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上長瀞駅と秩父鉄道にいってきたよ(行程編)

さて、9月2日にようやく、大塚愛さんのアルバム「LOVEJAM」(DVD付の方)に収録されている「SHORT FILM ~金魚花火~」のロケ地である上長瀞駅と偏照寺に行ってきました。
今回は前後の行程編とロケ地編の2つの記事に分けて書くとします。

ロケ地(上長瀞編)はこちら
http://yaplog.jp/kiyop/archive/747

今回は家を9時20分頃に出てまずは小田急線で新宿まででます。
新宿ではチケットショップで西武鉄道の株主優待券を購入するとします。
1枚500円ほどですが、西武新宿から西武秩父までは750円するのでこれで250円節約できるのです。

さてまずは所沢まで(西武)新宿線に乗るとします。



準急本川越行 3ドア車両でした。
ちなみに前面の方向幕は手回しのようで運転士?がくるくると回していました。

西武新宿から40分ぐらいかかって所沢駅に到着。ここで秩父方面に向かう池袋線に乗り換えです。
丁度飯能で秩父行接続の電車に乗れたのですが、西所沢でお手洗いに行こうと1回降りていたら、「接続あり」の電車を逃してしまったので、飯能から特急レッドアロー号に乗ろうかなと思った矢先、なんと小手指で特急の通過待ちを喰らってしまいました・・。

所沢方面から来て飯能で普通の秩父行接続と特急秩父行接続が同じ列車とは、なんとも無欲な非特急誘導型ダイヤですね。

武蔵藤沢の辺りで軍事基地(後で聞いたところ入間基地だそうです)の横を走り、自衛隊の軍用機がまじかに見えて少々ビックリという感じ。
入間市では「なんか秦野見たいだな~」と思いながら終点飯能に。
ここで西武秩父行きに乗り換えですが、約20分待ちです。



飯能から乗車した西武秩父行き
一般の通勤電車とは異なり2ドアでボックスシートの4000系なる秩父線用車両です。
だいぶ以前に狭山市にお見舞いに行った帰りに偶然所沢から池袋まで快速急行で乗った時以来2度目の乗車です。(その時の記事はこちら

東武線の日光方面で使われている6050系という快速用車両と同じポジション(似た用途)に位置するような車両ですが、前面のデザインや側面の2連窓のお陰か、こちらの方が都会的な垢抜けた雰囲気がなんとなくします。

ここからは手持ちのMP3プレイヤーで「金魚花火」を1曲リピートで再生しながら雰囲気を盛り上げます。

さて飯能を出発すると御殿場線沿線のような雰囲気になって八高線との乗換駅東飯能駅に。ここで少しまとまって乗ってくる人がいました。


小田急に例えれば
所沢が海老名+本厚木
入間市が秦野
飯能が新松田
西武秩父線はさしずめ御殿場線か・・・
とか思いながら乗っていると、だんだん山の中に入り数駅も過ぎると、ますます山が深くなり御殿場線というよりも和歌山県の南海高野線を思い出すような雰囲気に。

秩父方面に行くには飯能で乗り換えなので、飯能から先が西武秩父線かと思いきゃ実際にはもっと先の「吾野」という駅までが池袋線・その先が西武秩父線だそうな・・・。
この辺りが御殿場線と高野線の分かれ目だっりして?

ちなみに秩父線は「東急多摩川線」のように「西武秩父線」が正式名称になっているそうです。
秩父鉄道と混同しない為と思いますが、終点の駅が「西武秩父」とやはり「西武」を冠してる上、最寄の秩父鉄道の駅は「御花畑」と別の名で更に「秩父」駅は別の場所にあるという、なんともややこしい状態です。
もしかして、かっては利権問題とかで、西武鉄道と秩父鉄道は仲が悪かったんだろうか?とか勘繰りたくなってきますね。

さて、飯能から50分近く乗ったぐらいで、開けてきて線路際の操車場のようなところに小さいSLがいるのを見たりしたところでようやく西武秩父に到着です。

西武秩父の駅は観光地だけあって大きく土産物屋が並ぶ横丁を併設しています。
その横丁を通って秩父鉄道の御花畑駅に乗り換えます。

横丁を抜け狭い路地のような連絡通路を歩いて5分ほどで御花畑駅に到着。
変な客車がいるな~と思っていたら丁度熊谷方面行の「パレオエクスプレス」というSL列車が発車するところ。
もうちょっと早く来れば途中までSL列車に乗れたなぁ・・と思うと少し残念です。



御花畑駅に停車中の秩父鉄道1000系
これは第4編成

ようやく出会えましたが、これは長瀞とは逆方向の三峰口行
私が乗る羽生行(熊谷行でないのが残念)もこの車両で出来ればショートドラマと同じ第2編成で来て欲しい・・・と思っていたら、編成こそ違えど同じ1000系で一応ラッキーでした。




