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木村ゼミ ブログ

とりあえずは、ヒット商品

ツバキとセグレタの違い  D・A

2007-08-05 00:07:51 | Weblog
大ヒット商品ツバキとあまりヒットしていないセグレタの違いを考えていきま
す。

 ツバキは発売から1ヶ月で40億円を売上、シャンプー・リンスの業界シェアを
12%獲得。一躍トップシェアを獲得したほどのヒット商品である。競合他社に
押され気味だったシャンプー&リンスの分野での巻き返しを図るべく、今年3月に
新ブランド「TSUBAKI」を投入した資生堂。年間の出荷目標額は約100億円を想定
していたが、発売からわずか1か月で売上高が40億円を突破するなど、アッという
間に目標額を超える見通しとなった。ロケットスタートを切った「TSUBAKI」は早
くもシャンプー&リンスのメーカー別シェアで1位を獲得。ヒットの理由はいくつ
もあるなりが、ひとつは資生堂が「過去最高額」と謳う50億円もの広告宣伝費を
割いていること。仲間由紀恵、竹内結子、広末涼子、上原多香子、観月ありさ、
田中麗奈という、前例
のないほど豪華な女優陣をCMモデルに一斉起用したほか、CM曲にはSMAPの「Dear
WOMAN
」を起用。ほかにも雑誌や新聞の広告、街頭でのサンプリングもかなり意欲的に
展開している。
 一方、セグレタは、「いつまでも美しくあり続けたい」と願う大人の女性のため
に発売する。現在、多くの女性は年齢にともなう髪の変化を実感し、「艶がなく
なった」「ハリ・コシがなくなった」などの深い悩みを抱えているという(2006
年同社調べ)。 しかし、市場にはこうした悩みをもつ大人の女性に向けた情報が
少なく、若年層に偏っていると指摘する。さらに、大人の女性の悩みに着目した
ブランドが少ないのが現状だ。そこで、花王が長年培ってきた研究成果や最新技
術を集結させ、3年の歳月をかけ「いつまでも美しくあり続けたい」と願う大人の
女性に向けた新ヘアケアブランド「セグレタ」を創出したという。近年、年齢を
超えて、美しさを重ねていく魅力的な大人の女性が増えている。現代の40代女性
はいつまでも美しくありたいという気持ちが強く、美容、おしゃれに非常に熱心だと指摘する。ヘアスタイルも、従来はショートが主流だったが、最近はロングが多くなり、髪のおしゃれを楽しんでいる様子がうかがえるとの見解を示す。
 最後に、私が思った感想だが、ツバキは比較的若者をターゲットにする反面、
セグレタは中年層にターゲットを置いている。それで、この差が生まれるという
ことは、シャンプーに対するこだわりは若者の方が強いと思われる。また、ツバ
キは広告費に莫大な費用を費やし、人気女優を起用しているので、その影響もあ
ると思います。