ウィキペディア『愚行録』あらすじより引用させていただきます。
エリートサラリーマン家庭であった田向一家惨殺事件から1年経ち、事件は犯人が見つからないまま迷宮入りしていた。その時、ある記者が、田向夫妻の同僚や学生時代の同級生、元恋人などに、夫妻との思い出や人柄についてインタビューして回る。すると、一見理想的な夫婦と思われた二人の本性が現れてくる。
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出演の俳優全員、演技力すごい。
けど、
自然状態の人間は、
貪瞋痴に死ぬほど苦しみながら、
実は、
その貪瞋痴を夢中で楽しんでる。
ので、当然ながら
することなすことことごとく愚行オンパレード。
その点、この映画に本質的な意外性は、1ミリもない。
この貪瞋痴に無我夢中の
人間達がやらかす陰惨な愚行を
これでもかと並べた映画なので、
以前「にっぽん昆虫記」を観た時と同じ感想を持った。
この作品にはなんの哲学もないし主張もない。
強いて言えば
ひたすら生きんとする盲目の意志
の表象がスクリーンに終始坦々と映される映画だ。
しかし「にっぽん昆虫記」にもいえるが、そこに映像作品の強みがある。
映像産業は、そもそも貪瞋痴に夢中の人間が山ほどいるから成り立たってる多くの仕事の一つだ。
誰だったか思い出せないが
映画の創成期に
映画が面白いのは、
それが現実だからだ。
と言った人がいた。
ここでいう現実とは
貪瞋痴に夢中の人間が山ほどいる現実
のことだとおもう。
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🎧 TACO - Puttin on the ritz (remix) 【低域特化】
(過去記事増補編集再録)