父(とぉ)のつぶやき&D50フォト日記

小学校1年生の娘に父(とぉ)と呼ばれる父。日々、感じた事を何でもありで・・・。

ブログタイトル変更?

2006-10-01 | とぉ娘。と小湊鉄道
みなさん、こんばんは。とーむす。です。
いつも、とぉのブログを見てくれてありがとうございます。

きょうは、きのうのブログでみなさんが、わたしのしゃしんばっかりほめるので、ショックをうけたとぉがお休みなので、わたしがアップします。

だから、きょうは
とーむす。のつぶやき&L3フォトにっきです。よろしくおねがいします。

さいきん、とぉにかってもらったカメラで「てっちゃん」になりました。



とぉといっしょに行く、こみなとてつどうと、いすみてつどうが大すきです。
きしゃとでんしゃのちがいも、ちゃんとわかるようになりました。



きしゃのいちばん前で、そとを見たりしゃしんをとったりするのが、とてもおもしろいです。

こみなとてつどうで、すきなえきは「かずさかわまえき」と「かずさなかのえき」です。「かわまえき」はゆうやけがきれいで、いっつもいってます。「なかのえき」はトイレがきれいなので、ママでもだいじょうぶかなぁっておもいました。



「なかのえき」はトイレのかたちもおもしろいです。

このまえ、でんしゃでお出かけしたとき、いえのちかくの「まばしえき」でもしゃしんをとってみました。



でんしゃは「じょうばんせん」にのりました。



こみなとてつどうとちがって、いつもすごく人がおおくて、こんでいます。
わたしはいなかがすきです。ママはむしがにがてなので、なかなかこみなとに行きません。でも、こんどはいっしょに行くっていってくれました。

いま、いちばんしゃしんをとるのが、すきなのは「ゆうやけ」です。
このまえ、行った「きんしちょう」できれいなゆうやけを見たので、とりました。



でんしゃをとったら、ぶれていました。
うごくでんしゃや。きしゃはとるのが、むずかしいです。

とぉのD50なら、うまくとれるのかなぁ?



ママが、とぉにD200をかってあげたら、わたしがD50つかうとおもいます。わたしのカメラはママにあげてもいいと思いました。

さいごに、よるねるときの、わたしのおともだちをしょうかいします。



ほかにも、いっぱいるけど、きょうはこれだけです。

あしたからは、またとぉのしゃしんです。

とぉのしゃしんもわたしはすきです。
これからも、いっぱいしゃしんをとりたいです。

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以上、写真はもちろん全てとぉ娘。の撮影。
文章も若干は手を加えておりますが、とぉ娘。原文に近いものを掲載いたしました。いかがでしょうか?

反響次第では、ひょっとしたらタイトルが本当に変わるかもしれません…(笑)

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明日はまた、とぉの写真に戻る予定です。
よろしければ、ご覧下さいませ。

再会

2006-09-30 | とぉ娘。と小湊鉄道
実は続いていました(笑)。とぉ娘。「鉄ちゃんデビュー」特集。

いすみ鉄道の「乗り鉄」も楽しんで、楽しみにしていた稲干しの「はさ掛け」を写真に収めて…。
「そろそろ帰ろうかぁ?」ってとぉの言葉に今回も「…」。

だって、まだ明るいよ?あそこ行かないの?

と言われて…



この日もやって来ちゃいました「上総川間駅」。
でも、どぉしたの?その不満そうな顔は??

Nikon D50 / AF Nikkor 50mm F1.8D
絞り優先オート 1/500 F1.8 ISO200 NCNXで補正(WB調整・明るさ調整)

「こみなとてつどうにも…のりたいのぉ…」

え?今から?
う~ん、下りの列車は…。上りが15分後で折り返しがすぐかぁ…。でも、それに乗るとここに戻ってくると帰りがすごく遅くなっちゃうよ?

