(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

08年8月水戸といわきの旅・その9・スーパービュー251系で家路に)最終回

前回から続く

さて国府津行きの湘南新宿ラインを新宿で下車。
ここから「旧・湘南新宿ライナー」こと、「ホームライナー小田原23号」に乗り換えです。

新宿20時30分の列車は2004年3月からは「スーパービュー踊り子」用の251系で運転されるという貴重な列車です。それ以前は185系7両だったので混雑してイマイチでした。

ちなみに新宿発着の東海道線ライナーは、21時30分の便に「スーパーあずさ」用のE351系が使われていました。
私はJR東日本の特急車両の中ではE351系が一番好きなこともあり、以前は夜帰る際によく乗ったものですが、残念な事に今年の春に撤退。
しかも今は185系7両になったそうで最悪・・。

普段都心から夜帰る際は、小田急か高速バスが基本ですが、18きっぷ利用時などJRで帰る際の使える列車が消えてしまい、JR利用のメリットがまた一つ減りました。



ライナー号の発車する「5・6番線ホーム」は新宿駅の外れにあり不便です。しか~し、今回は湘南新宿ラインのグリーン車から乗り換えたので、新南口に結ぶ連絡通路経由ですぐに乗り換え出来ました。

ホームの係員に「グリーン車には何号車から乗るんですか?」と尋ねると、「普通車と同じ列から乗ってください」とな・・。

ちなみに編成は、1・2号車がグリーン車、3・4号車が渋谷乗車、5~10号車は新宿乗車の車両です。




グリーン車(1号車2階)の室内です。
JR東日本の特急車両としては、珍しく1+2の3列。
1階部分はラウンジがあるそうですが、閉鎖され入れないようになっています。

ここはやはり展望席に乗るとします。
展望席も1+2配置(海側が1人席)で2列。
最前列は窓側が2席とも埋まっていたので、2列目の2人席の通路側に座る事に。
視点が高いので眺望はイマイチです。

さて新宿を発車して渋谷に停車。
グリーン車に乗ってくる人は少なく、「満員だったらどうしょう」と心配したのが無意味なほどガラガラな状態。

武蔵小杉の駅設置予定と思われる場所で、ミュージックフォーンのようなものを鳴らしつつ徐行で走行。この辺りまでは湘南新宿ラインと同じですが、ライナーの見せ場はこの先の貨物線区間。

武蔵野南線に移り新川崎駅の横を通過。
東海道線列車と併走しつつ鶴見駅の横を通過。京急生麦駅の辺りで地下トンネルに。
地上に出て貨物ターミナルの横浜羽沢駅を通過し、再びトンネル。
ようやく地上に出て東戸塚駅の横を通過。

線路としては横浜羽沢駅以外に横浜線大口駅・相鉄線上星川駅付近で地上に出るものの、シェルターに覆われているので見た目はトンネルと一緒です。
シェルター区間は走行音と側壁の雰囲気が微妙に変わるのと、トンネル内では入らない携帯電話やPHSの電波が入るので、注意していれば乗ってて違いが分かります。




座席の下になにやら収納されているようだ・・と引っ張り出してみると、なんと脚載せ(レッグレスト)が付いていました。これはなかなか楽です。

大宮→新宿の列車で買っておいたコーラと、水戸で買ったお菓子を食べながら過ごします。
普通列車のグリーン車は車内販売がありますが、ライナー号のグリーン車は車内販売がないのが残念です。


渋谷を出て最初の停車駅・藤沢の手前で
「大船付近の踏切で危険を知らせる信号を感知したために、東海道線は遅れています」
との放送が・・・。




茅ヶ崎停車中の様子。
茅ヶ崎では下り貨物線から東海道下り線に平面交差で移ります。
(ちなみに、新宿行ライナー号で国府津や平塚停車の列車は配線の関係で平塚を出てすぐに貨物線に入ります)


東海道線が遅れているときは、所定の順番通りになるように足止めを喰らうのがセオリーですが、今回はすぐに発車。
「東海道線が乱れている」と言ってもそうでもないのかな?
と思います。

