原田知世 5

2012年10月30日 | 似顔絵

「 だぁ~れ~ だぁッ? 」

毎回描き終える度、家族に問いかける言葉。
今度こそはと、力入れ描くが・・・

返ってくる言葉もいつもと同じ。
「誰 それ?」

仕方なく、絵のモデルとなっていただいた方の名を言う。
えっ!と言うと、まじまじ絵をにらんだ後、「似てないッ!」と。

一応似顔絵として描いている色鉛筆画である。肩が凝るぐらい力入れ描いた絵である。
それがたった一言、
「 誰 それ? 」

うッ・・ ゥヴァガーン! ()  またしても・・・

小さな声で「はらだともよ・・・」と言えば、「うっそー!」「どこがーっ」がこだまする。

確かに・・・


ミラ・ジョンヴォヴィチ

2012年10月25日 | 似顔絵

ご存知、映画『バイオ・ハザード』で次々と襲いかかるゾンビをバッタバッタとなぎ倒すっぅお~いお姉ちゃんである。
『バイオ・ハザード』、日本が誇るテレビゲーム(サババルアクションホラーゲーム)を映画化したものである。
お話は、ある兵器産業の企業が開発した生物兵器用の新ウイルスが漏れ出して、感染した人がバイオハザード=バケモノ化し、人々を襲い始める。また襲われた人もバイオハザード化し人々を襲う。まっひらたく言えば、現代版ドラキュラ物語である。
追い詰められた主人公が、手にした銃で次々とバケモノを吹っ飛ばす。
ゲームでは己自身なのだが、映画ではきれいな女性が主人公。その主人公をちょっと舌をかみそうな名前のミラ・ジョンヴォヴィチさんが演じている。
写真では銃を抱えたカッコイイ全身姿なのだが、見つめるだけでゾンビのハートを射抜いてしまいそうな魅力的な目に惚れ込み、今回は顔のみの絵とした。まっ 全身描くのがめんどくさいというのが主な理由だが

おかげでだいぶ色鉛筆の使用量が減り、財布に優しい絵になった。今はやりのecoである。
おまけに全身どころか髪の毛の色も、塗る面積、量も、皮膚の色も、背景色もeco化、総じて『eco画』に仕上がった。
なんせ最近画用紙に描くことが多くなり、あのやすりの様な表面ザラザラなおかげで特に肌色・桃色・赤に朱・青に茶色にこげ茶の各色鉛筆の長さが小指より短く・・・
不器用な私ゆえ、鉛筆削らず指切りそう


大滝秀治

2012年10月19日 | 似顔絵

今日の絵は、先日お亡くなりになった俳優の『大滝秀治』さん。

関根勤さんの物真似でおなじみの、あの独特な声の持ち主である。尚、この物真似は大滝秀治さん本人公認とか。
新聞やWikipediaなど読めば、あの独特な声で大滝さんが役者になろうとした時、劇団民芸創設者の宇野重吉さんに、「おまえの声は壊れたハーモニカのようだから、演劇には向かないと思う」と評され、最初は裏方や悪役の時代が長かったとか。 ・・・う~ん 確かに ^^;
が、後にあの声ながら劇団民芸のかんばん役者のひとりとして活躍、映画、TVドラマ、コマーシャルなどにも多数出演し、数々の賞も受賞し、我が国の役者の中でも押しも押されぬ名俳優に♪
もし大滝さんが美声の持ち主だったら・・・
あはは やめとこ ^^;

上記のようにいろいろな賞を受けたほど有名な大滝さんだが、私的に有名になったのは二谷英明さん主演のTV刑事ドラマ『特捜最前線』で、怖い顔ながら人情味豊かな刑事さん役で出演された時から。
悪役は悪役、上田吉次郎、新藤栄太郎、そして大滝秀治さん、この三人が悪役、敵役からいい役(?)に変身して出演ドラマを観た時。こいつにゃたまげた、今までは美形=いい顔、主役顔、悪相=悪役専科のの俳優業。いくら芝居がうまくても悪役専科は主役になれなかったのだが、この頃から美形以外でも芝居がうまけりゃ個性的俳優と呼ばれ、主役で数々の面白い作品が世に出た。
大滝秀治さんのあの声、たしかに主役の声じゃない。けど主役を食っちゃうほどの個性的な声。
昔、美形=主役・二枚目、他は悪役・切られ役
今じゃ個性が主役時代、美形はただのただの人。
悪役=悪人じゃないのねって。^^;

最後にご出演された映画は、今年夏に封切りされた高倉健主演の『あなた』
この後、病で倒れ病床に伏したが、亡くなる寸前まで次の映画作品への出演を願っていたという。
ほんと俳優って職業が好きだった人なんだな。
なぜだか私の絵も、大俳優大滝秀治ならぬ近所の『好々爺』♪
つまり・・・ 似てない (T0T)


