいです。


さて、作り終えて体験教室の建物出ると、丁度大阪方面からの中高年の方々の見学の団体が到着したところで、隣の建物で概要を説明をするとのこと。
「良かったら聞いていって下さい」
と先ほどの係りの方に勧められて説明を聞くことに。
陶芸村の男性の係りの人が講演形式で「しもネタ」を交えつつ(観客の年齢層が高いからか、かなりうけてました)、1人漫才のような感じでテンポ良く、信楽焼きの話・狸の置物の選び方などをあれこれ解説したのですが、とても面白く「これが関西風のノリなのか~」と思いましたが、終わってから団体の人が
「こんな面白いんだから漫才師になれば良いのに」
と評していたので特に面白い人だったのかもですね。

ちなみに私が「へぇ~」と思ったのは
瀬戸物屋などの店先に狸を並べているのは、
「食器や植木鉢は積んで倉庫にしまえるけど狸は積んでおけない」
からだそうで、言われてみればごもっともとはいえ目から鱗ですね。

さてその後は陶芸村を後にして駅に戻ることに。



駅前の食堂で遅めの昼食をとります。
「きつねうどん」500~700円ぐらいだったような。
出汁が白い関西風なのはもちろん事、「きつね」が油揚げというよりも厚揚げに近い感じだったのが印象的です。

(次回に続く)

*****
信楽陶芸村
http://www.biwako.ne.jp/~shiga-to/

11/25 2:01UP
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「おでかけ・旅行記(travel diary)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事