氣まぐれ剣士の言いたい放題

氣まぐれ剣士が剣道その他を思うままに書いています。
一度のぞいてください。

732 偉人・名将の言葉(2)

2009-08-10 09:02:08 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題


 732 偉人・名将の言葉(2)
 

偉人・名将の言葉です。さすが皆さんいい事をおっしゃってますね。

・ 一事を必ずなさんと思えば、他のこと破るるをもいたむべからず。人の嘲(あざけ)りをも恥ずべからず。万事にかへずしては、一の大事、成るべからず。
                                吉田兼好
一つのことを成し遂げたいと思ったら、他のことが全部だめになってもやり抜け、そうでなければ、一事も成らないということでしょう。でも、氣まぐれ剣士が剣道一筋で家族も省みなかったら、家族から総スカンを食うでしょうね。

・二つの矢を持つことなかれ、後の矢を頼みて、はじめの矢になほざりの心あり
吉田兼好
これは良く経験します。2回チャンスがあることによって最初は思い切ってできるからいい面もありますが、剣道はやっぱり最初の太刀で決めるべきでしょうね。

・よくわきまえたる道には、必ず口おもく、問はぬかぎりは言はぬこそいみじけれ           吉田兼好
得意なことは人から問われなければ自分から話すべきものではないということでしょうか。氣まぐれ剣士の大好きな空海さんも“自分の長を説くなかれ、他人の短をいうなかれ”と言ってますものね。

・溝をばずんと飛べ、危うしと思えばはまるぞ             沢庵和尚
溝くらい簡単に飛べると思う心が失敗をさせるのですね。何事も心してかかるべし。

・我打太刀に心を置けば、我打太刀に心をとられ候           沢庵和尚
自分の事ばかり考えていると、周りのことが見えなくなるたとえでしょうか。


心を何処に置こうぞ。敵の身の働きに心を置けば、敵の身の働きに心を取らるるなり。          沢庵和尚
上とまったく一緒のことを言ってますね。結局は何処にも心を置くなということでしょうか。ということは、心は何処にある?


いかがでした。
皆さんいい事を言ってらっしゃいますね。
次回もお楽しみに
以上