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世界的な大企業もひとりの起業家から始まる

マーケティング アイズ   代表理央 周(めぐる)氏

2010-05-24 07:00:00 | 活動報告&記事

プロの仕事術を更新いたしました
   
今回のゲストは
マーケティング アイズの
代表 理央 周(めぐる)氏です。
   

●日時 2010年5月19日 9:00~10:30
●場所 池下 コメダ
●理央 周氏のブログ「マーケティング エヴァンジェリスト
  理央 周(めぐる)のBusinessJIN宣言!!」は 
こちら
●インタビュアー 起業家育成塾 三潴 克彦 (みつま かつひこ)
  
●理央 周(りおう めぐる)氏 プロフィール 

愛知県名古屋市出身。静岡大学卒業。
フィリップモリスなどを経て、インディアナ大学でMBA
(経営学修士)を取得。その後、アマゾンジャパン、
マスターカードなどでマーケティング・マネージャーを
歴任し、マーケティング アイズを創業する。
リビング新聞社などで講師としても活動中。
 
 
 
“世の中のすべてのビジネスパーソンに、マーケティングの楽しさ
と重要さを伝えたい”という理念のもと、マーケティング エヴァン
ジェリスト(=伝道師)として活動されているマーケティング アイズ
代表の理央 周氏にお話を伺いました。

  
  
◆理央さんは外資・内資系企業の両方で働かれてきたと伺い
ましたが、詳しいお話を聞かせていただけませんか?
 

大学を卒業して、自動車ばねの大手メーカーである中央発條株式
会社に入社しましたが、働き始めてしばらくすると、どうも違うな、
と思うようになりました。でも、よくこう言われますよね、新卒で入った
会社には、最低でも3年は勤めて社会人としての基礎を固めたほう
がいいと。私も当時お世話になっていた大手広告代理店でコピー
ライターの経験もある方から、このアドバイスをいただきました。
 
彼の影響で、イベント関係や広告の仕事をしたいと思うようになり、
その後、東京に活躍の場を求めて、SP代理店に転職しました。
その後、体系的なマーケティングの仕事ができるフィリップモリスに
入社しました。入社の倍率は相当高かったですね。
  
   
  
続きはプロの仕事術ページで こちら
   
     
    


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塾長紹介&インタビュー

2010-05-10 07:00:00 | 塾長インタビュー

●2007年 
●株式会社イクス  代表 三潴 克彦(みつまかつひこ)氏
 ツイッターID kigyouka   名称 三 太郎
●インタビュアー 國井 美佐 (起業家育成塾)
●プロフィール詳細 こちら
   

静岡県生まれ。広告代理店など数社の営業、営業管理職を
経験。その後、外資系能力開発会社に所属。パートナー
として自営業開始。社員研修・企業コンサルティング等を行う。
4年後、名古屋市に株式会社イクス設立。

100社以上の企業の経営戦略、組織改革、新規事業開発、
上場支援、幹部・管理職研修、人材開発指導などに従事。
最近では市役所や大学生向けプログラムも実施。
現場で実行し実績にこだわる実務家。
   
 
・中小企業から上場企業までの指導実績100社以上
・社長塾、幹部・管理者、店長等の研修実績2000名以上/毎年
・各団体、社員大会、公開研修の参加企業実績1000社以上

          

      
  

今回は起業家育成塾の塾長でイクス代表の三潴克彦氏に
塾が始まったきっかけや思いを詳細に語っていただきました。
現在のメンバーやこれから塾やスクールに参加する方々の
参考になることを私たちの一番の目的にいたしました。
そこでインタビュー内容にテーマをつけ、わかりやすいように
編集させていただきました。テーマは以下の6つです。
  
①コンサルタントの仕事と能力
②起業家育成塾を立ち上げた経緯
③塾の活動と実績
④ビジネススクールと教育について
⑤塾やスクールに参加するための条件
⑥起業家育成塾のビジョン
 
