気ままなままに

子供たちも独立し、今や義母と主人との3にん暮らし。
義母の介護の事、日々のちょっとした楽しかった事等を書いてます。

なんだか、やるせない気分・・・・・

2016年10月25日 11時21分10秒 | 日記
先日、友達のお舅さんが亡くなった。との連絡が入った。
施設での事で、
ご自分の部屋で朝職員さんが声掛けに行ったところ、
亡くなっていたそうなんです。
施設でお世話になっていても、こんな事が・・・
なんだかな~~・・・と思いました。
お舅さんのご冥福を心からお祈りしたいと思います。

この話で思い出した、主人が私に言い放った一言
「お前はお袋を死なせたいのか!」
どうしてこの言葉が出てきたのか?と言いますと、
2人で義母のこれからの事を話していた時です。
私は、義母を家で看取りたい。と考えてまして
その事を再三主人には話しています。
でも、主人の考えは違います。
最後は、やはり施設にお世話になる事が
お互いの為になるし、安心していられる。

それは、そうでしょうけれど・・・・・
でもね、私としては
介護していけるまで、
言い方を変えれば、
手が掛かりにかかってしまって
自宅介護が無理になってしまうまでは
家でノンビリと介護をしていきたいのです。

家を守る事に人生を掛けていた義母ですから、
やはり家で心行くまで居たいでしょうし、
何と言っても義父を家で看取ってますからね。
義母にも同じようにしてあげたいのですよ。

と、こう思っているのに、
主人ったら、
「お前はお袋を死なせたいのか!」
「お前が買い物に出ている間に
息が止まってしまったりしたらどうするんじゃ!」
もうね、この言葉を聞いた時、私、体から正気が一気に失せちゃって
泣きたくなるやら、情けないやら・・・・・
あの時の私の感情はどう表現して良いのかわからないくらい、
悲しいものでした。
この人、私の事何もわかってないんじゃない?


結婚して、子供が生まれた時
義母から「これからは、貴女が家を守りなさい」
主人からも「お袋がこう言ってるし、頼むから仕事は
辞めてくれないか」と言われ、家庭に入ったのに。ですよ。
まあ、この時も
絶対に嫌だ!とは言う事が出来なかった私も
意気地がなかった、と言えばそうなんですが

子供がある程度成長した時も一度、
仕事に出たい。と言う事は言ったけれど、
やはり、却下。
家庭に荒波を立ててまで、仕事に出る事が出来ませんでした。

そんなこんながあっての今なのですが、
お袋を死なせたいのか!なんて
よく言えたものだ!と思いますわ。

で、友達のお舅さんの事を主人に話し、
私に言い放った、あの冷たい一言を
取り消してもらおう。と思ったら、
そんな事は言った覚えがない。ときた!!
何?この人!!
本当に覚えていないのか、念押しして聞いてみても
全く覚えがないのだそうです!
あの一言で私が深く傷ついたってのに。
おまけに、お前はそんな昔の言葉を覚えていて
しつこいぞ!ですよ。

そりゃあね、主人は、その時、思った事を瞬時に軽い気持ちで
私に言ったのでしょうけれど、
言われた私は、傷ついたし、そりゃあ、覚えてますわ。

あ~あ、私は2度、奈落の底に突き落とされました><

笑えて、寂しくなる話

2016年10月22日 23時37分32秒 | 日記
症状が少しずつ進んで行っている義母。
今日は「物の名前がわからなくなって来たから
勉強をしないといけない」
と言って、食事中、「これは箸・これは味噌汁・・」と、
1つ1つ確認しながら食べてました。
私が「じゃあ、私はだ~れだ?」と聞くと
「ん?あんた?おばちゃん?」

おいおい!
でも、私、そんなに老けて見える~?
(そりゃあまぁ年齢的にはおばちゃんですよ汗)
え~~、私って他の人からは「年齢よりも若く見える」って
言われてるのに~><
え~~、そんなにおばちゃんに見える~????
と、頭の中ではこんな言葉がグルグル・グルグル・・・
「私はレスポちゃんじゃん!」
と言うと、「あ~、レスポちゃんやった、
そうやった、そうやった♪」

義母のこの言葉を聞いて以来、
鏡を気にしてみるようになりましたよ(汗)


