この頃、やたらとキララに突っかかってくる凛。
そのことについてキララに聞いてみました。
そうしたら、すごく昔の事から話してくれました。
長男があまりにも秘密主義というか、事が終わるまで
まったく相談をしてくれないので心配になって
ある人に相談した事がありました。
長男の秘密主義はキララのお話しで納得しました。
ずっと昔、ケイスケは殿と呼ばれお兄ちゃんは参謀役。
血の繋がりはないけれど、ケイスケはお兄ちゃんに
絶大なる信用と信頼を寄せていた。
戦の作戦はすべてお兄ちゃんがたて、
終わるまで誰にも明かさなかったそうです。
以下はキララのお話し。
僕がずっと前、お兄ちゃんの馬だったことは知ってるよね?
凛はママが考えているようにケイスケの馬だったんだよ。
凛はプライドが高くて他の馬を寄せ付けなかったんだ。
僕くらいかな。
ケイスケは優しくて、危ない事を家来にさせられない、って言って
自分で敵に突っ込んで行くんだ。
凛はとっても足が速くてケイスケの期待通りにどんな所でも走って行ったよ。
それをお兄ちゃんが心配して、誰にも相談しないで作戦を立てるようになったんだよ。
僕が疲れて帰って来るとママが、
あっ、ママはケイスケのお母さんだったんだけどね。
ママが僕のことをこっそりと撫でに来てくれたんだ。
僕はそれが嬉しくて嬉しくて・・・
だから生まれ変わる時は絶対にママの所に行こうと思ったの。
ペットショップでママとお兄ちゃんとケイスケが現れた時は、
やっと来た~と思ったよ。
一生懸命みんなを見たよ。
最初にお兄ちゃんが僕を分かってくれた。
凛が後から来ることは分かってたよ。凛もをそう言ってたから。
凛がペットショップで売れ残ってるって聞いた時、
普段自己主張しないケイスケが必死でウチの子にしようと頼んでたでしょ。
あの二人、気が合ってたからね。
昔は凛が1番で僕が2番
今は僕が1番で凛が2番
それが凛には納得いかないみたい。
だから凛は僕に突っかかってくるんだよ。
私が1番なのに!って。
僕は凛の気持ちが分かるから、いくら突っかかってきても気にしないんだ。
凛は今もプライドが高いからね。
と、キララはお話ししてくれました。
その後・・・
僕、年をとってきちゃったけど迷惑かけてない?
って聞くんです。
迷惑なんてかけてるわけないじゃない!
もっともっと一緒にいてね。
長生きしてね、キララ。
今も昔も大好きだよ、キララ。
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そんな経緯があったんですねっ
私も今度あずきに聞いてみたい
あ~!ダメだっ!
私の悪行が暴かれてしまう(笑)
キララちゃん 迷惑なんて思っちゃダメ!
お母さんはねっ ずっとずっと傍にいて欲しいんだよ
つむじさんだってそうだよ
キララはお話し好きで色々しゃべってくれるんですよ。
凛はあんまりしゃべってくれないの・・・
ねっ!
そうですよね。
どんなに年をとっても、
ヨボヨボの頑固じいさん&ばあさんになったとしても、
いてくれるだけで嬉しいですよねっ。