私たちの質問に全て答えていただいた塾長に
改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。


コンサルタントの仕事と能力

 ◆お仕事について聞かせてください
 
経営コンサルタントをしています。
一言で言えば「問題解決」をする仕事ですね。
クライアント先の業種はいろいろで規模も数十人から数万人
でいろいろです。
         
会社の社長、あるいはその社員の人々には
夢や目標がありますが、その夢や目標と現状の
ギャップを無くすことが問題解決になるわけです。
朝から晩まで問題を解決することを考えています。
     
この仕事は専門的な仕事と思われがちですが、
特に資格や条件は無いですね。
独立する際に、調べたのですが、有名なコンサルタント会社
や外資系コンサルタントの方々で資格を重視している方は
ほとんどいらっしゃらなかったですね。
知識や理屈は現場では役に立たないことが多いのです。
それよりは体力や根気、観察力が重要です。
        
コンサルタントはいかに早くクライアント先の問題を
解決できるかにかかっています。
それによって報酬は変わってきます。

その問題解決に必要な2つの能力のお話をしたい
と思います。
       
1つ目は「カウンセリング能力」です。
   

このカウンセリングで一番大切なのはリサーチです。
例えば「段取り七分」という言葉があります。
いろいろな現場で多くの職人さんのお話を伺った時に
その意味の深さを教えていただきました。
        
「事前の準備や調査で仕事の成果の7割が決まってしまう。」
ということでした。リサーチで7割が決まるわけです。
以前トヨタ系のクライアント先で仕事をさせていただきま
したが、そこでも準備で全てが決まるという習慣がありました。

スポーツの場合でも同じようなことがあります。
実力がある選手でも試合までに調整できていないと
本領発揮できないわけです。以前、オリンピック選手や
プロスポーツの監督の方々のお話をお聞きした時も、
事前に準備しておくことの大切さを強調されていました。

つまり、リサーチとは事前に全てのことを調べ、
仕事をする現場を予め把握しておくことです。

企業を訪問したときは社長室に入るまでに、
目に入るものは全てチェックします。
ビル、ドア、フロア、机、チラシ、掲示物、そして人と空気。
今はHPもありますので、事前調査もかなり出来ます。
興信所や探偵の仕事に近いと思いますよ。

2つ目に必要な能力は「営業力」です。

ここで言う営業とは「ものを売る」ことではありません。
そもそも営業と販売は字が違いますね、
販売は物とお金を交換することですが、
営業は違います。
   
私は外資系の営業職を4年経験しました。
アメリカでは営業をセールスと言いますが、
セールスは「モノを売る」ことではなく、
「お客様の問題を迅速に解決すること」
だと教えてもらいました。
それを忘れて物を売ろうとすると「Back to the Basic」
基本に戻れ、原点にかえれ、と何度も言われました。  
 
この考え方は企画書を作る時も同じです。
企画書を作っても、その企画書を見た人が理解できて、
すぐに行動できるものでないと良い企画書ではないのです。
企画力とは実現力と実績のことですね。
    
ものすごく難しい事を小学生にもわかるくらい
簡単に説明できることが大切です。
    
相手が理解できる提案をして、
相手が即動くことが出来て、
相手の問題を解決することが出来れば
喜んでもらえます。営業力があるということになります。

    
話を一度まとめます。
私の専門能力は問題解決をすることですが、
その基盤となるのがカウンセリング力と営業力です。
質問力と実績展開力と言い換えることも出来ます。
言葉では何とでもいえますが実績はごまかせません。
    
そこで、実績のお話をしたいと思います。
私は、数年前まで、毎年2500人ぐらいの
企業内研修を行ってきました。しかし研修が本業では
ありません。新事業開発や市場開発、上場準備等の
プロジェクトの推進のため必要な指導や会議を
研修形式で進めてきたのです。

現在は社長のカウンセリングを中心に行っていますが、
社長は孤独感を味わっています。相談相手がいないんです。

毎日社長の悩みを聞いて仕事をしてきました。
売り上げ、採用、後継者など幅広い相談を受けていて
自分のことで悩んでいる暇がありませんでしたね。だから、
気がつくと無意識にクライアント先の社長に必要とされる
情報を集めています。職業病ですね。
    