「言葉はたくさんあるのに、どう言って良いかわからん」
「何を言って良いかわからん」と言うようになりました。
その上で、生きていても何も出来ないのに、死んだ方がましや。
とも、頻繁に口にするようになりました。
自分が今までと違ってどこか変になって来ている事を
認識しているようにある義母。

いつもあんなに堂々としていた義母だったのに、
側にいて、寂しくなるやら
悲しくなるやら・・・
主人はもっとでしょう

担当者会議

2016年10月21日 16時18分44秒 | 日記
昨日、担当者会議ありました。

主人と参加してきました。

結論・・・・・
起きたい時に、起き、寝たい時に寝る。
食べたい時に食べる・・・と本人の好きなようにさせる。
と言う事になりました。

というのも、これは、主人からの要望です。
まあ、な~~んと我が儘な要望でしょう!!ですよね。
まさしく、モンスターなんとかですよ。これって。
でもね、義母の場合は仕方ないのです。
この様にでもしないと、ショートステイでは
穏やかに過ごす事が出来そうにもありませんので・・

ディサービスでの対応の仕方を話していただきました。
ディでもやはり、突如として機嫌が悪くなったりして
利用者さん相手に怒りをぶつけたりする事があるそです。
その時、ディでは、義母を散歩に誘い、周辺を散歩してくれたり、
「どげぇかある~~」と言う時には、
トイレ誘導してくれたり・・・
はたまた、きつそうにしている時には
昼食後、布団で休ませてくれたり・・・
と、手取り足取り、
義母の気分が良くなるように、少しでも穏やかにディでの時間を
過ごせるように、と、接してくれているそうなんです。
ありがたいやら、申し訳ないやら・・・・
(それにしても、何と手の掛かる利用者なんでしょうかね~
義母は!)

この話を聞いた上での主人の申し入れです。
そして、ショートステイの責任者さんも
良い話を聞けた。と言ってました。
その良い話、というのは、
義母がきつそうな時には布団で休んでもらう。と言う事。
ショートでは、日中、横にならせる。
と言う事が無かったそうなのです。
他の利用者さんも同じく、

人数的には、なかなか難しい事は承知していますが
やっぱり、ここは、その人の体調等を考慮して
臨機応変に対応してもらえると家族としても嬉しいです。

そんなこんなで、主人の申し入れに
沿うようにしてくださるそうです。
勿論、出来る事はして、出来ない時にはごめんなさい。です。


認知症の対応には答えがない。とは言いますが、
いやはや、義母の対応は難しいと思います。
ただただ、私たち家族は、
ディサービスの職員さん・ショートステイの職員さんに
感謝すると共に、義母が穏やかに過ごしてくれるように
祈り、願うのみです。






思い起こせば 今 昔

2016年10月18日 08時58分15秒 | 日記
義母の介護に疲れ切っていた4年ほど前、

『認知症の人と家族の会』に登録をして、

初めて会合に参加しました。



そこで、私の思いのたけを

もう、出るわ出るわ・・・・・

一気にバーーーーーーーッと話しましたよ。

今考えたら、恥ずかしくなるくらいに一気に(汗)

おまけに、今だったら、そんなに腹も立たない事でも

一気にバーーーーーーーーーッと。

でも、この会に参加する事で

私の気持ちも軽くなり、救われてます。



何度か参加したある月。

介護を終えた方の体験談を聞いての勉強会がありました。

その方が最後に

「認知症の介護は大変ですけど、その介護を楽しんでください」

と、言われたのです。

あの頃の私って、ただただ、

義母と毎日顔を合わせる事が嫌!!

出来るなら、何もかも捨てて、家を出て行きたいわ!!

だったので、「楽しんでくださいってどういう事?

何を楽しむのよ???」と理解不可能でした。



また、義母の口から発せられる暴言。

ケアマネさんから「病気が言わせてますので」

と、言われていたけれど、元々、義母は自由気ままな人、

自己中心的な人、思った事は、どんな厳しい言葉でも

私には投げかけていた人だったので、

「病気が言わせている」という意味が解りませんでした。



ケアマネさんから言われるたびに

「いいえ、あれは性格です」って

何度言い返していたでしょう(汗)

でも、ある時、

「ん?いくらおかあさんでも、ここまでは言わないよね。

言ってなかったよね」と思えた瞬間があったんです。

それからかな?

