勝利が与えてくれるもの（本日の結果）

どんなにエラーをしても、どんなに打てなくても、チームとして勝つということの意味は本当に大きい。君たちは今日、身を持って感じたはずだ。

邑　久｜１００｜２０３｜１０１｜８
芳　泉｜０１１｜１００｜００２｜５

（投手）小関　－　（捕手）荘羽

３塁打　土井
２塁打　荘羽、奥田２、橋本

（試合前の監督との打ち合わせ）


（やってやるの気持ちが溢れた試合開始）



◆戦評
とにかく勝てたことが大きい。
個人個人の反省は自分自身でしてもらうこととして、攻撃がつながったのは大きいと思う。
特に１回と４回は２アウトから得点をものにしている。これはチームに勢いを与えた。１アウトから送りバントをきめて、タイムリーで得点を重ねるのは、相手へのダメージが大きいものだ。そんなときはきまって相手のエラーが絡んで、点が転がり込んだりする。相手の嫌がることができていたと思う。

（打撃陣）
今日は二ケタ安打を記録した。
その中でも、奥田君の先制の２塁打は見事な４番の仕事だったと思う。

また、１年生ながら藤岡君はしぶとくセンターへ返すバッティングで３安打２打点をマークした。そして途中出場の土井君はバッティングに悩んでいたらしいが、兄たちのアドバイスを活かし、そんなことは微塵も感じさせない勝負強さで２安打２打点の大活躍であった。

（守備陣）
最高の立ち上がりを見せた小関君。
気合いも入って調子よさそうに見えました。
女房役の荘羽君との呼吸も合っていたと思います。
特にそれを感じたのが７回裏の守備の時でした。サインに首を振ることが無く、気持ちよさそうに投げ、２三振とセカンドフライに抑えた時は、圧巻だったと思います。

（「ヘッドスライディングは人に任せろ」小関君）



（泥だらけがかっこいい荘羽君）



【Ｅ組の戦績】
１位　２勝０敗　関西
１位　２勝０敗　白陵
３位　１勝２敗　邑久
３位　１勝２敗　芳泉
５位　０勝２敗　緑陽

勝つことが可能性を残してくれる。今日打てなくて、守れなくて、悔しくてたまらない選手もいるかもしれない。
しかし、勝ったことで可能性は残された。挽回のチャンスは、いつか来る。
厳しい戦いが続くが、今自分たちが残した結果だから、それは現実として受け止めよう。
そして、次の緑陽戦に勝って結果を待とう。

県大会に行く気持ちをそれぞれが強く持って、やれることをやっていこう。
この旗は君たちを見守っている。



芳泉の背番号１３番の選手が、試合の後黙々とスタンドのごみ拾いをしてくれた。
僕はありがとうと言ってその選手からごみを受け取って帰った。


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いつもありがとうございます。