   
起業家育成塾を立ち上げた経緯

         
◆なぜ起業家育成塾をたちあげたのですか
  学生サークルで行っている理由を教えてください

    
私の経営するイクスのクライアント様からの要望がきっかけです。
いつもビジネスは顧客の要望から始まります。これ大事ですよ。
      
多くのクライアント先が新規事業開発や上場準備に際して
優秀な新卒がなかなか採用できず、起業家精神をもった
学生の動向や意識調査を必要としていたのです。

私は管理職研修や幹部研修を中心にしてきましたが、
数年前にある企業の新入社員研修をやることになりました。
新入社員を1年で店長にしたいというご依頼でした。
新入社員を早急に管理職にしたいという会社が増えて
きたのです。しかし、中小企業ではなかなか優秀な社員が
入社しない現状があり、採用難に陥っていたのです。

そういった事実を前に私が依頼をお受けした店長研修で
は目標を達成することが出来ました。1年で店長になる
社員が出てきたのです。これは結構予想外でした。
ここで私自身も「若い人に注目してみよう」と思ったのです。
    
次に、学生団体を調べていてある問題に気づきました。
「後継者問題で困っている」という内容のものでした。
カリスマ型の人がサークルを立ち上げても次に続かず、
元気のいいサークルも一代限りになる場合が多い、
これは企業と同じですね。勉強になりました。
そこで、もっと学生の動向を知るために、学生サークルを
立ち上げようと決めたのです。
 
   
ここまでの流れをまとめますと、まず学生を知りたい、
というクライアント先のニーズがあった。
次に、現場で実際の学生の声を聞き企業と似た実態を知った。
最後に学生サークルの立ち上げということになったのです。

 
しかしもっとも大きな出来事はやはり出逢いです。
昨年の3月23日に、今私がまさにインタビューを受けている
この場所である大学生に出会いました。
塾の第一期代表になった伊藤寛子さんでした。
彼女がすごいのはある社会人から私の事を聞いて、
自分から会いたいと提案してきたことです。
 
彼女と出逢って2回目に起業家育成塾は発足しました。
その時、彼女の決断は早かった。ものの30秒ほどで
「代表をやります」という返事があったのです。
この決断力もすごかった。
彼女との出逢いがなかったら起業家育成塾は
ありませんでした。学生の調査を始めて3ヶ月目でしたね。
  
 
 
起業家育成塾が発足した時、多くの学生がやってきました。
「今は何かが違う、学びたい、もの足りない。もっといろいろな
ことを知りたい。」
伊藤代表を核にそんな参加者が集まりました。
  
前後しますが伊藤代表と出逢うきっかけを作って
くれたのは私が学生団体を調査したときに出逢った
柵木雄次君です。後に一期の副代表になる男です。
集客の天才でした。彼がいなければやはり塾はなかった。


     
ここまでのタイミングの一致はすごい。
クライアント様のニーズから始まり、
現場を確かめた時に学生も企業と同じ問題を抱えて
悩んでいる現状があり、そして、素晴らしい出逢いが
あり起業家育成塾という団体に発展した。
私が学生を調査し始めて3ヶ月でここまでに
なったのは、まさに一致の連続でしたね。
    

起業家育成塾の活動と実績

           
起業家育成塾の活動について教えてください
   

まず定例会が毎週水曜日の午後にあります。
現在は5時半から7時。
次にビジネススクールが7時から8時45分まで。
そしてイベントがあります。これは塾生が定例会や
企画会議で決めてプロジェクト方式で進めていきます。
企業に対する企画提案もイベントにはいります。
定例会・スクール・イベント、柱は3つですね。
(2008年3月からHP中心の活動に入りました。)    
      
