(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

携帯電話ナンバーポータビリティ(その2)

1ヶ月ほど前に「携帯電話ナンバーポータビリティを考える」を書きましたが、それから約1ヶ月が過ぎMNPがはじまりソフトバンクモバイル(以下SBM)が奇策をうつなど状況が変わってきました。

発表された奇策の中ではSBM内通話定額の「ゴールドプラン」が注目されていますが本当にお得なのはAUの1Xのプランをコピったオレンジプラン(X)の方かなと・・・。AU移行の方向で考えていましたが、オレンジプラン(X)に変更してSBM残留も手かな・・という感もします。
とはいえ、今回の発表が明らかに前から練っていたというよりも思いつき的な朝令暮改で現場(ショップやお客様センター)への周知がされていない点をなど疑問を感じます。
「現場への周知徹底がされていない→顧客への説明・案内が統一されていない。誤案内が生じる」事になるわけですが、こういう誤案内の類は結局のところ「間違って案内された客の方が悪い」で終わるものなので非常に不安を感じます。

また注目されているゴールドプランの定価は月額9600円(2007年1月15日までに加入すれば、70%引きの2880円)というのも、いくらSBM内準定額といえども決して安くない他社通話料を見ればとても9600円の価値のない、割引前提の価格であることも疑問を感じます。
適用実績のない価格を定価として定め、そこからキャンペーン???円引と広告する手法はADSLの値引き合戦の時に行政指導が入った記憶があるのですが・・・
あくまで定価は9600円という事で将来値上げ幅はともかく値上げが出来てしまうのではないか?という不安要素もあります。

また他社通話料も当初1分換算30~60円だったのを、急遽1分換算40円に変更しましたが、30円→40円と値上げになった時間帯があるのも注意点です。
値上げになったのは平日深夜2~8時という限られた時間帯のみで影響は薄いと想定されるとはいえ、問題なのは「ユーザー側に不利になる値上げという行為」を年間契約系の違約金や機種の割賦販売という形でユーザーを縛った上で行っていることです。
このような施策・手法はボーダフォン時代にボーダ携帯間1分5円の「ハッピータイム」を実質値上げとなる改定を行った際に批判されたはずですが・・・(この時は批判によりハッピーボーナスの違約金なしの中途解約に応じた)

このような「顧客との約束」を自社の都合で一方的に反故にするというのは、JR東日本が平成13年に行ったスーパーホリデーパス廃止問題が思い起こされます。
この時も時刻表・チラシなどの媒体には「平成14年3月末まで発売・利用可」と自ら期限を区切り宣伝していたのにも関らず、この期限を一方的に反故にして平成13年11月一杯で突如廃止した事にも通じる厭らしさ・企業としての放漫さ・いい加減さ・信頼性のなさを感じます。
ちなみにこの時も「おトクなきっぷ 使いやすく&わかりやすく計画」という名の下に行われた事も今回のSBMのように「一見利用者へのサービス改善を匂わしている」のも共通する感があるのが気になりますね。
廃止や改定が悪いというのではなくその手法や不誠実さが問題なのです。

先日ある方とたまたまSBMの件が話題になり、一連の動きとそれに対する報道に対し「ソフトバンク携帯を使っていることを人前で堂々と言えなくなる。人間性を疑われるんじゃないか」とその方が冗談ぽく話していましたが、あながち冗談とも言えなくなる様な感すらします。
7年強使っているので長期利用割引がリセットされることやオレンジプラン(X)のお得さも惹かれますがそれ以上に「この企業と契約を続けサービスを利用し続けるに足ると判断できるのか」というのも考えるべきものなのかなと。

とりあえずAUのプランを検討してみると
****************
基本料金 プランS 家族割・年割適用 3133円 (うち2000円は通話料) 
ダブル定額ライト 1050円
EZWIN 315円
通話明細 105円
Love9CUBE 315円
------------
合計  4918円
****************

ってな感じかな~というところですね。いままでの請求金額が5000円前後ぐらいだったのでいまと較べて激的に安くなる。という訳ではないですが、付加サービスや使い勝手は良くなりそうなのは期待できます。
MNP開始前日の10月23日にショップで仮予約を済ませておいたので、2100円分のポイントが支度金?として付くのは嬉しいところですね。SBMの利用年数X300Pみたいな感じでポイントが追加されれば更に嬉しいとこなんですが。

