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京王れーるランドに行ってみたよ

多摩動物公園前にあった京王電鉄の博物館が建て替えられてリニューアルされたという話を聞いて、折角なので先日ちょっと行ってみることにしました。

行きは聖蹟桜ヶ丘から行ったので、高幡不動で多摩動物園に向かう動物園線に乗換え。



7000系の4両編成で動物のイラストのシールがラッピングされている楽しそうな車両ですね。ちなみにホームセンサー式のワンマン運転になっているよう。
平日の日中は基本的に4両編成の電車が20分間隔で往復しているみたいですね。

さすがに16時近くの動物園行きなのでガラガラ。のんびりな速度で走りますが、沿線はかなり密集した住宅地。併走するモノレールの途中駅の程久保駅がなかったら大変そうというかモノレールの駅があるから住宅開発が進んでいるのか?
途中高台を走ってモノレールと同じぐらいの高さになるところがあるのが面白いですね。併走するところを写真に撮れたら面白そう。3分ぐらいで到着ですね



駅を出るとすぐ隣に京王レールランドの建物が。
以前は小さい展示館があったのが、リニューアルして今年の10月にオープンしたそうで



250円払って入館券を買うとします。pasmoも使えるよう。

営業時間は9時30分~17時30分。この手の博物館は17時閉館のところが多いですが17時30分と少し長めなのは有難いですね。どうせなら夏季だけでも18時までだともっと嬉しいような。
水曜はお休みのようなので要注意ですね。



こちらが入館券。定期券サイズの磁気券です。この券は1日券になっていて何度でも出入りできます。
後述する屋外展示場は一度外に出る形になっているのですが、何度でも行き来が可能です。

入り口の自動改札機に通して入館するわけですが・・、自動改札機は側面が一部透明になっていて改札機に吸い込まれた券の動きが見れるのですが、如何せん速すぎて「何かが通過した」ぐらいにしか分からないですね分かりやすいようにスロータイプの改札機があればいいのに。一応モニター画面で解説映像も流されていましたが・・・



こちらは電車のしくみコーナー
全体的に子供向けな展示になっていて、電車の仕組みなどの技術解説も簡単なもの。博物館というよりも子供向けな鉄道テーマパーク的な印象ですかね。

2階にはプラレールコーナーなどがありやはり子供向けな感ですが、クイズステーションというパソコンのタッチパネル画面を操作する「京王電鉄社員からの挑戦状」と銘打ったクイズに挑戦できるコーナーも。
中級と上級をやってみたら、写真に答えが載っているようなサービス問題もあれば・・・「9000系10両編成のパンタグラフの数」のように知らないと分からない問題も子供向けだと思ってると意外に難しいですね。



車両部品など過去の資料の展示コーナー
京王電鉄の歴史とか過去の車両の紹介などもっとパネル展示とかあればいいのですが無いのは残念。

制服や帽子が何種類か用意されていて上着を羽織る感じで簡単に着て写真を撮れるコーナーも。



1階の入り口付近のバス展示コーナーでは実物の小型バスが展示されていて、車内に入って運転席に座ったりもできるようになっていました。このバスは既に10年以上活躍して引退した車両だそうで・・そんなに古くは見えないというか、このタイプのバスは私の家の辺りでは今でも「新型車です」みたいな雰囲気で走ってるんだけど・・・。(見るからにボロいのがまだまだいるので)



既に引退した6000系車両のカット運転台を使った運転体験コーナー。CGによる運転体験が出来ますが有料で1回300円。
週末のような混雑時は1日何回か決まった時間に抽選で整理券配布があるそうですが、私が行ったのは平日夕方なのでガラガラ。係りの人が呼び込みをしているような状態だったので、私も300円払って挑戦してみることに・・。