 
第一期で最も印象に残っているのが「就職座談会」
という昨年12月に開催した企画イベントです。
 
これはある企業のニーズから出発した企画でした。
新卒採用に関わる企画で、就職活動に成功した学生が
どのように就職活動を行い、何を基準に就職先を決めたのか、
調査をして、その結果を採用活動に活用していただくという
内容です。起業家育成塾の最初のビジネスでした。
 
企画を塾の現場で製作し、提案・交渉を行ったのが
第一期の代表でした。アンケートも行い、
多くの学生が参加する企画となりました。
参加者は午前と午後で30名、応募者は
その倍以上となりました。
塾生も私も忘れられないのは、 
「参加者がなかなか帰らなかった」ことです。
終わった後も、参加者が帰らず会場に残って
楽しそうに話をしていたのです。
これは企画が「成功」したということです。
   
 
   
 
 
実際、アンケートも好評でしたし、何よりも
企画に参加した人たちが勉強になり、満足して
いただけたという多くの声をいただきました。
企業様のニーズにも応えることができましたし、
企画を製作・運営した塾生も勉強になり、実際の
現場の大変さを知ったのです。これが大きかった。
 
なんとか成功を収めることができましたが、
その裏では多くの失敗や挫折、そしてクレームも
実はたくさんありました。決していい面ばかりでは
ありませんでした。
でも、私はだからこそ若い学生の人達にはたくさん
失敗を味わってもらいたいと思っています。 
華やかな舞台裏には必ず多くの苦労が存在することを
知ってもらいたいのです。
 
もう一つ、印象に残っている活動としては
月2回、土曜日に開催していたビジネススクールです。
 
どうしてビジネススクールが印象的かというと、
参加者に学生が多い中「企業と同じレベルで行った」
からです。
     
実際こんな高度なことを教えてもいいのかな、
と思いましたね。でも開き直りました。
現場に出た時に失敗してもらおうと思いました。
学生達から、習ったことを実行した時に
「やってみるとうまくできません」という声が
あがってきました。「知る」と「できる」の違いが
わかったようです。これは今も続いています。
 
でも、トータル的に見て「塾生はレベルが高い」と
思いました。質問内容がとても良かったからです。
塾生の質問にはいつも感心させられます。
質問は大事です。
 
アインシュタインは危機的な状況になったとき、「残された
時間の9割を回避するための質問を考えることに使う」
と言ったそうです。
質問力、コーチング、NLPといった研修や本が花盛り
ですが、現場での体験や訓練の量と質が重要になります。
理論だけ勉強していると心理学おたくになります。

いい質問ができる人はその日から動き出すことが
できるのです。もう一度話を戻しますが、塾生からの
質問にはいつも光るものを感じています。
企業の管理者研修ではなかったような質問が多いのです。
    
 
ビジネススクールと教育について 

 
◆ビジネススクールと教育についての思いは
 
コンサルタントとして多くの研修を行ってきて、
気づいたことがあります。
    
1.正解やノウハウを求める人が多い。
2.他人と同じやり方を知りたがる人が多い。
3.テキストがないと不安になる人が多い。 
       
ということです。
   
 
そこで私はまったく逆のスタンスで進めてきました。
たとえば、企業内研修であってもテキストは使いません。
自分に最も合ったテキストは自分で作ればいいのです。
具体的に3つのステップでお話します。 
 
一つ目は「答えはひとつではない」ということです。
人は正解を求めます。それもひとつが好きなのです。
過去の学校教育がそうでしたね。解はひとつの世界。
ビジネスや経営の世界では答えは無限にあります。
         
昔はテレホンカードで電話をかけていましたが、
今は小学生が携帯で電話をかける時代になりました。
しかも、音声データより文字データの方が多い。
カメラはカメラ屋で買っていましたが、今は家電屋でも
駅のキオスクでもカメラを買うことが出来ます。
答えは時代と共に変化していきます。
 
答えはいくらでもあるということを知ってもらいたい
ですね。そして自分で問題を創って、自分で解いて
いく訓練が必要なのに、そんな場が非常に少ないのです。
塾やスクールがそのような環境を提供できれば理想的です。
そういった教育をしていきたい。
 