だめぇ~??
なんて、言われて「だめ!」なんて言えないですよねぇ…。
結局一駅分だけですが、上りの列車に乗って戻ってくるという「プチ乗り鉄」となりました。
ちょっと冷えてきました。とぉ娘。は上にジャージを着込みました。



上り列車がやってきました。
とぉ娘。はすかさずカメラを向けます。

Nikon D50 / AF Nikkor 50mm F1.8D
絞り優先オート 1/250 F1.8 ISO200 NCNXで補正(WB調整・明るさ調整)

到着した駅は「上総牛久駅」。
ここで車両交換が行われます。これまで見てきた駅と違い、駅前も栄えており人の乗り降りも多いようです。



とは言っても降りる人ばかりで、この駅で下り列車に乗り込んだのは、とぉ&とぉ娘。の他に3人いただけでしたが…。

Nikon D50 / AF Nikkor 50mm F1.8D
絞り優先オート 1/2000 F1.8 ISO200 NCNXで補正(WB調整・明るさ調整・カラー調整)

「あ、汽車が来たよ。」「え?ほんと?」
すぐに、カメラを向けて構えるとぉ娘。
すっかり「鉄ちゃん」だなぁ…(笑)



Nikon D50 / AF Nikkor 50mm F1.8D
絞り優先オート 1/500 F1.8 ISO200 NCNXで補正(WB調整・明るさ調整)

早速、特等席をキープ!
「ねぇねぇ、すごいよぉ!こみなとが二つならんでるよぉ!」



確かに…。これまで見た事のない景色でした。

Nikon D50 / AF Nikkor 50mm F1.8D
絞り優先オート 1/125 F1.8 ISO200 NCNXで補正(WB調整・明るさ調整)

そして…
この列車に乗ったおかげで、思いがけない再会の場面が。
車内で乗車券を車掌さんから買うのですが…。

「えっと、川間駅まで、おとな1枚こども1枚で…あ!」(とぉ)
「あ!」(とぉ娘。)
はい。川間駅…あぁぁあぁ!私の事、覚えてるぅ?(車掌さん、とぉ娘。に向かって)

実は、ここを初めて訪れた花火大会があったあの日。
すっかり顔なじみになった、車掌のおねーさんだったんです。
おねーさんの事はこちらに詳しくUPしております



今度はいつ来るの?
川間駅で降りた後もとぉ娘。と車掌さんの話は続いていました。

Nikon D50 / AF Nikkor 50mm F1.8D
絞り優先オート 1/500 F1.8 ISO200 NCNXで補正(WB調整・明るさ調整・トリミング)

列車を追いかけながら…。
また来るよぉ~!大声でおねーさんに言っていました。



また、来なくちゃね。おねーさんに会いに♪

Nikon D50 / AF Nikkor 50mm F1.8D
絞り優先オート 1/640 F1.8 ISO200 NCNXで補正(WB調整・明るさ調整・トリミング)

実は、このおねーさんの事はとぉ娘。もすごく印象に残っていたらしく「また会いたいね。」ってよく話をしていたんです。
向こうもとぉ娘。の事をよく覚えていてくれたのにはびっくりしました。
「あぁ~?自分のカメラ持ってるんだぁ?」って話したりして、とぉ娘。も大喜び。一駅だったけど、乗り鉄した甲斐があったね♪

さて、今日のとぉ娘。の一枚です。


Photo : とぉ娘。

はっきり言って、とぉ、負けてません??
構図といい、狙いといい…。
こういう写真、とぉが狙ってたんですけど…。

一本取られましたよ、はい…。



眼がよくなった?

