電動カートは 交通弱者 買い物難民を救う

高齢化と買い物難民の因果関係は深い。コミュニティーバスより便利で自由にお出かけできる電動カートのエピソードなど。

高齢者の協力が未来の日本を救う

2021年02月28日 | 日記
●人生100年時代と言われるように成りました。
2020年の統計では8万人余が100歳を数えています。
65歳以上の高齢者人口は3,588万人、そのうち介護認定者は658万人(2019年)です。

●年金が問題化されていますが、もっと深刻なのは介護保険の方だと思います。
ご存知のとおり、要支援1に認定されると約5万円/月間、7段階の要介護5が最高で約35万円/月間の限度額が設定されています。
高齢者の80%以上が無職ですから、かなりの予算が必要とされています。

●この状況はどう考えても財政的破綻を招くことは明白です。
高齢者の皆さんがいつまでも健康であれば問題ないですが・・・

●ご自身の若さを保つためと経済活性化のために
平日の昼間、どしどし観光地に出ようではありませんか。
歩くことが億劫であれば是非携行型電動カートの併用活用でご自身の認知症発症を抑制して下さい。

コロナは怖いです、しかし認知症の発症はもっと深刻な問題をはらんでいないでしょうか。

どうか孫子の代に思いを馳せて下さい・・・

高齢者の交通難民をなくすには・・・

2021年01月19日 | 日記
【人生100年時代!電動カートで健康寿命がアップ】
                      
いま国を挙げて認知症対策と免許証返納推進を行っています。交通事故の約6割は高齢者関連で占めていると言われています。
また、全高齢者の認知症発症を1年遅延させることが出来れば5年間で2兆円の関連予算の節減と国から調査報告が出されています。
この2つは密接に繋がっており高齢者を元気にすることが重要なファクターであり、そのためには、早期に免許証を返納してもらい、代わりに電動車いすで外出を促進する。この実証実験が昨年末より経産省で行われているのです。
※免許証返納は証明書提示により多くの特典がありますから、その傾向が更に進むと考えられています。
このページ内に全国の特典の記載があります。https://www.goo-net.com/license_return/pref-13/

●免許証返納による健康への影響
私は電動カートの試乗や納車で何百人もの高齢者と接してきましたが、殆どの方は、ご自身が認知症になるとは露程も考えていない模様で、友人知人が認知症になった事例を知りながら自分だけは大丈夫と皆さん思っているんです。
現実は免許証を返納してからわずか数か月で体力知力が衰え、認知症への傾向が例外なく、遅かれ早かれ必ずといっていいほど進行していきます。
免許証返納後は自宅に閉じこもりがちで、身だしなみを気にしない、人と会う機会が減りコミュニケーション能力まで低下します。
つまり、認知症の予防は従来と同じようなライフスタイルを維持することが重要ということです。

●東京都はアクセシブルツーリズム推進事業(高齢者、障がい者を旅に連れ出す)
都の調査によると年代別旅行のお出かけ頻度率は、20才代が多いと思われがちですが、実は60才代が最も多いんです。しかし70才代から激減することが分かっており、この方たちを旅行などに出かけてもらい元気にすることが、今後国が最も推進する高齢者政策の一つとなっています。
殆どの高齢者はいずれ介護が必要になります。体力が低下してしまい介護保険でデイサービスに通所するか、今から楽しい旅行に出かけ若さを保つか、どちらがいいですかと尋ねていますが、もちろん答えは明白です。

●電動カート(ハンドル型電動車いす)※超小型車の誕生
従来の車両は大型で福祉的デザイン、行動範囲は自宅近郊に限られ、レジャー用には不向きでした。
他人の目が気になりスーパーなど施設内での利用は気が引ける。
一方新開発のMOBILE-Xは約20㎏と最軽量小型クラスで折畳型携行式ながらハイパワー仕様となっています。電車バス、タクシー、飛行機などを利用し何処へでも旅行に出かけられるプレミアム。目的地へは、安全で快適なタクシーに載せ、現地ではMOBILE-Xを利用するという新しいスキームを可能としたのです。

●昨年末タクシー料金が大きく規制緩和され、月額制、回数券制が認可されました。生活圏乗り放題1か月5,000円と驚きの料金も出現しており、この流れは間違いなく全国に波及して行くでしょう。
平日のデイタイムは観光地、商業施設など閑散としています。またタクシーも同様に実車率が低いのです。
高齢者は逆に時間を持て余している方が少なくないわけですから、介護サービスのお迎えのように、月額制タクシーが自宅までお迎えに上がれば如何でしょう。
余裕があるといわれる高齢者層のお出かけの活性化は、インバウンドのような経済効果をもたらすと考えます。
間違いなくコロナ明けにはこの状況がやってくるのではないでしょうか。

