女優、沢尻エリカ(24)が、夫でハイパー・メディアクリエーターの高城剛氏(45)と離婚する意思を固めたことを自身のホームページで発表した。沢尻は高城氏のことを「キモい」と毛嫌いしているといい、もはや関係は修復不可能の状態だ。21歳年下の妻に翻弄され続けた高城氏、何とも哀れだ。
「私、沢尻エリカは、夫である高城剛と離婚する意思を固め、現在家族の仲介の下、協議に入っております事をご報告いたします」
夫に直接告げるのではなく、“ハイパー”なインターネットを通じて世間に公開した形の決別宣言は、なんとも皮肉だ。
芸能関係者によると、沢尻は、前所属事務所を離れた昨年9月以前からたびたび周囲に別れを示唆。高城氏のことを「キモい」と漏らすなど、生理的に受けつけなくなっていたようだ。
夫婦間の亀裂を決定づけたのは、沢尻が3月に芸能活動を再開する際、高城氏の主導でマスコミに通告された取材制限の「6箇条の誓約書」。沢尻はその内容を事前に知らされなかったといい、夫への不信感を一気に募らせていたという。
沢尻のこうした苦境を救おうと水面下でサポートしてきた芸能界の有力者や親族から「本気で芸能活動を再開するなら、離婚するのが望ましい」とアドバイスを受けていたことも、スピード離婚の背中を押した。
28日付日刊スポーツによると、当の高城氏は憔悴しきった様子で、「今、何が起こっているか分からない」と繰り返しているといい、「直接会って話すのが、人としても夫婦としても筋」と悲痛な心情を訴えている。
これまで高城氏の私生活はあまり伝わってこなかったが昨年、自身の生活ぶりを著書「オーガニック革命」(集英社新書)で明かしていた。
07年末から東京に定住するのをやめ、ロンドン、バルセロナを転々した高城氏はトマトを栽培したり、玄米を取り入れた健康法のマクロビオティックを実践。数年後をめどに、沖縄で食べ物とエネルギーを自給自足する新しいシステムの構築を目指しているという。
あとがきでは《ここ数年僕に添ってくれた妻と正月に東京で結婚し、09年からはバルセロナに住んでいます》と順風な生活を報告していた。
また、今月21日には、都内で行われたデザインソフトの発表会見に笑顔で登場。自身も同ソフトで映像を作るという沢尻と「雨の日に2人でいるときは黙々と作業しています」と語っていた。
こうしたヘルシーでアートな生活が、あるいは、エネルギーに満ちあふれた若い沢尻には“キモい”と写ったのだろうか。
★エリカ様、カンヌ映画祭で電撃登場!?
大手エンターテインメント会社、エイベックスへの所属が内定している沢尻の今後について、パリ在住のジャーナリストはこう明かす。
「カンヌ映画祭の会場内ビーチに設けられる企業ブースに、大手ブランドグループが急きょ出店を決めた。その関連イベントに沢尻が電撃的に登場して、フランスやハリウッドにアピールするのではないかという噂が飛び交っています」
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