氣まぐれ剣士の言いたい放題

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223 愚痴(ぐち)

2005-10-04 17:20:44 | Weblog
気まぐれ剣士の言いたい放題

223 愚痴(ぐち)

クチが濁ると「グチ」になります。「愚痴」は言う方も、聞く方も、互いの心が濁っていきます。

言ってみても、どうしようもないことを口にするのが「愚痴」です。
日頃のウサ晴らしに「愚痴」を言いたくなる気持ちもわかりますが、残念ながら「愚痴」を言っても、根本的に気持ちが晴れることはありませんね。

「愚痴」を言えば、少しは気分が晴れたように思うかもしれませんが、それは次なる「愚痴」のタネを蒔いていることに他なりません。「愚痴」は「愚痴」を呼び寄せるだけです。口が濁ってしまった「愚痴」のタネからは、濁った現象が咲くだけです。その濁った出来事を見て、また「愚痴」を吐く、という悪循環が延々と繰り返されるだけだそうです。

「愚痴、悪口、文句、泣き言、不平不満」をまとめて「五戒」と言います。これは口にしてはならない「禁句」であり、戒めです。これらの言葉を発することは、最も良く効く「運が悪くなるコツ」だと言われています。

今の我々は、以前の我々が言った通り、思った通りの人生を生きています。それを否定したい気持ちもわかりますが、そこでまた「五戒」を口にすると、結局、人生が「愚痴」と共に「朽ちて」いくだけです。

「愚痴」は口にした本人は元より、それを聴かされている他人の運気も 同時に落としていきますが、「愚痴」を自らの口で言い、自らの耳で聴くことは、相乗効果が発揮される為、人生の下り坂を加速度付きで、ころがって行くことになるそうです。

家族や親しい友人に、お願いして「愚痴」をチェックしてもらうといいかもしれません。普段、自分ではほとんど意識していませんが、 人は案外気付かない内に「愚痴」をこぼしているようです。

どんな時に、どんな「愚痴」が口を吐いて出ているのかを知ることは、人生に奇蹟を起こすために大変重要な要素だそうです。自分の「愚痴」の傾向がわかれば、対策が打てます。あなたが「愚痴」を口にしなくなった時、人生に奇蹟が訪れるかもしれません。

 愚痴は家族や親しい人に思わず言ってしまいますね。愚痴も一種の甘えかもしれませんが誰かに聞いてほしいですね。でも気まぐれ剣士は「愚痴」の変わりに「うたし」といっています。「うれしい」「たのしい」「しあわせ」の頭文字です。この3つを言っていると愚痴を言うことも忘れてしまいます。お勧めです。
次回もお楽しみに
                               以上