ウィキペディア『ハッピーボイス・キラー』[あらすじ]より引用させて頂きます。
アメリカの片田舎、ミルトンに住む孤独な青年ジェリー(ライアン・レイノルズ)。地元の工場で働き、犬と猫それぞれ1匹ずつのペットたちと平凡な生活を送っているのだが、そんなジェリーにはある秘密があった。他の人には誰にも聞こえない「声」が聞こえるのだ。精神的な病からくるもので、精神科医のウォーレン博士(ジャッキー・ウィーヴァー)から薬を処方されるも、ほとんど服用せずにペットと会話する異様な日々を送っていた。ある日、工場の社長から年に一度のパーティーをすると告げられ、ジェリーも新人の要員としてパーティーの仕切り係に抜擢される。片思いの経理係フィオナ(ジェマ・アータートン)も仕切り係だったことに心躍らせたジェリーは犬と猫の声に諭されながらフィオナに猛アタック。若干ジェリーに心を寄せるフィオナの同僚リサ(アナ・ケンドリック)をもそっちのけの勢いで中華料理デートに誘うも、見事にすっぽかされてしまう。がっかりするのもつかの間、運よくフィオナを家に送ることになったジェリーだが、彼女を乗せた車の道中、ふとしたことでフィオナを刺し殺してしまう。慌てふためいたジェリーは隠蔽のため、フィオナの死体を家に持ち帰り、切り刻んだ上、生首を冷蔵庫にしまいこんだ。次第に生首になったフィオナもしゃべり始め、ジェリーは正気を失っていく。
【予告】ハッピーボイス・キラー〈配信中/ブルーレイ&DVD発売中〉
まあよくある軽いハートウォーミング映画だろとおもって気楽に見てたら、始まり27分辺り(下の動画2/10)で、鹿が車に衝突してから物語が激変する。
おれは呪怨とかゾンビ物とかはまったく怖くないが、
こういう物語は怖い。
これは特異な精神異常者の話ではないと感じるからだ。
自分自身を区別する術を知らず
貪瞋痴にすっかり摂りこまれた
普通の人間が日々やらかす凶愚行を、存分にデフォルメして、ナンセンスブラックコメディに仕上げて描いてるとおもう。
昔読んだ小説で、平穏な日常描写の中で、
脈絡なく突如男が斧で妻の腕を切りおとす
シュールな短編があったが、
それもおもいだした。
この映画は、
日本人がいまだ際立って不得手なレアジャンル
というだけでも見る価値があるうえに、
新鮮で面白い。
おれ基準(独創性重視)だと
見まがうことなき名作だ。
1/10
2/10
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