肩の力が抜けて、暴言も気にならなくなってきたのです。

そうなると、義母から発せられる暴言も

「ここで、その言葉が出る??」

な~んて、腹が立つ。というより、

笑えるやら、感心するやら・・・・・

で、この時に、「楽しんでくださいね」との言葉の意味も

解ったような気がして、

今は、義母の暴言も、キツイ態度も

笑い飛ばせるようになってます。

笑い飛ばしていないと

エンドレスの介護、

やってられない。と言う所もありますけれど・・・(汗)



どういたものですかね~~??

2016年10月14日 16時31分10秒 | 日記
義母の事ですけどね。

先日2泊3日でショートステイだったのでした。

最終日、送って来てくれた職員さんの話によると
初日の昼食時、
突然に前の席でご飯を食べている人に
湯飲み茶わんに入っていたお茶を掛けてしまったのだそうです。

また、利用者さん同士が話している所に
近づいて行って、突然に1人の人の頬を叩いたそうで、
それを見た職員さんが慌てて、義母を引き離して
別の場所へと誘導して、相手をしてくれていたそうなのですが、
義母、何を考えたのか、
その2人の元へ行きまして、今度は
頭を何度か殴ったそうで・・・・

は~~~~、何がどうしてこうなっちゃうかな~?
義母は義母の何か思いがあってした行為なのでしょうけれど、
でもね~、人を殴ってはいけませんわ。
それも家族以外の人を。
主人はこの話を聞いて
「突然に、とか言うけど、そんな訳あるか?
絶対その前にあるはずだ。
それを、突然とか言ってもらいたくないわ」と言ってます。

認知症って、突如として思いもよらない行動に出たりすることもある
それが認知症と言うもの。とも聞きますが、
それだったら、義母は何もなくても殴ったと言う事?
これはわかりません。

家では、私たちの対応の仕方、
義母が思っている事にそぐわない事をした場合
私や主人に対して、
殴りかかってきたり、つねりにきたり・・とされますが、
これは、私たちだから、わかる事であって、
ショートステイでは、利用者さん、家族以外の人なので、
義母の気持ちがどうとか、わからないでしょう。


こういう事もあり、
ショートステイの責任者さんからの提案で
担当者会議が開かれることになりました。
議題は
「義母がショートステイで
落ち着いて生活をしてもらえるようにするには
どのようにしたら良いでしょう?」
と言うもの。

落ち着いて生活をしてもらうようにするには
どうしたら良いのか?って
そんな事、話し合いをして出来るものなのかな~?

先ず、現在お世話になっているディサービスと
ショートステイでは職員さんの人数が違います。
ディサービスは、認知症対応の施設なので、
マンツーマンでの対応をしてくれます。
心からありがたいです。
あの一番酷かった状態の義母を見捨てることなく
面倒を見てくれて、今があるのですから。

でも、ショートステイは、一般の方も利用されてますし、
そうそう、職員さんも多くはありません。
責任者さんからも
「ディサービス(義母が通っている)の様な対応は
うちでは、職員の人数の関係もあり、出来かねる。と言う事は
ご理解ください」って言われているのに、
それでも、落ち着いた生活が出来るように・・・・
って、どうするのだろう???


でね、私、1つ、思うところあるんですよ。
って、これは私の自分勝手な考えなのですが、
義母がお世話になっているショートステイの部分には
窓が無い!

玄関側は大きな窓があって、外が見えてとても見晴らしが良い。
でも、それから廊下を曲がりショートステイの場所へ・・・
その場所は、建物の内部で全てが壁になっている。
おまけに、入り口には鍵が掛かっていて
外には出る事が出来ない

食事をする場所も壁に覆われているし、
部屋も窓ってなかったような????
あっても、小さい。

これって、一般の人は、数日間だったら
我慢できるかもしれないけれど、
認知症を患ってる人って
閉塞感を感じてしまうのではないかな?

それで人によっては
不穏な感じを受けたりするのではないかな?
って思うんですよ。
だって、家では少し動けば窓があったり
外の光が差し込んでくるでしょ。
それがないんですもん。


だったら、ショートステイを変えれば良い。
そうなのです。
これが出来たら一番良いのだけれど、
なかなかそうは行かないのが現状で・・・

だから、私の頭の中は
ゴチャゴチャしてますよ~~~~。

どうしたもんじゃろの~~~・・・ですよ。