ミント (別名:ぽんた)

2012年10月11日 | 徘徊老人のつぶやき

 依頼され、描いた友人とこの愛犬の肖像画。
名は『ミント』
生後三か月のポメラニアンのオスである。

 友人の家ではこの犬より前に、家族同様に長年飼われていた犬がいた。
名は『タロウ』。
利口な紀州犬(秋田)犬であったらしく、当のご主人様より家族にかわいがられていたのだが、さすがのお犬様も寄る年波に勝てずに永眠した。ちょうどその頃、私が真似事にでも下手な絵をやり出したころである。
そこで記念にというわけではないが、その『タロウ』くんの肖像画を描いた。
今見れば自分ながら恥ずかしいような絵である。まーよくこんな絵をひとにあげられたものだ^^;。
しかし先方も、下手な絵でも息子のようにかわいがった犬の肖像画、捨てられずに捨てられず、来客室に飾ってくれたのだが、当時でも見れば見るほど下手で、もー穴があったら・・・ っう感じ。
 そこで、最初の『タロウ』の絵を描いたころに比べりゃ多少なりとも腕が上がったかも半と思った半年後、再度『タロウ』の絵に挑戦し、友人に進呈。
まっ こちらも今見れば穴があったら入りたくなるような絵なのであるが、一応よろこんでいただいた。

 さて、数日前のことである。
毎度ながら主のいなくなった大きな空き犬舎横を通り友人宅へ。
「ねー ねー みて♪ このタヌキのような真ん丸の目に見つめられて、つい買っちゃった♪」と、小さき白いものを抱いた奥さん。
この白きものが今日の絵のモデルの『ミント』くん。
まっ 実際の購入者兼飼い主は娘さんらしいのだが^^;
おっ! たしかにタヌキ♪

 友人と奥さんは、「かわいいでしょ」「かわいいでしょ」と連発しながら、私に抱かれ、落ち着きなく動き回るタヌキをケータイのカメラで激写。
「メール送るから、このこも描いて。『タロウ』と一緒に並べて飾るから♪」

 並べて飾られると絵の進歩が一目で判る。あは^^; もし『タロウ』より見劣りしたならら^^;
しかし当時、私の携帯故障中でメールのやり取りができない。そこで泣く泣く新規購入し、届かなかったメールが無事手元に。
って・・・ おいおい、どれもまともに写ってないぞ(;一_一)

 

※ 追記 (訂正)
先ほど飼い主より
『タロウ』なる犬は秋田犬である
とのメール。
 あははは スマン ^^;Λ


ねえちゃんへのウェルカムボード

2012年10月05日 | 徘徊老人のつぶやき

わが家のねえちゃん(娘)が婚姻届にハンコを押し、両親・おばあさん・義妹が同居する相手側(婿さん)の家に転がり込んで早ひと月・・・。

なに? 「娘が嫁いでさびしいか?」 ってか。

とーんでも ねー! だって娘の嫁ぎ先は目と鼻の先、娘が毎日勤務先へと通う途中にあり、何かと用事をつけ、毎日のようにお越しになる。
一番の理由が、かあちゃん(妻)の母親(ばあちゃん)が病気高齢で介護が必要になり、この9月から我が家に同居。『ばあちゃん子』であるねえちゃんが、そのばあちゃんの夕食時の食事介護に寄ってくれるのだ。
まー、相手側のご両親も承諾済みtのことで、ありがたいって言えばありがたいのだが・・・、もしこれが恒例化し、介護の必要がなくなっても『パブロフの犬』、通勤途中でわが家を見たら、『ワン♪』っうことになれば、入籍したものの挙式前、アハハ こりゃヤバイ^^;

挙式まだなんですよ、二人の予定はで来年の一月下旬。
ふ~ っ(;一。一)、式も挙げずに同居って・・・ これも時代なんでしょうか。^^;

まっ、二人の間ではいろいろ話は進んでいるみたいで、その二人から「結婚式に使うウェルカムボードの絵を描いてくれ」と言われた。
たこじろう(次男)の時にも言われたが、その時は『ウェルカムボード』そのものの存在も知らず、ナニ描けばいいかも知らず、前に描いておいた二人の鉛筆画でお茶を濁した。
そんなことで、以後ブライダルショップなどの前を通る時はドレスなど飾ってあるショーウィンドーの中も見るようになり、一緒に飾ってある『ウェルカムボード』もなんなのか、多少はわかるようになった。
まっ、たこじろうには申し訳ないが、そんなわけで今回は承諾。
が・・・ ねえちゃん手厳しい。
描くやつ、描くやつ、つぎつぎボツ宣言!
20枚目めちかくで、ようやくこんなマンガチックな絵でOKサイン。
ああ シンド^^;