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平成30年5月28日の食事(いちょう団地のベトナム料理)

さて今回は食事シリーズ。5月28日月曜日に行ったいちょう団地のベトナム料理店です。
大和市と横浜市にまたがるいちょう団地にはかってのベトナム戦争期に日本に渡ってきたベトナム人居住者が多く、本格的なベトナム料理が庶民派価格で味わえる。という耳にします。
そういう話なら是非に行ってみなくては・・ということで行ってみるとします

ちなみに大和市は人口の38人に1人が外国籍。そのルーツは80か国に渡る(大和市サイト内記述)という国際都市。たぶんヤマトンも子供の会話レベルなら6言語ぐらいは普通に喋れるのでしょう。

さてまずは小田急江ノ島線の高座渋谷駅に。



高座渋谷といえば、大和市民ギャグ的なもので「高座渋谷の人は何処に住んでるか聞かれると『渋谷』と答える」とか小田急線下りで「このきっぷで渋谷まで」とか乗り越し精算を頼んで車掌を驚かせる。という話がありますが、この辺りを渋谷と呼ぶのは中世の武士の姓が由来。で1891年に渋谷村が誕生。

大和市は、下鶴間・上草柳・下草柳・深見が合併した鶴見村(1891年に大和村に改称、後に町制)が1956年に渋谷村北部と合併して、現在の市域が確立。渋谷村南部(長後など)は藤沢市と合併。

とまぁ「渋谷」という名前はこの辺りでは歴史ある地名のようで・・・。
ちなみに西口の再開発ビルにはハチ公がいるそうですが、今回は東口(藤沢に向かって左側)に出ます。



これから行くベトナム料理店はこの地図では左上の緑橋を渡って横浜市側に入った側。
ウォーキングの途中で寄ることもできますね

しかしこの看板、ヤマトンのイラストが入っていない・・

さて高座渋谷駅を降りて地図を頼りにいちょう団地を目指します。
バスもありますが40分に1本程度なので注意

以前は大和駅や市役所の方からいちょう団地行きがそれなりの本数あったそうですが路線再編でなくなったそうで、納得がいかんので歩くトン。

裏道のようなところを進むつつ、南大和病院の駐車場の前やトウモロコシ畑の間を抜けて、神社の森を抜けて・・と長閑な風景の中を歩くと・・



小ぶりなOKストア(格安スーパー)が現れます



OKストアの先で先ほどまでの長閑な風景が嘘のような高層住宅が広がる風景が現れます。
ここで境川を渡れる緑橋があります。
国境のごとく緑橋を渡ると横浜市。

橋のところにヤマトンの看板を設置して欲しいですね
「ここから横浜市」「ようこそ大和市」みたいな感じで6か国語ぐらいで。



国境というか市境を超えて大和市から横浜市に入るとそこは異国と言わんばかりに、シンガポールの住宅地区かのような高層住宅が立ち並ぶ風景に。
道脇でアジア系外国人男性が4人ぐらい座っていてて、一人が携帯で電話して日本人英語的な発音で「ハロー??」「ハロー!?」と言ってる光景に遭遇してアジアな雰囲気を感じます。

この長閑な風景から森を抜けると高層住宅群が現れる風景はアジア感というか異国情緒ですね。

実のところいちょう団地は横浜市と大和市にまたがっていて、この写真でも川の右側の大和市側にも団地が並んでいる光景が見えますね。



団地の中を歩いて目当てのお店「タンハー」に到着。
この写真だと日本じゃないように見えますが・・
写っていない左側にはカタカナで「タンハー」と書いてあって、横浜市泉区上飯田町3050と住所も書かれている、日越折衷スタイルです

早速店内に入るとします



食品店兼食堂というスタイルのお店。
店内で食べる際は長テーブルに適当に座るスタイル。注文は席でする普通の食堂スタイルです。
向こうではこういうスタイルのお店はよくあるのかな??

香港郊外の士多(ストアー)とかで軽食が食べれる食品店とかあったような

店内のテレビでベトナムぽい番組がかかっていてなかなかいい雰囲気ですね。インターネットTVとかかな?



テーブルの上に分厚いアルバム状のメニューがあるので注文するものを決めますが・・・
メニューの種類がすごく多い
しかも各料理写真と日本語の説明が入っています

値段はメイン料理は大体600円~900円が主体



今回は上のメニュー左側のブンチャージョオ(600円)を注文
右側の甘いたれをかけて食べる混ぜ麺のようなもの。

ベトナムと言えばフォーが有名ですが、紀行作家の下川裕二氏の講演によれば、現地では「ブン」という麺料理もポピュラーだそうで・・。ブンのメニューを頼んでみました

ブンは米粉のひやむぎ状の麺で柔らかいです。揚げ春巻きが載っているのが食べ応えがありますね。



食べていたらお店のおばちゃんが「味が薄いですか~」と言いながらこの甘酢水(ヌクチャム)を勧めてくれました。たれが足りないかな~という感じだったので丁度良かったです

右は追加したココナッツジュース。日本ではココナッツジュースは珍しいので・・



飲み物はメニューから注文できるコーヒーなどの他に、冷蔵ケースで冷やしてある飲み物をお店の人に断ってとっていいシステムみたいで・・缶ソフトドリンクは200円・アルコール類は300円と思われますね
333というベトナムビールもありました



「木曜日は休みます」だけ日本語なのが妙に目立ちますね・・・

他にベトナム風サンドイッチ、パインミーとか食べてみたかったのですが、一人なので控えておくとします。
数人で行ってシェアして食べると種類が楽しめるかも。



メニューにはホットガーロン(孵化前の鶏の胎児のようなもの)もありました
昔、美味しんぼの漫画でみた「ホビロン」(孵化前のアヒル)のようなものが、日本で食べられるとは・・
栄養があって良いそうですが10個1500円は何気にハードルが高いですね。
4個700円ぐらいで売ってくれれば2~3人いれば手が出せそうですが

近隣の養鶏場とかに特別注文して有精卵を回してもらってるでしょうかね?

次回は他の料理を食べに行きたいですね。

*******

このお店は知る人ぞ知る有名店のようで、ネット検索で行った人のレビューが色々見つかります。
ベトナム人のたまり場みたいな雰囲気で・・とか書かれているのをよく見ますが、私が行ったのは平日の18時頃だったからか、噂を聞きつけて来た日本人が他に2組という状態でした。

日本では2020年を目指して訪日外国人対応やおもてなしが叫ばれますが、このお店は「写真入りメニュー+日本語の解説付」、ベトナム人のおばちゃんの接客もフレンドリーで、おもてなしや国際化という面で学ぶところも多いように思います。

いちょう団地への行き方は色々ありますが、前述したように大和・鶴間駅からのバスは今はなし(路線維持状態)。戸塚駅・いずみ野駅・長後駅からバス。もしくは今回紹介した高座渋谷駅からの徒歩。
といったところのようですが、行きは大和市から横浜市に抜けたところで団地群がどーんという雰囲気を楽しめる高座渋谷駅からの徒歩をお勧めしたいです
私は帰りは徒歩3分ぐらいの台村バス停からいずみ野駅行きに乗りました。

ちなみにいちょう団地のベトナム料理店はネット検索では団地内に今回紹介したタンハーともう1軒。高座渋谷駅近くに1軒の3軒ある模様。大和市側も含めて他の珍しい外国料理のお店なども気になるところですが、あるのでしょうか??

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2018/6/7 1:20(JST)
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