哲学日記

補足

良い夢を見ているのは悪い夢を見ているよりはましだといえる。 しかし、人生で一番の大事は良い夢を見ることではなく、

夢から覚める

ことだ。




この世界で生きることは
悪い夢を見て
うなされているようなものだ。


キリスト教は
信じる者に
心地良い夢を見させる。


しかし、聖書に出てくるような神は
存在しないとおれはおもう。
ニーチェが「神は死んだ」と言ったが、
死ぬような神は初めからいなかったのだ。
ヴォルテールは「もし神がいなくなったら、
神を作らなければならぬ」と言った。
仏教を知らなかったヴォルテールは
彼に可能な最善のこと
を言ったことになる。
良い夢を見ているのは
悪い夢を見ているよりは
ましだといえる。

と書いたのはそういう意味だ。

今や誰でもブッダの直説を
知ることができる。
おれは、心地良い幻想に
慰められて生きて死ぬより
むしろ、全ての幻想から
目覚める試みの中で
生きて死にたいとおもう。


[ヴォルテール]18世紀の自由主義・啓蒙思想を代表する哲学者。
ウィキペディア→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%AB


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  (My Favorite Songs) 

 

 

(過去記事統合増補編集再録)

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