今朝、母が妙なことを言い出した。
どうも、姉が甥(小学3年)のピアノを止めさせると言い出したらしい。
その時の断片的な情報によると
・今日、ピアノの先生に止める旨を伝える
・理由は月謝が倍になるから
これだけである。
金額を親に聞いてみたが、旦那さんの収入等を考えても、
家計がそこまで逼迫しているとは考えにくい。
「お姉ちゃんに電話しても、携帯の電源切ってるよ」
と母から聞いていたので、姉宅の電話を鳴らしてみる。
姉の旦那さんが出た。
私「ちょっと姉に話があるのですが。」
旦那さん「ちょっと待っててください…何か出れそうも無いみたいです」
私「○○(甥の名)のピアノを止めさせるそうですが…」
旦那さん「…」
私「○○は止めても良いって感じなんですか?」
旦那さん「本人は続けたがっていますが…」
私「単に金の問題なら、うちから差額を援助しますが。」
旦那さん「それは出来ませんよ。あと、理由はそれだけでは無いので。。」
客観的に考えると、露骨な内政干渉をしてしまった。
しかし、話した様子から、単に金の問題では無いらしい。
むしろ、『それだけではない』の部分が非常に気になる。
電話を切った後、母に聞いてみた。
どうも、他の生徒の母親とのトラブルが原因のようである。
ますます腹が立ち、母を連れて車に乗り、姉の家に押しかけた。
話してみて、更にイラついた。
結局のところ、『姉の都合』で止めさせるとしか聞こえない。
そして、一番ムカッときたのが、姉のこの発言である。
「将来、ピアノで食っていくわけでもないのに、過剰投資だよ。
おまけに、その周りの人間が、皆不幸になる。」
確かに月謝が倍になると、小学生の習い事にしてはいささか高額な気もする。
しかし、短絡的に『ピアノを止めさせる』というのは如何なものか?
今の先生が甥に対して、やや過剰な期待をしているのは分かる。
姉は、その期待に対して、過敏に反応している。
”もしも自分の子供が大成しなかったら、全て私の責任だ。”
何度も『プレッシャーに押しつぶされそうだ』と口にする姉を見て、
そのプレッシャーの正体がそうであるとしか考えられなかった。
どうも姉は根本的な勘違いをしている気がする。
ピアノの先生は、甥の才能について評価しているだけであって、
甥を大成させなければならないなどと一言も言っていないのである。
そして値上げの話…。
甥の月謝は、通常の月謝より高い金額である。
それでも、まだ小さいと言うことや、恒久的にハイレベルなレッスンを
続けるとは限らないという理由から、『先生の好意』で、
比較的安めの料金設定となっていたらしい。
ある時、甥の倍のレッスン料でレッスンを受けていた子供の親から、
先生に対してクレームがあったらしい。
「○○さんのところは、うちより安いレッスン料なのに、
なんでうちよりハイレベルなレッスンを受けているのか?」
そのクレームを入れた親と姉夫婦は、気軽に互いの悩みを相談するほど
その時までは仲が良かったらしいのだが。。。
そんな理由で姉の子供のレッスン料が約倍に跳ね上がるということに
姉が腹を立てる気持ちも分からなくは無いが…
あくまで姉の都合である。
そのクレームを入れた親と顔を合わせるのが嫌だとか、
発表会で連弾を弾かせるのが耐えられないだとか、
そんな理由で子供の習い事を止めさせるのか?
そんな議論をしている最中、隣の部屋から聞こえてくるピアノの旋律が
とても悲しく感じられた。
高校時代の姉よりも難しい曲を弾く甥のピアノの旋律が。。。
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どうも、姉が甥(小学3年)のピアノを止めさせると言い出したらしい。
その時の断片的な情報によると
・今日、ピアノの先生に止める旨を伝える
・理由は月謝が倍になるから
これだけである。
金額を親に聞いてみたが、旦那さんの収入等を考えても、
家計がそこまで逼迫しているとは考えにくい。
「お姉ちゃんに電話しても、携帯の電源切ってるよ」
と母から聞いていたので、姉宅の電話を鳴らしてみる。
姉の旦那さんが出た。
私「ちょっと姉に話があるのですが。」
旦那さん「ちょっと待っててください…何か出れそうも無いみたいです」
私「○○(甥の名)のピアノを止めさせるそうですが…」
旦那さん「…」
私「○○は止めても良いって感じなんですか?」
旦那さん「本人は続けたがっていますが…」
私「単に金の問題なら、うちから差額を援助しますが。」
旦那さん「それは出来ませんよ。あと、理由はそれだけでは無いので。。」
客観的に考えると、露骨な内政干渉をしてしまった。
しかし、話した様子から、単に金の問題では無いらしい。
むしろ、『それだけではない』の部分が非常に気になる。
電話を切った後、母に聞いてみた。
どうも、他の生徒の母親とのトラブルが原因のようである。
ますます腹が立ち、母を連れて車に乗り、姉の家に押しかけた。
話してみて、更にイラついた。
結局のところ、『姉の都合』で止めさせるとしか聞こえない。
そして、一番ムカッときたのが、姉のこの発言である。
「将来、ピアノで食っていくわけでもないのに、過剰投資だよ。
おまけに、その周りの人間が、皆不幸になる。」
確かに月謝が倍になると、小学生の習い事にしてはいささか高額な気もする。
しかし、短絡的に『ピアノを止めさせる』というのは如何なものか?
今の先生が甥に対して、やや過剰な期待をしているのは分かる。
姉は、その期待に対して、過敏に反応している。
”もしも自分の子供が大成しなかったら、全て私の責任だ。”
何度も『プレッシャーに押しつぶされそうだ』と口にする姉を見て、
そのプレッシャーの正体がそうであるとしか考えられなかった。
どうも姉は根本的な勘違いをしている気がする。
ピアノの先生は、甥の才能について評価しているだけであって、
甥を大成させなければならないなどと一言も言っていないのである。
そして値上げの話…。
甥の月謝は、通常の月謝より高い金額である。
それでも、まだ小さいと言うことや、恒久的にハイレベルなレッスンを
続けるとは限らないという理由から、『先生の好意』で、
比較的安めの料金設定となっていたらしい。
ある時、甥の倍のレッスン料でレッスンを受けていた子供の親から、
先生に対してクレームがあったらしい。
「○○さんのところは、うちより安いレッスン料なのに、
なんでうちよりハイレベルなレッスンを受けているのか?」
そのクレームを入れた親と姉夫婦は、気軽に互いの悩みを相談するほど
その時までは仲が良かったらしいのだが。。。
そんな理由で姉の子供のレッスン料が約倍に跳ね上がるということに
姉が腹を立てる気持ちも分からなくは無いが…
あくまで姉の都合である。
そのクレームを入れた親と顔を合わせるのが嫌だとか、
発表会で連弾を弾かせるのが耐えられないだとか、
そんな理由で子供の習い事を止めさせるのか?
そんな議論をしている最中、隣の部屋から聞こえてくるピアノの旋律が
とても悲しく感じられた。
高校時代の姉よりも難しい曲を弾く甥のピアノの旋律が。。。
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