D-BOYSのステージ3公演（全てAキャス）観に行ってきました。
今回のDステはvol.2。
（vol.1の時はDボの存在を知らなかったので、最近になってDVDで観ました）
やっぱり、舞台は劇場で観るのが良いです。
役者さんのパワーが直に伝わってくるもんね。
今回の舞台は《最後の早慶戦(出陣学徒壮行早慶戦)》を元にしたストーリー。
戦時中、敵国アメリカのスポーツだからと言う理由で野球が弾圧を受け、更に学徒動員により戦地へ赴かねばならなかった学生達が主役の物語。
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戦争をテーマにした舞台や映画が泣けるのは当たり前かもしれませんが…、これは本っっっ…当に号泣しました。
自分と同じ年代の学生達がやりたい事や夢を制限され、恐怖や生きたい気持ちを押し殺して『お國の為』と戦地へ向かう姿。
なんて潔いんだろう。
自分が同じ立場だったら、あんな風に笑って『戦場で会おう』と言えるだろうか。
…まず無理だな。
だって怖い。
大きな夢や希望はないけど、それでも死にたくない。
家族を…大切なものを守る為に家族や仲間とさよならして、他国の人間と殺し合う為に戦場へ行くなんて絶対に嫌だ。
これは舞台上の出来事だけど、過去に現実として起きていた事…たくさんの学生が夢半ばに散っていった事実…。
戦争なんて…、特攻なんて…、どうして起きてしまったのだろう？
いや、“起こして”しまったのだろう？
そんな事がずっと頭の中をぐるぐるして、自分達がどれだけ恵まれた環境に生きているかを考えてた。
彼等は未来を守る為に死んでいった。
その未来に生きるのが私達だ。
けれどその私達は、夢や希望がないと嘆き、己が不幸だと他人を呪い、自分の、他者の命を粗末に扱う始末。
こんな未来の為に彼等は死んでいったのか。
自らのやりたい事すら満足に出来ず、美味しい物をお腹一杯食べる事も叶わず死んでいったのか。
これほど恵まれた世界で、個人の自由が約束された世界で、私達は何を不満に思う事があるのか。
これは過去の出来事で、今を生きる自分達には関係のない話だと言う人間がいたら、私はそいつの顔面を思い切り殴ってやりたい。
甘えるな。
確かに、現代には現代に生きる者しか解らない苦しみがあるだろう。
私には想像も出来ない悩みを抱えた人もいるだろう。
けど、命があればいくらだってやり直せるんだ。
生きるのか死ぬのか、それが選べるだけでも幸せな事なんだ。
安易に死にたいとか言うな。
私は逃げない。
私に与えられた寿命を全うするまで。
限られた時間でもせめて、この世界に生きていられる限り。
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この舞台には歌やダンスもあったんだけど、全部が良かったと思う。
本当なら一人一人についての感想書きたいんですが、膨大な量になるので自重。
本当に全てのキャラクターが素晴らしかったです。
千秋楽は幸運にも最前列で観劇出来たので、今まで見えなかった細かい表情までちゃんと見え、微妙なニュアンスも解って感動もひとしお。
本気泣きしてるメンバーとかね。
泣きそうなのを必死に堪えてるメンバーとかね。
どちら見ても泣けました。
一生懸命な人っていうのは、どんな時でも見る者に感動を与えられるんですね。
純粋に凄いなぁと思いました。
シロタンは今回のDステが終わったらDボを卒業してしまうけど…すごくすごく寂しいけど…。
けど、芸能界を引退しちゃう訳じゃないし！
来年のDステvol.3も決定したし！！！
これからもDボとシロタンどちらも応援していきたいと思います！！！
D-BOYSの皆様、スタッフ及び関係者の皆様、7月の大阪公演頑張って下さい！！！