2006-09-29 | マクロってる?
先日、清々しい晴天に恵まれたある日の事。
ぽっかりと予定が空いてしまったので、いつもの21世紀の森へ秋を探しに行ってきました。
この日はモデルのとぉ娘。も学校なので一人です。

そういえば、一人で写真撮りに行くって久しぶりだなぁ…。
いつもはその時どんな花が咲いているのか等調べて行くのですが、この日は何も下調べせずにぶらりと出かけてみました。



公園に入ると、すぐにススキの姿が。
早速秋の景色のお出迎えです。

Nikon D50 / SIGMA 55-200mm F4-5.6DC 165mm
絞り優先オート 1/500 F5.3 ISO200 NCNXで補正(明るさ調整)

前に行ったコスモス畑はすっかり刈り取られていました。
ゆっくり散歩するように「野草園」のほうへ…。
すると、小川沿いに



彼岸花が咲いていました。

Nikon D50 / SIGMA 55-200mm F4-5.6DC 56mm
絞り優先オート 1/800 F4 ISO200 NCNXで補正(明るさ調整・カラー調整・USM)

群生といっていいかどうかの規模ですが、咲いてるとは思ってなかったので嬉しい誤算です。
早速レンズをタムマクにチェンジします。



花の赤さにバックの緑が鮮やかで、とても綺麗です。

Nikon D50 / TAMRON SP AF 90mm Di MACRO
絞り優先オート 1/400 F7.1 ISO200 NCNXで補正(明るさ調整・USM)

この日は、本当に良い天気で小川の流れがキラキラ輝いていました。
暑くも無く、寒くもなく、お昼寝でもしたくなる本当に素晴らしい日和です。



こういう輝く川面をバックにした時は思い切って明るめの補正のほうが綺麗に感じます。

Nikon D50 / SIGMA 55-200mm F4-5.6DC 150mm
絞り優先オート 1/500 F5.3 ISO200 NCNXで補正(明るさ調整・カラー調整・USM)

彼岸花は最近皆さんがブログにUPしてるので、とぉもぜひ撮りたいと思っていたのでした。この日は、ここで腰を据えて撮影することにしました。
やはり、こういう花は早速「接写」でしょう。
三脚を取り出します。

セットしてリモコンの用意もよし…。
いつものように息をひそめてファインダーを覗き込みます。



すぐに気がつきました。な、な、何だぁぁぁあ????

ファインダーがこんなに見やすいのは???一体…。

Nikon D50 / TAMRON SP AF 90mm F2.8 Di MACRO
絞り優先オート 1/400 F4 ISO200 NCNXで補正(明るさ調整)

ちょっとわざとらしかったですか(笑)?
いや、でも本当にそう思ったんですよ。
オリンパスのME-1(Magnifier Eyecup)を取り付けてからマクロ撮影してなかったので、その効果を実感する機会もなく…。
「まぁこんなモノなのかなぁ~?」って付けてるのを忘れていたんです。

しかし、マクロってみるとその効果はかなりあります!



今まで、こういった寄った写真を撮る時はピントの心配をして、絞ったカットを同じ構図で何枚か撮っていたのですが、この日は全くそんな心配をせずに済むほどでした。

Nikon D50 / TAMRON SP AF 90mm F2.8 Di MACRO
絞り優先オート 1/1250 F4.5 ISO200 NCNXで補正(明るさ調整)

雑誌でD80の開発者が「ファインダーの見やすさにはこだわりました」というコメントがありましたが、D50の弱点と言われるファインダー問題はME-1を装着しただけで解決したと言っても言いすぎでは無いと、とぉは思ったのです。



彼岸花の小さなしべの先にピントを持ってくるのも、バージョンアップ(そう呼びたくなってしまいます)されたD50ならかなりの精度で可能になりました。

Nikon D50 / TAMRON SP AF 90mm F2.8 Di MACRO
絞り優先オート 1/1000 F3.5 ISO200 NCNXで補正(明るさ調整・カラー調整)

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いやぁ~。本当にびっくりしました。
まさか、ここまで見やすくなってるとは気が付いていませんでした。
私は元々視力が良いので(両目とも2.0がいまだにはっきり見えます)、そのおかげもあるとは思うんですが、マクロ撮影時における効果はすごく大きいと感じました。たった、2割の拡大がこんなに違いに繋がるんですね。

今にしてやっと、オリンパスのこの小物をD50ユーザーがあちこちで「使ってる」と言ってる理由を知った気がします。
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おかげで、困った時のネタがまたちょっとストックできました♪