松葉杖のカメラマン シギ―吉田

2021年01月11日 | 日記
新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

タイトルの松葉杖のカメラマン シギ―吉田さんから情報を頂きました。
松葉杖を頼りに、這いずりながら激写する姿に心が打たれます。
是非その不屈の精神で生き抜いている映像をご覧ください。
https://youtu.be/bNMeR3010RI

どんなお父さんの質問に『美味しいご飯を一杯作ってくれる』この言葉に親の最高の愛を感じました。
【毎日新聞発15分間弱の映像です】

久しぶりの投稿です「電動車いすの常識が変わる」

2020年12月20日 | 日記
人気の高い高尾山に車いすと電動カートMOBILE-X(ノア)の利用で足腰の衰えた高齢者が薬王寺の参拝に出かけられるかの実証実験を行いました。
当日は穏やかな晴天に恵まれ絶好のコンディション。
高尾山口駅で集合 車両を載せた軽自動車は駅前の氷川神社に駐車。

東京都のアクセシブルツーリズム(高齢者、障がい者の旅)指導員とともにハンドル型電動車いす ノアに乗って清滝駅(ケーブルカー)から乗車、駅員さんの親切な対応に感謝、6分の景観。
終点の高尾山で下車し薬王寺で参拝。
多くの観光客が集まってきて色々質問された。
偶然住職が通り掛り試乗してもらい、快適さを実感していただき◎を頂いた。 

高齢者は薬王院が目的地の場合が多いが更に山道をノアで上ることに。
斜度がきついのと凸凹道の為、難しいのではとの予想を覆し、快適に走行。
頂上付近に斜度15.5度の坂に遭遇、さすがに無理かと思われたが、難なくクリヤー、ノアのパワーに一同驚きでした。 
山頂では休息をとっていた多くの人々が同様に集まってしげしげと不思議そうに見ていた。
心配された電力も帰り道分の余力を確認。山頂には充電施設がないとのこと。
但し通常の電動車いすでの登頂を試みるケースは考えにくい。
帰路の下り坂は車いすの場合恐怖感があるとのことだが、ノアはハンドル型ですから、下り坂の場合でも速度抑制機能が働き、安心して使用できるとの結論です。
ただし山道走行の場合は付添の同行が必須とのこと。  

今回実証実験のノアは超小型折畳携行型の世界最小レベルの新型車両。


http://www.noaajapan.com/

タクシーvs自家用車

2020年08月26日 | 日記
 厳しい残暑お見舞い申し上げます。

駅近などに居住していない限り、お出かけは自家用車に頼らざるを得ません。
シニアといえど日常の買い物に、車は不可欠なのです。

健康問題にはとても関心が高いですが、実はお出かけの問題が切実な悩みとなっているのです。
つまり運転免許証を返納しようか、どうしようかが大きな問題となっているのです。

●親世代:生活が成り立たないので車は手放せない。かといって身体能力が低下し危険。
代替手段はタクシーが最適だが料金が高い 電動カートはダサいイメージで遠慮したい

●子世代:運転免許証を早く返納して欲しい。何かあってからでは遅いし、家から出ないでほしい。

ここに大きな隔たりがあり、また近年の核家族化が親孝行するにも、ままならない状況があぶりだされています。
しかし、子世代がもっと問題視しなければいけないのが、親世代が認知症を発症すると困るのは誰かということです。最近とみに介護離職が少なくないのです。
※車の運転を辞めることで認知症発症リスクが著しく高まっています

つまり、いつまでも元気なシニアでいてもらうことこそ、円満ということになります。
それには、快適なお出かけのシステムを社会が創造しなければなりません。
そこで提唱したいのが、タクシー月額定額(低額)制です。

●自家用車とタクシーについて
自家用車は何といっても気軽で便利なところですが・・・
では費用的には如何でしょう。車両代を除き、車検、税金、保険、燃料費、整備費など、年間最低でも30万は必要です。

タクシーは何といっても待ち時間と料金の高額が問題となります。
ではこのタクシーが月額で2,3万円で自由に利用できる仕組みが出来たらいかがでしょう。

タクシーは国の規制の為、新料金体系を創設することは簡単ではないと思いますが・・・
沢山の車両が待機所に長時間並んでいるのを目にしますが、平日の閑散時間帯を決まった料金で運用できれば双方がWINの形になりうるのではないでしょうか。

高度成長で開発された全国的なニュータウンは、あらゆる商業が疲弊し成り立たず交通手段に窮しています。タクシー会社も成り立たないため、廃業や撤退の話が少なくないのです。

別世界、東京での机上論でしか物事を考えられない国のエリートに代わって、皆さんの英知が重要な時と考えます。

2025年問題と称され、団塊の世代が高齢者に・・・