二宮までは順調だったものの、国府津駅の手前で足止めを喰らいストップ。
放送では「御殿場線沼津行は接続を取って発車します」と案内があり一安心です。

ダメならそのまま小田原まで乗って、小田急で松田に出るつもりなので
「乗り換えようと思って降りたら、発車したばかり」というのは一番困るので・・・。



結局、約8分遅れで国府津駅に到着。



こちらは予備用の窓なしドア。
内側には
「このドアは終着駅以外では開きません」「ライナー号は開きます」
と注意書きが書いてあります。


御殿場線に乗り換え車内で発車を待っていると、本来私の乗るライナー号の前に着いているはずの列車が到着。どうやら順番を変えていたよう。

結局、御殿場線も4番線到着の湘南新宿ラインの接続を取って9分遅れで発車。
22時30分前ごろに家に無事に到着。

という事で2日間に渡る「水戸といわきの旅」が終わりました。
今回は出発前夜にほとんど寝てない影響か、2日目の後半はかなり疲れが出てしまいました。

1月の新潟旅行の際は、事前の心配をよそに全然疲れた気がしなかったのとは対照的。
しかし計算してみると、2日目の「水戸→いわき→郡山→宇都宮→新宿→国府津」は約500キロも。
そんなに長丁場の移動だとは思ってなかっただけにビックリ。
磐越西線経由で新潟に行くのとあまり変らない距離です。


<おわり>

********
今回の行程
8月18日
御殿場線→国府津6:32 
国府津6:42→東京8:07 東海道線
東京8:10頃→上野8:20頃 山手線 遅れ
上野9:08→水戸11:21 常磐線 勝田行

水戸13:32→大洗12:46 大洗行(マリンライナーはまなす)

大洗駅13:35→祝町13:45 大洗町循環バス・海遊号

那珂湊14:56→阿字ヶ浦15:07  湊線
阿字ヶ浦16:33→勝田17:00  湊線 
勝田17:15→水戸17:22 常磐線水戸行

水戸18:15→勝田18:20 常磐線いわき行
勝田18:30→那珂湊18:45 湊線

8月19日
水戸8:18→いわき9:51 常磐線いわき行

いわき13:13→郡山14:48 磐越東線郡山行
郡山15:20→黒磯16:23 東北線黒磯行
黒磯16:35→宇都宮17:26 東北線通勤快速上野行
宇都宮18:14→大宮19:32 東北線上野行
大宮19:36→新宿20:07 新宿経由国府津行

新宿20:30→国府津21:51(国府津着8分遅れ) ホームライナー小田原23号
国府津21:59→御殿場線(国府津発9分遅れ)


*****
08年8月水戸といわきの旅・その1
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08/9/1 1:49UP

コメント一覧

きよぴ
E351系ライナーが消えてしまい、乗り得ライナー(普通車・グリーン車共に)が、251系しかなくなってしまったのは残念ですね。
185系のグリーン車も「腐っても鯛」じゃぁないですが、E231系などのグリーン車よりも快適ではありますが・・・。

ちなみに251系使用列車は上りは小田原から貨物線走行という、これまた珍しいパターンなので、こちらも乗ってみたいものです。


それにしても、リニューアル時に2+2列配置にならなかったのは意外です。
もしかして構造的に無理なのか??
観光向け特急なのに1+2配置なのは、255系や351系が2+2配置なのと較べて、面白いとうか豪華でお得ですね。

この大きい座席に、大きいモリゾーを座らせて写真を撮りたいものです。
座ってるシーンをホームからも・・。
MAKIKYU@Sendai
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんばんは、現在仙台からアクセスしているMAKIKYUです。

宇都宮線・高崎線方面~東海道本線方面をグリーン車利用で、新宿駅でライナーに乗り継ぐのはなかなか面白い発想で、この記事とほぼ同様の事を、こちらも先日宇都宮からの帰りで試してみましたが、北関東方面~新宿間で2階建てグリーン車に乗車した後、SVOのグリーン車に乗車できるのであれば、グリーン料金が平日料金適用でも、充分許容できるものですね。

またライナー利用者の大半は、わざわざグリーン車に乗車しなくても、251系自体が普通列車グリーン車と同レベルと言えますし、グリーン車が2両も連結されている事も、グリーン車が閑散としている要因かと思いますが、座席は非常に豪華ですし、北関東方面からの帰りなら穴場と感じたものです。

その上ライナーは通常の列車が経由しない羽沢経由の貨物線を経由するなど、趣味的にもなかなか興味深い存在で。機会があればまた乗車したいと感じたものですが、251系の座席がこちらには余りに大き過ぎ、体が収まらずに落ち着かないと感じたのは、贅沢過ぎる悩みでしょうか?
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