奄美蜥蜴道中

2009-11-20 22:02:18 | 両爬(Amphibia&Reptiles)

オキナワキノボリトカゲ(Japalura polygonata polygonata



キノボリトカゲは日本で唯一のアガマ亜科。スキンクと違ってゴツいカッコよさがある。
いつか与那国島の亜種が見たい。

【2009/奄美大島】


バーバートカゲ(Plestiodon barbouri


【2008/08/06/奄美大島】


ヘリグロヒメトカゲ(Ateuchosaurus pellopleurus


【2009/奄美大島】


くるうさぎ

2009-11-18 22:36:35 | 哺乳(Mammals)


アマミノクロウサギ(Pentalagus furnessi


アマミノクロウサギを轢き殺さないためには、奄美の夜の林道を20km/h以下で走行しなければならない。この個体はこの直後、ヒョコヒョコと車の前に出てきてはしばらくジッとして動かず、突然ダッシュして森に消えた。

マングースは見られず、クロウサギが見られるのは、奄美大島の人々の努力の成果だろう。



【2008/08/03/奄美大島 Amami Is.Japan;Aug.2008】


瑠璃橿鳥

2009-11-17 22:46:29 | 鳥(Birds)


ルリカケス(Garrulus lidthi


奄美の朝、朝から林内は蒸し暑い。
この時期は、1分歩けばリュウキュウアオヘビが1本いた。

突然、「ギャーギャー」というルリカケスの群れの声が近づいて来たので私と友人の2人はとっさに近くにあった岩の陰に身を潜めてしばらく待った。
すると、鳴き声はさらに近くなっていき・・・
フワリと一羽が臨床に降り立った。私達との距離は10mもないだろう。

ルリカケスは地に落ちたドングリを何個かついばんだ後、高い木の上へと飛んでいった。


とてつもなく綺麗な羽色!

こういう、自分の中で伝説的な位置に君臨する生き物に初めて出逢った瞬間、私はカメラを放棄してしばらく観察しかできなくなる。

昔、私がテレビの自然番組で見てからずっと本物を見てみたかった鳥の1つである。





【2008/08/04/奄美大島 Amami Is.Japan;Aug.2008】


奄美の美蛇

2009-11-14 22:28:37 | 両爬(Amphibia&Reptiles)


ヒャン(Sinomicrurus japonicus japonicus










この先端が尖った尾にクチクアタックを喰らうのが長年の夢だった。


この蛇の存在を知ってからずっと見たかったのだけれど、奄美攻め2回目にしてやっと出遭えた。
日本産のヘビで個人的に1番好きなヘビであるからして、喜びも一入。

雨が軽く降って地面が濡れており、なおかつ気温が高いとヘビの出現率が断然違う。




深夜3:57奄美大島最終夜。
あたりには「コホッ、コホッ」とリュウキュウコノハズクの声だけがこだまする。
この夜はアマミノクロウサギを9羽も見た。


【2009/09//奄美大島 Amami Is.Japan;Sep.2009】