氣まぐれ剣士の言いたい放題
773 モテルール
天才コピーライター ひすいこうたろう さんのお話です。
バカバカしいけど、ちょっと面白いです。
小学校1年のうちの息子はモテる。すごくモテる。例えば、七夕。
タンザクにうちの息子と結婚できますようにと願いを書いた女の子がクラスにふたりもいた。
20名もいない女子の中からふたりからも結婚したいと言わせるなんて、これはかなりのモテ男です。
なぜ、息子がモテるのか。ヤツ(息子)がモテる理由、それは5つあるんです。
では、それをこれから明かしていきましょう。
●モテルールその1
ヤツは算数が苦手です。ありえないくらい苦手です。
3+7=7 宿題のノートにこう書かれていたんです。
7に3を足してるのに答えは7のまま。足し算の概念を根本からわかってないことがわかる致命的なミスです。しかし、僕はこれがヤツのモテの秘密のひとつだと気づいたんです。
モテルールその1
細かいことは気にしない(笑)
●モテルールその2
3+7=7の宿題を目の当たりにしたとき、僕はヤツに質問しました。
「お前、算数のテスト、ぜんぜんわかんないだろ?」
すると、ヤツはこう答えました。
「大丈夫だよ。テストのときは後ろの子の答えを見てるから」
普通、席が横の子のを見るのがカンニングの鉄則です。
それなのに、ヤツは後ろの子のを見るというのです!
「道が二つになったときに、あえてあきらかに損だという道を選ぶのが芸術家だ」
これは岡本太郎の言葉ですが、ヤツはあえて葛藤の道を歩むために後ろの子のを見るんです。ヤツは真の勇者です。
モテルールその2
いつだって道はひとつ。
困難な方へ。
●モテルールその3
「でも、カンニングしてるわりに算数の点数低いじゃないか?」僕はヤツにそう問うた。ヤツはこう答えた。
「うん。後ろの子が間違ってるからしょうがないんだよ」
モテルールその3
誰にだって間違いはある。いつだって相手のミスは許す。
●モテルールその4
食事中、食卓に置かれた「しょうゆ漬けいくら」のパッケージに貼られた999円の値段にヤツは驚いた。
「とおちゃん、これってこんなに高いの?」
「うん。高いよ。お前、999円なんてもってないだろ?」
「もってるよ。999円って9円が3つでしょ?」違うつーの。
モテルールその4
9円を3つもってれば人は大富豪!どんなルールだっつーの(笑)
●モテルールその5
ヤツは僕が疲れてる時にマッサージをしてくれる。お金をちゃんと自分で稼ぐという感覚が身につくかもしれないと思い僕はマサージのお礼にお金をあげようかなと考えた。
100円?いや。小学校1年生に100円は早いだろ。10円にしよう。そう考えて僕は息子に10円を渡した。
「お礼に10円あげるから貯金箱に入れておいてね」僕はそう伝えると、ヤツは自分の机の貯金箱に走っていき、お釣りだよって僕にお釣りを手渡した。
10円を渡したのにお釣りは……100円でした。算数が苦手って素晴らしい!
モテルールその5
恩は10倍にして返す!
素晴らしいですね。恩は10倍にして返すか。なかなか出来ないですよね。
すごいですね、10倍返しですか。倍返しは聞いたことはありますが、10倍とは・・・。。
773 モテルール
天才コピーライター ひすいこうたろう さんのお話です。
バカバカしいけど、ちょっと面白いです。
小学校1年のうちの息子はモテる。すごくモテる。例えば、七夕。
タンザクにうちの息子と結婚できますようにと願いを書いた女の子がクラスにふたりもいた。
20名もいない女子の中からふたりからも結婚したいと言わせるなんて、これはかなりのモテ男です。
なぜ、息子がモテるのか。ヤツ(息子)がモテる理由、それは5つあるんです。
では、それをこれから明かしていきましょう。
●モテルールその1
ヤツは算数が苦手です。ありえないくらい苦手です。
3+7=7 宿題のノートにこう書かれていたんです。
7に3を足してるのに答えは7のまま。足し算の概念を根本からわかってないことがわかる致命的なミスです。しかし、僕はこれがヤツのモテの秘密のひとつだと気づいたんです。
モテルールその1
細かいことは気にしない(笑)
●モテルールその2
3+7=7の宿題を目の当たりにしたとき、僕はヤツに質問しました。
「お前、算数のテスト、ぜんぜんわかんないだろ?」
すると、ヤツはこう答えました。
「大丈夫だよ。テストのときは後ろの子の答えを見てるから」
普通、席が横の子のを見るのがカンニングの鉄則です。
それなのに、ヤツは後ろの子のを見るというのです!
「道が二つになったときに、あえてあきらかに損だという道を選ぶのが芸術家だ」
これは岡本太郎の言葉ですが、ヤツはあえて葛藤の道を歩むために後ろの子のを見るんです。ヤツは真の勇者です。
モテルールその2
いつだって道はひとつ。
困難な方へ。
●モテルールその3
「でも、カンニングしてるわりに算数の点数低いじゃないか?」僕はヤツにそう問うた。ヤツはこう答えた。
「うん。後ろの子が間違ってるからしょうがないんだよ」
モテルールその3
誰にだって間違いはある。いつだって相手のミスは許す。
●モテルールその4
食事中、食卓に置かれた「しょうゆ漬けいくら」のパッケージに貼られた999円の値段にヤツは驚いた。
「とおちゃん、これってこんなに高いの?」
「うん。高いよ。お前、999円なんてもってないだろ?」
「もってるよ。999円って9円が3つでしょ?」違うつーの。
モテルールその4
9円を3つもってれば人は大富豪!どんなルールだっつーの(笑)
●モテルールその5
ヤツは僕が疲れてる時にマッサージをしてくれる。お金をちゃんと自分で稼ぐという感覚が身につくかもしれないと思い僕はマサージのお礼にお金をあげようかなと考えた。
100円?いや。小学校1年生に100円は早いだろ。10円にしよう。そう考えて僕は息子に10円を渡した。
「お礼に10円あげるから貯金箱に入れておいてね」僕はそう伝えると、ヤツは自分の机の貯金箱に走っていき、お釣りだよって僕にお釣りを手渡した。
10円を渡したのにお釣りは……100円でした。算数が苦手って素晴らしい!
モテルールその5
恩は10倍にして返す!
素晴らしいですね。恩は10倍にして返すか。なかなか出来ないですよね。
すごいですね、10倍返しですか。倍返しは聞いたことはありますが、10倍とは・・・。。