D50でスポーツ撮影!野球編 その4

2006-09-28 | スポーツ
4回目をむかえた「野球撮影シリーズ」。
今回がとりあえず最終回である。

その1の時に挙げた最後のテーマ、
3.選手の表情は今のレンズ構成でどこまで追えるのか?について話そうと思う。

今のレンズ構成といっても、使用するのはSIGMA 55-200mm F4-5.6DCのみであるが。

私が撮りたいのは、プレーそのものよりはむしろ選手の「表情」や「感情」なのである。真剣勝負の最中に見せる「顔」を撮りたいと思っているのだが…。



1/400 F5.6 ISO400 NXで補正(明るさ調整・トリミング・USM)

まずは、慶応大学の加藤君。(3年・川和高)
高校時代は全くの無名選手だったが、3年生にして慶応のエース的存在になっている。この日は完璧なピッチングを展開、法政打線を4安打13奪三振に封じ込める見事な内容だった。MAX147kmのストレートと縦のスライダーで強打・法政のバッターがワンバウンドの球を次々と振らされていく。
「これは、すごい投手だぞぉ」そう思ったのは私だけではないだろう。
性格も投手向きで、表情がマウンドの上でも豊かである。



1/400 F5.6 ISO400 NXで補正(明るさ調整・トリミング・USM)

最後の打者も三振に取って小さく拳を握る。
控えめなガッツポーズだが、この日の充実したピッチングへの満足感が伝わってくる。

続いて、今回も登場の早稲田大学・大谷投手(4年・報徳学園)。



1/500 F5.6 ISO400 NXで補正(明るさ調整・USM)

1回表の味方の攻撃中。ベンチ前でアップする時に見せた引き締まった緊張感溢れる表情。彼はもともと闘志を表に出してプレーするタイプの投手である。
気合が乗ってくるのがファインダーを通しても伝わってくる。
なお、この写真はトリミングなし。
せめて、これくらいの大きさでプレーしてる選手を撮りたいものである…。



1/2000 F5.6 ISO400 NXで補正(トリミング・USM)

ピンチの場面を三振で切り抜けて…
「よっしゃーーー!」スタンドまで聞こえてくる雄叫びをあげ、派手なガッツポーズ。いいなぁ。こういう選手は好きだなぁ。
早稲田っぽくはないが…(笑)。

さて、この日の2試合で特に印象に残ったのが明治大学。
法政・慶応・早稲田に比べ、野球が良い意味で「がむしゃら」に感じられた。



1/1600 F5.6 ISO400 NXで補正(トリミング・USM)

試合の序盤から一塁へ頭から飛び込んで行く選手が多く見られる。
スタンドでは「高校野球みたいだなぁ」という声が…。
開幕の立教戦で連敗して沈滞気味のチームだが、それを何とかしようとする選手達の意気込みなのだろうか。



1/640 F5.6 ISO400 NXで補正(トリミング・USM)

事実、その気迫が終盤の逆転を呼んだ。



1/320 F5.6 ISO400 NXで補正(明るさ調整・トリミング・USM)

逆転して盛り上がるベンチ。
スタンドも大騒ぎだ。(写真がUPできないのが残念)

不思議なもので、守備でも声が良く出るようになり表情も生き生きとしてくる。
確かにその気持ち、すごく良く理解できる。



1/640 F5.6 ISO400 NXで補正(明るさ調整・トリミング・USM)

野球だけでなく、どのスポーツもそうだと思うが「流れ」や「勢い」というのがゲームを大きく左右する。ファインダー越しにずっと感じていた明治大の「勢い」が結果を生んだのかもしれない。

そして、更にその勢いは増していく。



1/640 F5.6 ISO400 NXで補正(明るさ調整・トリミング・USM)