一応は真剣な表情で係りのおじさんに撮ってもらいました。
初級・中級・上級の3種類があり上級は5パターンぐらいの中からランダムで選択され、かなり難しいコースもあるとか・・。折角なので見栄を張って??上級で挑戦してみることに。
といってもあまり自信が無いので係りのおじさんに「運転中にアドバイスしますか?なしでいきますか?」と聞かれてアドバイスありの方で・・。
まずは信号やATC速度制限の標識など簡単な解説な映像を見てから、練習として旧初台から新宿駅までを運転。この部分は実際には自動運転状態だそうですが、係りのおじさんの説明で操作をすすめるような。
新宿駅のように全列車停車になる駅は30キロ以下ぐらいでかなり細かく速度制限標識が出ているのが驚きですね。

本番は私の時は調布(地上駅)から府中までの夜の特急列車。
途中で速度を上げようとして「この先に85キロのカーブがあるので」と制止されたりと、アドバイスなしだったらカーブに突っ込んでそうな。夜なので信号や標識が見づらいのでなかなか・・・
駅停車は速度制限にひっかからないように低めの速度で走って停車位置でブレーキをかけるという作戦で

信号は係りのおじさんが「出発進行特急」のように信号喚呼してくれるサービスが。普通に話す声とは違うかなりいい声でしたね。プロはこういう声の出し方の練習みたいなのがあるのカナ?

この手のシミュレータは他でもやったことがあるとはいえ、なかなか緊張しますね最後の採点で95点だったけど、アドバイスなしで1人でやったら散々なことになってそう

ちなみに新型ATCに即した運転が体験できるという小型シミュレータコーナーもあるので、こちらの運転体験をする前に一度練習して慣れておくのがお勧めかと思います。

ということで次は目玉の屋外展示に。



左から6000・3000・5000・2100・2410系と歴代の実物車両が1両ずつ展示されています。この実物展示は圧巻ですね。東武・東急・東京メトロなど他の私鉄の博物館を凌駕しているような・・。
他の私鉄博物館の方は久しく行ってないので詳細が良く分からないですが歴史展示などのパネル展示はもっと充実しているけど実物展示が少ない印象が。

手前の線路はイベントとかでありそうなミニ電車の線路。



2410系は1941年~1969年まで活躍したそうで・・。1969年に引退していたとは古いこれはかなりの貴重車なのかも。



こちらは5000系。子供の頃に乗った記憶が一応あるはず。この丸みのあるデザインは良いですね。



行先表示の背景にライオンの絵が。こういう工夫は楽しいですね「新宿」は西口のビル群の絵とか・・いや京王百貨店のマークとかだったりして。



8000系は特急車両。6000系=京王の主力。みたいなイメージなので6000系が博物館入りしているというのはなんとも・・・。この6438号は1989年に入線して2009年に引退となんと20年しか使用されていなかったという電車としては短命な・・・。
見た目もそう古さを感じないのですが、既に全車両引退しているというもなんとも信じられないような。隣の井の頭線3000系も既に全車両引退しているし。
京王線は普段乗らないのでよく知らないもので・・・

展示スペースはこれ以上余裕がない感じでしたが7000系や8000系が廃車になる頃にはどうなるんでしょうかね??というかその頃はまたリニューアルして更に大きくなるのカナ?
歴史展示とか過去の車両解説のようなパネル展示なども増やして欲しいですね

といったところで閉館時間近くに。ショップコーナーで噂の車内補充券型メモ帳を買おうと思ったら売ってなくて買えなかったです。売り切れなのか??残念ですね。


この日、私が聖蹟桜ヶ丘で電車に乗った頃の時間に柴崎駅で人身事故が発生。だそうで、笹塚~東府中・若葉台間で運転見合わせになってました。人身事故発生時に一度全線で止めたりは無かったようで気がつかなかった
しかし運休区間が結構長いような。地下化して折り返ししづらくなったみたいですが、調布で折り返ししないのはどうなのよ?という感も。

帰りはモノレールで多摩センターに向かったものの、多摩動物公園から多摩センターまで250円と結構いい値段がしますね多摩センター駅で小田急線ホームから見ていたら、各停橋本行が超満員でドアを閉められず発車出来ない状態になっていました