次に大切にしてもらいたいことがあります。
「個性」を発見し活用てもらうことです。
個性とは強みだと思います。
 
今の教育ですと、みんな同じにしようとしています。
具体的に言うと、算数が得意で国語ができない
小学生がいたら国語が出来ないことが問題の
中心になります。その弱点を直そう、修正しようと
学校はするわけです。つまり平均点が大切だと
いうことです。違いを認めないのです。
この意見には異論のある方もいらっしゃると思いますが、
現場で私が見たり話し合って感じた私の主観ですので、
私の答え、私の考えです。
   
社会に出たら、これとは全く違い、個性が
大切です。どの店も同じキャッチコピーで
同じ宣伝をしたら違いがわかりません。
まったく同じギャグをするお笑い芸人が二組いたら
どちらか、あるいは二組とも消えていくでしょう。
周りと違うから魅力的であり、価値もつくのだと
思います。違いを大切にしてほしい。
 
学校では不得意なものを中心に勉強し、人と同じこと
が出来るよう平均を重視しますが、塾では個々の違い   
を知り、違いを磨くことを重視する。
さらに、相手の違いを理解し、認め、生かすことで
可能性が倍増するような場を目指しています。

 
      
3つ目が「講師の話をまに受けるな」ということです。
これをいう講師や先生はあまりいないと思います。
言い換えると「現場に真理や答えがある。」ということです。
私の話を真に受けるのではなく自分で考えてほしいのです。
現場で体験して自分の答えを見つけてほしい。
  
書店には多くの成功本や自己啓発本が置かれて
いますが、それを読んでその通りに出来たという話を
あまり聞いたことがありません。
過去にこの本を読んで成功した人が何%います。
その根拠と証拠はこうなっています。事実はこうです。
と書いてあったら読んでみたい気はしますが。

現場で判断してほしい。本を読んで判断するのでは
無く、自分の足で現場に出て、自分の肌で
確かめることをやってほしいですね。五感を使って。
机上で理解できても、わかった気になるだけで
現場ではほとんど役に立ちません。
 
ある有名な大手通信会社でのことですが、
研修を行う前に対象者のアンケートを実施し、
数十人の営業同行や聞き取り調査をしました。
徹底的な事前リサーチにより、研修を行う時にはその
会社のことを把握したうえで研修を進めましたので、
「なんでうちの現場にそんなに詳しいんですか。」
「うちで働いたことがあるんですか。」
といった参加者の驚きの声と信頼をいただきました。
後で聞いたのですが、そんな講師は今までいなかった
そうで、そのことに私は驚きました。
現場を知らないのに、なぜ教えることが出来るの
だろうかと。
      
結果、実績もあがりこの企業とそのグループ会社から
次々と仕事の依頼が入り、ここだけで毎月20日間ぐらいの
仕事量になってしまい本当に困りました。
  
スクールではこのような事例をたくさん話します。
7割以上が体験してきた話です。実績です。
見たこと、聞いたこと、試したことを話します。
参加者にも体験した話をしてもらいます。
自分の意見を持つことが大切なんです。
本の知識ではなく現場・現物・現実が中心になります。
 
   


本当に大事なことはいつもシンプルです。
現場を自分の目で見て、現場から答えを見つけるのです。

 
     
塾やスクールに参加するための資格や条件

 
◆塾やスクールに入るための資格や条件は何ですか
 
資格や条件は特には無いですね。実際、社会人も
いらっしゃいますし、いろんな大学から学生も
参加しています。それに国籍だって関係ありません。
ただ、相手の求めているものと塾の提供できるものが
ずれている場合は面接でよく話し合います。
ビジネスは相手のニーズから始まりますので。
 
スクールは興味のある方は誰でも参加できます。
 
資格や条件は無いといいましたが、
大切にしていることはあります。
 
「自分を大切にできる人」であってほしいですね。
こういった人は友人や家族も
大切にすることができるからです。
でも、「自分だけが大切な人」はちょっと困りますね。
相手のことも思いやれる人であってほしいのです。

