氣まぐれ剣士の言いたい放題
724 四十歳から伸びるには
四十歳から伸びるには、自分の十八番を捨てること
米長邦雄 (永世棋聖)
…………………………………………………………………………
永世棋聖の米長邦雄氏が名人のタイトルを取られたのは50歳の時です。
プロ棋士の一生をグラフにすると、早い人は20代でタイトルを取り、それから40歳までは横ばい、40歳からは下がる一方というのが定石のようです。
米長氏もまた、若い棋士にタイトルを奪われ、予選でもボコボコに負け、40歳前後を境に記憶力も体力も落ちていくのが自分でもわかったそうです。
ところが、米長氏は少し違っていました。若い10代、20代の棋士を集めて研究会を開き、彼らに将棋を教えてもらうことにしたのです。
そうやって若い棋士たちと一緒にやっているうちに米長氏は気づきます。自分はこの一手で勝てると思っていたのに、なぜうまく行かないのか。それは体力や思考力が落ちたからではありませんでした。
かつて自分が編み出した必勝パターンは、10年もすれば研究され尽くしてしまう。誇るべき栄光の一手も通用しなくなる。十八番の得意技を持っていたことが、かえってマイナスになる。
「それで一旦、自分を白紙に戻すことに決めたのです」と、米長氏は語っています。
そして、50歳にして名人として返り咲き、60歳の時、「1100勝棋士」の
偉業を成すことができました。
そうですか、四十歳から伸びるには十八番を捨てることだったのですね。氣まぐれ剣士は五十歳を過ぎてますが、まだ間に合うでしょうか。でも、十八番がない人はどうしたらいいでしょうね?
いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上
724 四十歳から伸びるには
四十歳から伸びるには、自分の十八番を捨てること
米長邦雄 (永世棋聖)
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永世棋聖の米長邦雄氏が名人のタイトルを取られたのは50歳の時です。
プロ棋士の一生をグラフにすると、早い人は20代でタイトルを取り、それから40歳までは横ばい、40歳からは下がる一方というのが定石のようです。
米長氏もまた、若い棋士にタイトルを奪われ、予選でもボコボコに負け、40歳前後を境に記憶力も体力も落ちていくのが自分でもわかったそうです。
ところが、米長氏は少し違っていました。若い10代、20代の棋士を集めて研究会を開き、彼らに将棋を教えてもらうことにしたのです。
そうやって若い棋士たちと一緒にやっているうちに米長氏は気づきます。自分はこの一手で勝てると思っていたのに、なぜうまく行かないのか。それは体力や思考力が落ちたからではありませんでした。
かつて自分が編み出した必勝パターンは、10年もすれば研究され尽くしてしまう。誇るべき栄光の一手も通用しなくなる。十八番の得意技を持っていたことが、かえってマイナスになる。
「それで一旦、自分を白紙に戻すことに決めたのです」と、米長氏は語っています。
そして、50歳にして名人として返り咲き、60歳の時、「1100勝棋士」の
偉業を成すことができました。
そうですか、四十歳から伸びるには十八番を捨てることだったのですね。氣まぐれ剣士は五十歳を過ぎてますが、まだ間に合うでしょうか。でも、十八番がない人はどうしたらいいでしょうね?
いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上
私も 40過ぎて再出発(仕事)します
長く勤めてた会社に さよならした後 自信を無くし不安な気持ちで 夜な夜なネット巡りしてたら たどり着きました
まだ 全部読んでいませんが かなり心に響いてます
仕事も決まり 一から いやゼロから 始まる
これからに ワクワクドキドキしながら 頑張ってみます
ありがとう
そうですね、今まで握っていたものを捨てるのは勇氣がいりますね。
楽しみながら、ワクワク・ドキドキ、氣愛で顔晴ってください。