(左上)
窓口できっぷを買ったらなんと硬券でした。
スタンプではなく、改札鋏を使っているのもなお珍しいです。


(右上)
中間車両は冷房なしですが、この日は寒いぐらいの日なので問題なしです。
上長瀞ではショートドラマの愛ちんと同じ位置から降りたいので、もちろん中間車両に乗ります。

(下段)
上長瀞を含む一部の駅では各車・両端のドアが締め切りになる模様。
ホームがカーブしているので端のドアだと線路との隙間が広くなって危険。なのが理由だそうで、このために敢えて秩父鉄道では普通列車用の電車は4ドアの通勤車を買ってるんだとか。

20分ほど乗って少し緊張しながら上長瀞駅に・・・。
到着後、早速写真でもと待合室の方に向かおうとしたら、端からは出口が分からずウロウロしているように見えたようで、反対側ホームの改札にいる駅員さんに
「出口はそっちじゃないよ~」という感じで手で合図されてしまいました(^^;;
ということで、とりあえず改札を出ることに。



上長瀞の駅舎
着いたのは15時を少し回った頃。家から6時間近くかかりました。

ここで車で来ている、5月の府中の森のライブに一緒に参戦したNさんと合流。

早速硬券の入場券を買ってホームに行き撮影タイムです。
「こうなる事は予想していたものの、まさかここまでは・・」
とか言われつつも、ロケ地編を見るまでも無くあれこれ写真を撮りまくりです。

こちらでは合間に撮った列車の写真を掲載します。



元地下鉄三田線の電車。秩父では5000系と名乗ってるそうです



石灰石を運ぶ貨物列車
結構本数も多いようで何回かみかけました。
貨車は小さくて一部の車両には小さな車掌室が付いているのが4軸車とはいえ、ものの本でみた筑豊の運炭車をイメージします。



上長瀞駅近くの荒川を渡る西武4000系
朝夕数本の電車は西武線と秩父鉄道線を直通運転しているのです。
ショートドラマでも冒頭のシーンで登場していました。

川に下りてみたら偶然この電車が通過するところで運良く撮影できました。
この辺りの荒川はかなりの急流でゴムボートに乗って川下りをしている一団を見ましたが、あまりに流れが急でどっちが前だかわらかないぐらいくるくる回りながら下っているような状態で、転覆しないか見ていて心配になるぐらいでした。

この後はNさんの車で、花火のシーンの偏照寺に。
偏照寺は長瀞(秋の)七草寺の1つで葛のお寺なことから、くず寺とも呼ばれているそうで、途中の看板も「葛寺」「葛のお寺」のように表記されていました。
これから行く方は要注意。

列車だと上長瀞の2つ先の野上駅から徒歩40分だそうで、車がないといけない場所なのでNさんには感謝です。

くず寺に寄った後は、花園ICに出て関越道経由で所沢まで戻り、東所沢の駅まで送ってもらって武蔵野線・登戸経由で帰宅しました。
途中、高坂SAで休憩したり、関越道が渋滞気味でだったものの、東所沢からの電車の乗継が偶然にもベストなタイミングで、乗り換え待ちが全然なく偏照寺を出てから4時間強で帰って来れました。

ちなみに所沢から車で長瀞へは秩父経由の電車沿いのルートではなく、深谷経由の方が距離的にも近いそうで。

07/9/16 2:30UP

コメント一覧

きよぴ
こんにちは
吾野までは昭和4年の開業でしたか。ずいぶん歴史があるんですねー。
しかも吾野の辺りもそれなりに山の中だった感じですし。
イエロー101系は幼少の頃に鶴見線や南武線で乗ったのを結構鮮明に覚えているので懐かしいですね。
復活したら行ってみたいですね。
浜川崎線ワンマン車カラーも是非に。3両だけどアセ

DK-Kawachi@高円寺
http://dkkawachi.blog58.fc2.com/
このコメントを書いた前日に西武秩父線を乗り通してきました。
行程の都合上、秩父鉄道には乗れませんでしたが・・・。

起点が吾野駅にあるのは歴史上の経緯があるようで、吾野までは昭和4年に西武鉄道の前身である武蔵野鉄道によって建設されたもので、吾野~西武秩父は40年後の昭和44年に建設されたとのことです。
かつては軽井沢まで伸ばす構想があったそうですが、実現されず現在に至っているそうです。

あんまり書くと私のブログネタがなくなってしまうので以下略・・・汗。

>1000系
今はオレンジだけですが、11月頃までにもうスカイブルーとイエローの編成が1本ずつ登場するので、秩父鉄道はその時に乗ってみようかと思ってます。
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