ということで京王れーるランド訪問でした。次は久しく行ってない東急など他の会社の博物館にでも行ってみようかな・・・という感も。保存車両を沢山持っている小田急は博物館を作らないのでしょうかね?山北は鉄道の街で町おこしだ!とか言ってるんだから、小田急の博物館誘致すれば良いのに


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2013/12/2 3:09(JST)

コメント一覧

MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんばんは。

こちらも先月京王れーるランドへ足を運ぶ機会がありましたが、車両展示やシミュレーターなどは充実しているものの、史料系は少なく、博物館とは少々異なる雰囲気と感じたものでした。

保存されているバスは、排ガス規制の影響で大都市圏特定地域では使えないものの、それ以外では割合程度が良い車両ですので、大半は地方移籍しており、わざわざ1台展示に充てたのは少々勿体無い気もしますが、これはメーカーにわざわざ造らせた京王側の思い入れも感じます。

また保存車両を多数保有、バーチャル博物館を開館しており、都心側ターミナルでは京王線と隣接している首都圏某大手私鉄は、こちらとしても是非リアル博物館を…と思いますが、私鉄系博物館は基本的に自社沿線に設け、鉄道利用促進を図る目的もあるかと思いますので、神奈川県で最も便の悪い鉄道路線沿線の町に建設するのは少々厳しいかと思います。
(この町は路線バスも系列ではありませんので…)

ただ県西に建設する事で、自社線利用距離増大=運賃収入の増加と、沿線他所に比べると比較的安価にまとまった土地が確保できるメリットもあるかと思いますので、足柄上郡に博物館を設けるのは悪くない気もします。
たれぱんだぁ~
 展示されていたバスは、「チョロQ」とも言われていた日産のKC-RN210CSNでしょうかね。確か1998年頃から走っていましたよね。基本的には、狭隘路線用でしたけど、運用の関係なのか、一般路線でも運用されていて、定員が少ないため、すぐに満員になってしまっていましたね。

 5000系の行先表示の背景ですが、新宿については「無地」でした。上りはほとんどが新宿行きなので、区別する必要がないからだとか。
 下りは行先が多く、行先を区別するためにも、行先に応じた背景にしたそうです。画像にありますように
多摩動物公園行きはオレンジ色のライオン
でしたが、
高尾山口行きは水色で高尾山を模した背景に鳥(「鳩図」とも言われていた)
府中競馬場正門前行きは朱色の蹄鉄
でした。
 特徴のない行先には苦労したらしく、
水色地に真中に白い丸のマークで丸の中に「府中」行き(日が暮れる頃に多かったので、「満月」とも言われていた)
水色地に白い富士山型の三角形のマークで三角形の中に「京王八王子」行き
水色地に白いダイヤ型マークでダイヤの中に「高幡不動」行き
水色地に白いトンネルの開口部型マークで開口部の中に「つつじヶ丘」行き
という背景だったように記憶しています。橋本や京王多摩センターなど相模原線は、新宿と同様に、無地でして、背景を考えるのが面倒になったのかも知れませんね(笑)。

 最終期に増備された6000系の引退は確かに早かったのですが、ATC設置の関係だと聞いています。何でも設置スペースが捻出できなかったとか。そのため、先にATC化された相模原線で、いち早く撤退し、最後は動物園線と競馬場線で使われていました、
 一方、3000系の方ですが、井の頭線の編成を1000系に統一する(編成長やドアの位置が異なるため)ためらしいです。最初の編成が1962年に入ってから、39年弱もの間、同形式が増備され続けた希有な事例ですが、こちらも最終期に増備された編成は、短命になってしまいましたね。

 上り列車の調布折返ですが、地下化後はできなくなっています。調布の渡り線は地下化の際に廃止され、ダイヤ上、調布で折り返しているように見える列車は一旦、つつじヶ丘まで回送or快速運転(そのため、上りで「快速つつじヶ丘行き」という列車が存在)され、調布まで回送で戻って来ます。
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