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山北町の鉄道資料館と駅前食堂

さて先日、神奈川県山北町に昨年夏頃にオープンした山北町鉄道資料館を見学してきました。
今回は事情通氏の誘いと案内で見学することに・・・



山北駅(表口)を出て左側。
鉄道資料館はこちらの「山北町ふるさと交流センター」の中にあります。



1階には案内所や無料お茶コーナーなどがあって鉄道資料館は2階
現在のところ鉄道資料館の開館は土曜・日曜・祝日の12~16時とかなり限られているので訪問の際は要注意。



1階の案内所はほぼ毎日やっているようです。また1階の案内所ではお土産の販売もあるよう



手前側は机が並べてあって研修室。普段は休憩所のように使えるよう



D52機関車をテーマにした俳句の展示がありました



こちらが展示室の風景

展示品は御殿場線や山北駅に関するパネル展示や鉄道部品・開業当初の頃の東海道新幹線の資料などが主体



大正元年の配線図。
下曽我駅は信号所。松田駅は2面2線+側線・貨物ホームの簡素な構造
山北駅は2面4線ホーム+機関区を擁しているのがわかります。



展示物の中で特筆したいのが昭和5年丹那トンネル開通前夜の頃の山北駅時刻表
注目点は急行が下りは停車しているものの上りは通過していること。
下りは補助機関車の連結のためでしょうか??

急行が停車する下りで見ても全体の本数は意外に少ないです。本数的には現在の山北駅の方が多いぐらい
掲載されていない貨物列車の本数が気になりますね。相当あったと思いますが・・



チラシコーナーにあったJR東海の不正乗車防止のチラシ
ICカード時代の今となっては意味がない古典的な手法が多いです。この2018年の神奈川県でこのチラシが現役で配布されていること自体がもはや博物館もの。後世への記録に残したいものです。



ということで事情通氏のお勧めで駅前にある「しみず食堂」に入ることに。
(実際は見学の前に先に昼食だったのですが)
駅前食堂といった感じですね。



600円のタンメンを注文。安い
麺は普通の中太麺ぐらい。他の店でタンメンとかサンマーメンを食べると、たまに大半がもやしでキャベツや肉は申し訳ない程度に・・なこともありますが、このタンメンはそんなこともなくちゃんと野菜が入ってますね。



他のメニューを見ると焼肉定食700円とか全体的に安い昔ながらの駅前食堂価格ですね。
この写真には写ってないですが他にやきそばやビールや飲み物類もありました。
他のメニューも食べてみたいですね。



こちらは向かいにあるぽっぽ屋のメニュー。定食は多分650円。こちらも安い
しみず食堂共々まだ神奈川県にこんなところがあったのかという感じですね。

ちなみに昼間やっている山北駅周辺の飲食店はこの2軒と、ふるさと交流センターの方にあるカフェの3つ。
あとは駅裏手の健康福祉センターの中に軽食堂的なものがあるという話ですね。

この日は日曜日だったこともあって、駅前商店街は絵に描いたようなシャッター通り。一部やっているお店もありましたが・・・また残念ながら山北駅には駅前旅館は今はありません。隣の新松田駅にはあるんだけど・・
山北駅周辺は国道246号線から近く車でのアクセスも良いものの、駅周辺にはコイン駐車場はなく車での訪問やパークアンドライド的な利用は難しいです。

他に駅周辺では、駅裏手の健康福祉センターには人工温泉の入浴施設があって、横浜方面など割と遠方から来る人もいて意外に評判がいいとか・・。ちなみに入れ墨・タトゥ等があっても入浴OKだそうです。



駅裏側のD52形蒸気機関車。現在120mを目指して線路延伸の為の募金活動を行っているそう。
現在では整備運行として月に1回ほど運行をおこなっているそう
動態化の為に延伸した部分は蒸気機関車に似合わない現代的な線路ですが、この部分はピットになっていて整備時はもぐって下から検修できるようにしているそうで



ということで山北町の鉄道資料館と駅前食堂の紹介でした。
鉄道資料館の方は開館からまだ半年強ということで、現在のところ規模も小さく横浜などの人に「来てみて」と勧めるのも難しいですが、「これから徐々に展示物を増やして開館日も増やしていければ・・・」といった状態のようで、将来に期待ですね。



気になったのは現在の丹沢湖の方に昭和40年頃まであった世附森林鉄道に関する展示がパネル展示など「森林鉄道があった」ということも含めて紹介が全くなかったこと。
世附森林鉄道に関しては、数年前に地元のミニ新聞に掲載されて多少知られたようですが、当時の記事内容も含めて埋もれてしまっている状態で、詳細は殆ど知られていないこと。
また全国的に旧国鉄系の資料・情報は出回っていますが、森林鉄道はまだまだ未開拓な部分があるので「山北町内の知られざる鉄道」ということで紹介して欲しいですね。

現在のところ閑散とした山北駅周辺ですが、鉄道資料館、動く姿が見れるSL・D52、割安価格な駅前食堂といった資源を生かしていけば、今後の可能性があるように思います。

また東京から100km圏という地の利を生かして、例えば青春18きっぷの消化需要「1回分余りそうだけどどうしょう~」のような時の小旅行需要などを取り込めるような、PRや観光整備での集客が期待できるかなと思います。
例えば青春18きっぷの期間は金曜も資料館は開館するとかですね
現状の訪問者数が少ないので、それこそ年間に1000人でも増えればそれなりな経済効果になるんじゃないかなと・・


「山北町鉄道資料館」や「D5270号機関車の復活運転」に関する詳細は山北町サイトに
https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=3486&frmCd=10-4-0-0-0

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2018/2/5 23:36(JST)
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