哲学日記

サティがないと嘘の連鎖増殖が始まる

 

 あることを、

ほんとはやりたくないけど

やらざるを得ないところまで

追い詰められ

仕方なくやる。


これ自体は誰にでもよくあることで、

まあ善いも悪いもない。

しかし弱い人間は、

これきっかけで

 

嘘の増殖世界

 

落ちる恐れがある。

 

 

 

「これは自分の意志で

やりたいからやった」

とまず最初の嘘を

自分につく。

これに

はっきりサティを入れることができれば

嘘はまだここで止まる。


サティがなければ

嘘の連鎖増殖が始まる。


「これをすることは人間の義務だ。

正しいことだ」


「これをすることは

なんて楽しいんだろう。

これをすることが大好きだ」


「これをすることは愛だ。

最高に美しいことだ。

生きがいだ。

やさしさの極みだ」


「これをしたがらない人間は

かたわ者だ。

精神異常者だ。

敵だ。


殺されたって自業自得だ。


みなで探し出して

殺しちまえ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(おまけ)

 

 

 

 同世代のみんな言うことだが、おれもベンチャーズの「テケテケテケ」にいかれてしまったひとりです。

 

子供はバカだから、だんご3兄弟みたいな単純なくりかえしにすごく弱い。

ていうか、今聞いても楽しいからね。

 

最初の頃はビートルズよりベンチャーズのほうがすごいと思ってたんだから、おれもアホです(いや、もちろんベンチャーズもじゅうぶんすごいんだけど)。

 

ベンチャーズは日本にしょっちゅう来てた印象がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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