氣まぐれ剣士の言いたい放題
515 失っているとき
失っているときが、一番たくさん持っていることになって、たくさん持っているときが、一番持っていないことになるものって何でしょうか。
……答えは、『自分』かもしれませんね。
自分自身、自分らしさ、自分が輝いているとき……
どういうことかと言いますと、仕事でも趣味でもスポーツでも、何かに夢中になっていて、我をも忘れているときってありますね。そんなふうに自分を失っている瞬間の自分が、どんなときよりも、一番自分らしくて充実しているように思えます。
人からどう思われるか考えることもないし、過去や未来の心配に振り回されることもありません。思いっきり、今を楽しんでいる自分がいます。
つまり、自分を失っているときが、自分自身を、一番たくさん持っていることになります。
逆に、悩みがあったり、不安や心配に心を奪われているときには、自分のことで頭が一杯になってしまいます。自分はどうしていつもダメなんだろうと思ったり、わが身の不運を呪ったりして、ため息をついてしまうようなとき。自分自身のことばかりを考えてしまいますよね。
普段、存在に気づかないような足の小指だって、柱にぶつけて痛みを感じれば、突然、その存在が大きくなってきます。小指の痛みのことで頭が一杯になります。
それと同じで、悩めば悩むほど、苦しめば苦しむほど、自分自身をより意識しているかも知れません。
もちろん、そんなときには、生き生きとした自分らしさとは、一番かけ離れているときでしょう。だから、自分をたくさん持っているときには、一番、自分を持っていないということにもなってしまうのです。
だから、幸せになんかなれなくても良いやと幸せを手放したときに、幸せが手に入るかも知れませんね。これをパラドクスというそうです。
皆さんも経験ありませんか。もうどうなってもいいやと開き直ったときに、いい方向に向かったことが・・・。開き直っても良いそうです。いけないのは、強盗のように居直ることだそうです。小生、試合に負けたとき、相手のせいと、開き直ることは得意なんですが・・・。
いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上
515 失っているとき
失っているときが、一番たくさん持っていることになって、たくさん持っているときが、一番持っていないことになるものって何でしょうか。
……答えは、『自分』かもしれませんね。
自分自身、自分らしさ、自分が輝いているとき……
どういうことかと言いますと、仕事でも趣味でもスポーツでも、何かに夢中になっていて、我をも忘れているときってありますね。そんなふうに自分を失っている瞬間の自分が、どんなときよりも、一番自分らしくて充実しているように思えます。
人からどう思われるか考えることもないし、過去や未来の心配に振り回されることもありません。思いっきり、今を楽しんでいる自分がいます。
つまり、自分を失っているときが、自分自身を、一番たくさん持っていることになります。
逆に、悩みがあったり、不安や心配に心を奪われているときには、自分のことで頭が一杯になってしまいます。自分はどうしていつもダメなんだろうと思ったり、わが身の不運を呪ったりして、ため息をついてしまうようなとき。自分自身のことばかりを考えてしまいますよね。
普段、存在に気づかないような足の小指だって、柱にぶつけて痛みを感じれば、突然、その存在が大きくなってきます。小指の痛みのことで頭が一杯になります。
それと同じで、悩めば悩むほど、苦しめば苦しむほど、自分自身をより意識しているかも知れません。
もちろん、そんなときには、生き生きとした自分らしさとは、一番かけ離れているときでしょう。だから、自分をたくさん持っているときには、一番、自分を持っていないということにもなってしまうのです。
だから、幸せになんかなれなくても良いやと幸せを手放したときに、幸せが手に入るかも知れませんね。これをパラドクスというそうです。
皆さんも経験ありませんか。もうどうなってもいいやと開き直ったときに、いい方向に向かったことが・・・。開き直っても良いそうです。いけないのは、強盗のように居直ることだそうです。小生、試合に負けたとき、相手のせいと、開き直ることは得意なんですが・・・。
いかがでした。
次回もお楽しみに。
以上