そして、波長を大切にしています。
波長が合う方に来ていただきたいということです。
時間や約束を守る。挨拶ができる。返事が出来る。
両親や友達を大切にする。感謝を忘れない。
当たり前のことなんですが結構厳しいかもしれません。
私もまだまだですが、学生と一緒に学んでいます。
 

 
       
仲良しグループでは無く、志を同じくするもの同士で
起業家育成塾を創り上げていきたいですね。
 
  
起業家育成塾のビジョン   

 
◆起業家育成塾のビジョンとご自身のビジョンを
  お願いします

      
1つ目に「世界一の教育システム」を創りたい。
         

私が考える教育システムとは「自学自習」
ですね。別の表現をすると、
「自らを育成できる人を育成する」ということです。
そのカテゴリーで世界一になりたい。
 
これを考え始めたのは、実は会社を設立する前でした。
高校時代に家庭教師をしていて教えることの楽しさを知り、
教育という分野に興味を持ちました。大学も教育学科でしたし、
20代で勤めた外資系企業は能力開発事業を中心とした
グローバル企業でした。
その社長は昔米国で世界10大経営者の一人として本に掲載され、
その能力開発プログラムは、松下、ソニー、京セラ、ダスキン、
セコム等の伝説的な創業者に採用されたものでした。
その方々の書かれた本も読ませていただきました。
    
当時、京都の代理店の岩田社長という方とお会いして
担当している京セラの稲盛社長の話をじかにお聞きして感動したこと
を今でも覚えています。MKタクシーも担当されていましたが、
その当時はまだ今のように知られた存在ではありませんでした。
   
今までいろいろな教育を見て、聞いて、体験してきました。
いつも教育のことばかり考えてきました。いろいろ調べました。
そして共通していることは「自学自習」。
 
私は知識教育では人は育たないと思っていますが、
自分を成長させる方法を身につけるにはスクールが必要
だと考えています。勉強の仕方を教えたいのです。
それは一人一人違うものです。自分で見つけるのです。 
スクールを出た後に、あれをやっておいて良かったと
10年後に思ってもらうことが理想だと思います。
 
2番目のビジョンですが「世界一の問題解決チーム」を
創りたいですね。  
     

具体的にどんな形になるかはまだわかりませんが、
世界の問題について考える人々のネットワークを
創りたいと思っています。
スクールで学ぶ学生達から柔軟なアイデアが出るかも
知れないし、卒業した人々が考えるかもしれない。
儲かるビジネスの話はネット等どこでも花盛りですが、
本当に必要とされるビジネスはまだまだあります。
 
      
・小中学生をいじめと孤立から救うサービス
・働く女性の子育てをサポートする事業
・老人の孤独をなくし健康と楽しさを提供する事業
・世界中の食糧問題や環境問題を解決出来る商品
・異文化を理解して認め合い共生できるシステム

儲かるかどうかより人々の役に立つかどうかの視点に
立ったビジネス。
それを展開できる人材を発掘していけたら楽しいですね。
 
   
最後に、自分自身のビジョンですが、シンプルです。
「すごいことをやって、普通の生活をしたい。」
   
えらい人にはならない様にしたい。「馬鹿旦那」が理想です。    
ものすごい実績をあげていて、普通に焼き鳥屋で
飲みながら、馬鹿話をしていたいですね。寅さんがいい。
隣のおじさんに説教されたりして。
    
そろそろ、時間ですね。話が長くなりましたが、
塾についての私の思いや感想です。
次回は塾生のインタビューをしてほしいですね。
答えはひとつではないわけですから。
    
     
 
◆ありがとうございました
 
============================
塾長は機関銃のように話をされ、約束の時間になると
「それでは」といって、夕方の街に消えていきました。
今からが本番なのかもしれません。塾長にとっては。
  
 
   
   

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