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2015年2月-社叢学会研究例会「鎮守の森コミュニティ活動の現状」

2月21日土曜日、渋谷の国学院大学で開催された社叢学会研究例会に参加しました。

「社叢学会」(しゃそうがっかい)というのは愛・地球博で東ゲート近くにあった「千年の森」の出展団体。
会場内では知らないと分からないような目立たない場所にあったせいか、訪れる人も少なめで、ひっそりとした静かな穴場のような場所でした。
ちなみに千年の森の他に会場のシンボル「バイオラングタワー」の頂上部に「天空鎮守の森」というのも出していたようです。

この「千年の森」の展示で社叢学会の存在を知ったわけですが、社叢学会というのはざっくり言うと「神社の敷地内やその周囲を取り巻いている森」についての調査研究や保全活動を行っている学術学会。

それ以来、一応気になってはいたのですが、今年2015年で万博開催から10年になること。
私はモリゾーが好きだといっても、森林や自然に関する知識は浅く今ひとつ。森の妖精であるモリゾーの源でありそのバックグラウンドでもある森や自然・環境に関してもっと詳しく学び理解を深めるような勉強や活動をしていこうと思いました。

私はモリゾーの2次創作のようなもので、「モリゾウ軍」というきよぴ村を神奈川・静岡・山梨の3県県境地域を支配?する県境ゲリラのようなものを創作しているのですが、森や自然に関して詳しく学ぶ事で創作にも役立つのカナ?というのもありましてですね。

そういったこともあり、前から気になっていた社叢学会に入会することにしました。
鎮守の森に関しての団体=神社関係ということでちょっと気になることもあったのですが、まぁ・・・

ちなみに社叢学会の会員制度は4月~翌年3月の年度更新の年会費制。1~3月に入会した場合は翌年度分に充当される。という話を聞いて、この(2015年)2月に入会手続きを取りました。
入会に際しては特に資格などは不要で誰でも入れるよう。私も細かい部分はよく分からないもので・・・


こちら入会時に送付された2014年度分の会報「鎮守の森だより」隔月で発行されているよう。
他に会員証もきました。

さて先日、2月21日土曜日に渋谷の国学院大学で社叢学会の関東定例研究会が行われるとのこと。21日にはスケジュール的にも空いていので、この機会に?私も参加することに。


渋谷駅から15分ほど歩いて国学院大学に。

途中で寄っていきたいお店があったので渋谷駅から歩いたものの、場所を勘違いしていてお店には行けなかったので、渋谷駅からバスに乗ってもよかったかも。
渋谷駅から「学03・日赤医療センター行き」のバスで「国学院大学前」で降りれば180円なので。


案内の掲示看板が出ていてました。

さて国学院大学に着いて、まずは学食に寄って昼食を食べることに。
事前に調べたら春休み期間中なものの、昼食時間帯は営業しているようで・・・

入ったところにある建物(3号館)の2階にあるメモリアルレストランに行ってみます。


メモリアルレストランの若鶏の黒酢定食 450円
ちなみに講義期間中は朝食営業もやっていて朝定食が150円で食べれるそうで・・。


さて食事の後は講演会の会場に向かうことに。会場は写真の120周年2号館という建物のよう。

よく分からず一度1階から外に出たのですが、食堂のある3号館と2階で直結しているようで・・。色々建物があってややこしいですが、敷地自体は小さくて、そこにビルがいくつも密集して建っているようなイメージ??

4階まで上がると受付が。名前を記帳して資料を受け取ります。ちなみに入場は無料。会員外でも参加出来るような雰囲気でした。

ちなみに同じ階に法廷を模した法廷教室があってなにか凄いですね。外からチラッと見ただけだけど・・

さて実際の講演の雰囲気としては
こちら「國學院大學取材日誌」の方に写真が載っています
なんとビックり私もこの写真の中に写っています(後姿だけど

司会は國學院大學の教授の茂木氏。なんでも学生も呼んで広い教室で大々的にやりたかったものの、生憎春休み期間中で・・・とか。


こちらが今回のレジュメ。A4サイズで15枚ものボリュームです。

テーマは「鎮守の森コミュニティ活動」の現状として、講師の「一般社団法人鎮守の森コミュニティ推進協議会」代表の宮下佳広氏の講演
宮下氏は出光興産で企業戦士として活躍した後、定年を期に千葉大学・大学院で学問の道に進まれたそう。

まずは宮下氏の自己紹介?としてNHKの番組で活動が取り上げられた際の番組の一部の放送。
その後講演の本編に入り、「鎮守の森推進協議会」での活動として、震災の教訓などを生かし避難所等として利用できるように緊急時のエネルギー確保として、神社の社務所の屋根に太陽光発電パネルを設置、また境内の小川に小水力発電を行い「行政に頼らない困った時の神頼み」な活動を紹介。
この辺りはエネルギー業界である出光興産出身の宮下氏ならではな感も??

更に「鎮守の森セラピー活動」として参加者を募り自然や森と接することで心身にプラスとなるようなワークショップ活動の紹介。
ここでは森林の中で感じる独特の「森の香り」の正体は「フィットンチッド」というもので、移動できない樹木が外敵(害虫や他の植物)から自らの身を護るために、光合成の中で作られているものだというのは、全くの初耳で為になりました。

更には宮下氏の研究のひとつである病院など医療施設の緑化による患者・職員への効用なども紹介されて、途中で休憩も挟み2時間強の講演となり、その後質疑応答などがありました。

私は今までこの森林や自然に関して勉強した事も無いので、理解するのが難しい難解な話になるのではないかと思っていましたが、講師の宮下氏の話が分かりやすく、あっという間の2時間半。あまり難しさを感じず、一応?内容も理解できたのでよかったです
また参加して色々勉強したいなと思います。

社叢学会公式サイト


2015/2/24 16:56(JST)

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