今まで使っていた「ホリデーコール60」という土休日超有利なプランを捨てるのは利用期間がリセットされる事以上に勿体なさ・名残惜しさはありますが、ここ近年は一頃の様に長電話とかもせず、どちらかといえば日常のちょっとした連絡が主体で「土休日超有利」のメリットをあまり享受していないのを思えばやはり変え時なのかなとも思わないでもないです。そもそもウィルコムと2台持ちしてますしね。


W45T 東芝製 のパンフレット


開いてみたところ。
A4ページ1面使ったこの写真もなかなかグッと来るものがありますが、私としては「女の魅力は笑顔(by師匠)」のW44Tの表紙の方がよりお気に入りです。
どうやら「ユメクイ」の着メロ(着うた?)が最初から入っている感ですね?

せっかく大塚愛ちんがCMやってるんだから着メロとか「ぽんちわ~」のような着ボイスが最初からプリインストールされていればいいと思うんですけどね~。
MP3ファイルとかを元に自分で作る方法もあるらしいので、録画とかを元に作ってみるか・・・

W44Tと違いBT非対応なのは残念ですが、本体のデザインはこちらの方が私好みですね。
東芝サイトで見れるメイキングで「音がいい」というような事を言ってると、全体的にW44Tの時よりも「お勧め感」が出ているのも期待できますね。
こういうのは台詞がある程度最初から決まっている可能性もありますが「音がいい」とかミュージシャンとして根幹に関るであろう部分でよくないものをいいとは言わないと思うので・・・。
というよりも「あいちんの言うことに間違えなし」という事で・・・

06/11/12 UP

コメント一覧

きよぴ
>W45Tは対応できるサービスは1世代前程度で・・(中略)・・持ちやすかったのが印象でした。

なるほど~。1世代前ですか・・。小さくて持ちやすいというのは魅力的ですね。私もちょっと実機を触れるお店に行って試してみようかな・・
機能としては、フェリカ対応とかワンセグとかは拘らない(あれば便利そうだけどなくても別に・・)ですが、45Tは非対応のEZチャンネルプラスという、通信料込み315円でニュースや天気予報が自動配信されるサービスは魅力的ですね。SBMの2Gで「ステーション」というニュース・天気予報や豆情報が定額料105円で自動配信されるサービスを便利に活用しているもので。

>w-zero3
そうですね。確かに携帯電話機としては大きいです。通話する時手に持ってると大きくて大変です。なので通話の際はイヤホンマイクを使ってます。歩きながらとか電車で立ってる時にメール打つのはちょっときついかもです。
最近気が付いたのですが無線LANを使えば通話しながらネットを見れるのは便利かも。(でも電池喰います)
W-ZERO3[es]の方は私としてはやはり無印03に較べると画面が小さいのが気になりますね。携帯との2台持ちで「携帯電話機」としてよりも主にPDA的に使うなら画面の大きいw-zero3の方が便利では?という感もしますね。

>SBM
MNPの速報値で思ったより減ってない感がするのはちょっと予想外かなと。AUの純増10万は8割は対ドコモだし
DK-Kawachi
http://dkkawachi.blog58.fc2.com/
12日にヨドバシ梅田で携帯を見てきました。

いくつかの機種は実機で触ってきたのですが、ワンセグ対応のW43Hは新しいサービスに対応できるのは良いのですが、持ちにくい印象です。

W45Tは対応できるサービスは1世代前程度で、大きさもW43Hより僅かに小さいのですが、持ちやすかったのが印象でした。

ウィルコムも2機種触ってきましたが、W-ZERO3はPDAベースなので機能は十分以上ですが、如何せん大き過ぎます!
携帯で慣れるとあの大きさはやや躊躇われる大きさですね。

もう一つはW-ZERO3[es]ですが、携帯に比べればまだ大きいものの、個人的には気になるモデルですね・・・。

SBMに纏わる騒動は、ソフトバンクではYahoo!BB以来続けられて手法なので、携帯でも通じるだろうと思ってやったら大批判を浴びたと言う感じですね。

まあ、この話題を引っ張るとアレなので自身のブログにでも書いてみようかと思います・・・。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「スマートフォン・携帯電話の話題(mobile phone)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事