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危険度Bランクに判定された東原バス停(大和市)

昨年2018年8月30日に横浜市西区北軽井沢の三ツ沢南町バス停で横浜市営バスから降車した小学5年生の児童がバス後方で道路を横断しようとした際に軽ワゴン車にひかれて死亡した事故がありました。
当該バス停が五差路交差点上にバス停があり、横断歩道をふさぐような形でバスが停車することが事故原因の要因とされました。
この事故の再発防止策の一つとして神奈川県警では2018年11月28日に危険性が高い県内14市町の84か所のバス停を公表。危険度A~Cにランク付けされ、Aは9か所・Bは32か所・Cは43か所となりました。

約半数の40か所は横浜市内のバス停ですが、大和市内でも1か所・上草柳4丁目の東原(あずまはら)バス停が危険度B判定となりました。今回はこの東原バス停を紹介します。



東原バス停の全景(写真は大和駅方面)
上草柳郵便局の目の前がバス停です



こちらがバス停の標識。「横断歩道にバスが止まってる時は道路を渡らないでください」と看板が付いています。



大和駅西口行きのバスが停車中



大型バスが停車中は横断歩道をふさいで停車しているのがわかります



道路反対側(鶴間駅方面)のバス停付近には大和市名での注意喚起の看板が出ています
こちら側は上草柳3丁目公園があります。公園と郵便局に挟まれて道路を横断する人も多そうな場所ですね



この東原バス停を通るのは鶴間駅~大和駅西口(間12・西廻り上草柳経由)の路線
毎時1~2本・概ね40分に1本程度の運転本数ですね
大和駅までは1.24km180円、1.59kmで180円。どちらも歩くにはちょっと遠い距離ですが200円以下で乗れるのはお得感があります。ただこのバスでは市役所・市立病院やオークシティにいけないのは残念。1時間に1本程度でも大和駅~(東廻り)~鶴間駅~(市立病院)~大和駅のような循環で回ってくれると便利そう。

神奈川新聞ー「危険なバス停」14市町の84カ所公表 神奈川県警
http://www.kanaloco.jp/article/374564/1/

昨年(2018年)夏の事故を契機に注目を集めている「危険なバス停問題」
横断歩道や交差点をふさぐ形のバス停が設置されている背景としてバスに車掌がいたころの名残がではあるのかな?と思います。バスに車掌がいた時代は今の時代よりも車体が短いバスでかつドアは車両中央1か所のみ。
今のようにバスの先端を停留所標識にあわせて止める形ではなかったのと、車掌が交通事情にあわせて適宜乗客を誘導して事故を防いでいた面があったのではないかと・・
それがワンマン化でなし崩し的になってきたのと、その後の道路新設などで停留所が交差点になってしまった。停留所に横断歩道が設置された。ワンマン化以降に新設されたバス停もこういった安全確保・事故防止対策が「乗客・歩行者の自己責任」としてなされてこなかったことがあると想像します。

またこの問題の背景として、道交法で規定されている信号のない横断歩道での一時停止、歩行者がいる場合の優先(車両側の停止)が有名無実化されて守らていないこと。
近年の自転車の車道走行義務化など歩行者保護の流れの中で、小学生児童が亡くなるという悲惨な事故が発生したことで問題視されるようなった。という警察の方針と世間の流れにより「注目された」というのがあると思います。
警察の方針という面では最近、信号のない横断歩道での歩行者保護の取り締まりが強化されていると聞きます。

事故防止の為に歩行者の立場では道路横断の際は右(左)確認。道路中央付近で再度左(右)を確認して慎重に渡る必要性。自動車運転者の立場では「バス停でむやみにバスを抜かされない。抜かすときは速度を落とし細心の注意を払う」「信号のない横断歩道では歩行者に注意して走行する」という基本動作の徹底が求められます。

取材日:1月15日

2019/2/9 22:12(JST)
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