哲学日記

耕治人の私小説「そうかもしれない」


耕治人の小品「そうかもしれない」を読む。
この作者のことはまったく聞いたことがなかった。
いい私小説だ。

痴呆になった妻が、心配する夫のことを忘れてしまい、
介助者に「あなたのご主人ですよ」といわれて


「そうかもしれない」
 

と呟く。

 

寒々とした脱力感におそわれる話だ。


Wikipedia「耕 治人」を見ると、

この短編の哀切さで

「歿後、ささやかな耕治人ブームが起きた」とある。












録画を観る
 

フランキー・ライモン&ティーンエイジャーズ

「恋は曲者」

 

 

 

 

 昔の深夜放送を録画してあった
「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE 恋は曲者」
を観る。上佳作。
拾い物だった。
フランキー・ライモンの映画。リトルリチャードが出演して歌っていた。

フランキー・ライモンは全然知らなかったので、ネットで調べた。以下、その情報とちょっとした感想。
フランキー・ライモン。いい曲で歌もうまい。それまであまりなかったアップ・テンポのドゥーワップ「恋は曲者」を作りデビューしたのが13歳。ティーンエイジャーズの平均年齢も13~14歳。ロックンロールの映画にも出演。ジャクソン・5はこのグループをモチーフにしたとも言われる。3人の妻を残し、25歳でヘロイン中毒のため他界。もうちょっと長生きしていい曲作って欲しかったな。
「恋は曲者」は競作となったが、彼自身のバージョンが6位。ダイアモンズが12位。ゲイル・ストームが9位。グロリア・マンが59位といずれもヒット。後々のカバーバージョンではハプニングスが41位。ダイアナ・ロスが7位とヒットを飛ばしている。

 

 

 

 

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