7回。更に早稲田を突き放す、1番田沼選手(4年・大田市商)のHR。
三塁を回って大きく叫びをあげる。
更に5番・佐々木選手(2年・日大三高)の3ランHR。さすがは、強打・日大三高で4番を打っていた選手である。2年生ながら明治の5番に座るだけの事はある。高い放物線を描き打球はレフトスタンドへ…



1/640 F5.6 ISO400 NXで補正(明るさ調整・トリミング・USM)

打球がスタンドに入る。
応援席へ手を突き上げる佐々木君。



1/640 F5.6 ISO400 NXで補正

応援席からは大歓声。納得の表情で1塁を回ろうとする佐々木君。
HRを打った選手だけに許される至福の時を彼はこれから数秒間味わう事ができる。



1/640 F5.6 ISO400 NXで補正(明るさ調整・トリミング・USM)

この日、一番盛り上がったこの場面。
なかなかイイ感じで撮れてるのではないだろうか?

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いかがでしたでしょうか?野球撮影シリーズ。
ちょっとついて行けんわぃ。という声も聞こえてきそうですが…(笑)
で、結論です。
ボディに関しては、「D50で充分通用する!」という事になりました。確かにもっと連写性能が高ければと感じる時もありましたが、それは「報道カメラマン」ではないのですから、贅沢を言えばキリがない…という事で(笑)。
ただ、やはり、レンズはどうしても欲しくなりました。
この日の撮影で、やはり200mmでの限界を感じました。
特に選手の表情を追う時にはもっと長いレンズが欲しくなります。せめて、マウンド上の選手がバストアップくらいで狙える位は欲しいです…。
S/SはF5.6でもISO調整など工夫すれば結構稼げる事が分かった事から、×2のテレコンつきで、SIGMA APO 70-200mm F2.8 DG HSMの購入を強く決意した次第です。理想はAF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8(IF)なのですがとても手が届きません…。

とりあえず、購入目標を来年の娘。の運動会(5月)に設定して…
頑張るぞぉ!!おぅ!

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以上、おそらく皆さんの予想通りの結果だと思いますが(笑)。
スポーツ撮影レポートでした♪

D50でスポーツ撮影!野球編 その3

2006-09-27 | スポーツ
さて、スポーツ撮影にチャレンジした今回のテーマも3回目。
段々話がマニアックになっていくのはご勘弁を(笑)



前回までで、ピッチングシーンとクロスプレーの瞬間をとらえてきたが、やはり事前の予想通り一番「難しいなぁ~」と感じたのは「バッター」を撮る時。
何人かの方にすでに予想されている通り(笑)今回は、私がどれだけ苦しんだかを話したいと思う(自虐ネタ?)。

ピッチャーの投球シーンは、「投手が投げなければ試合は始まらない」と言われるように(当然ではあるが)、連写使えばまぁまぁの確立で良い写真が撮れるようになった。
しかし、バッターが打つ瞬間を撮るのは容易ではない。



1/250 F5.6 ISO400 NXで補正(明るさ調整・トリミング・USM)

というか、はっきり言って「難しい!」のである。



1/850 F5.6 ISO400 NXで補正(トリミング・USM)

何が難しいって、バッターはいつバットを振るか分からないからである。
極めて単純な問題ではあるが、撮影する側からすればこれが非常に大きな問題である。何しろ通常の試合展開では9イニングで大体投手が投げる球数は約150球ほど。両チームで300球である。
これを、1球1球連写で撮ってるとJPEG撮影でも1Gのカード容量ではとても足りそうにない…。かといって、打者が振らなかった時はその都度削除して…ってやってると(私も最初はそうしていた)今度はバッテリーが不安である。

プロカメラマンはどちらも予備を常備しているだろうし、デジタルの利点を最大限使って撮影しているのであろう…。



1/800 F5.6 ISO400 NXで補正(トリミング・USM)

だが、「お!振った!」と思ってシャッターを切っても(それでもかなりの速さで反応してると思ったのだが)、良い瞬間捉えられない。
ほとんどの写真が↑や↓のような感じになってしまう。



1/640 F5.6 ISO400 NXで補正(明るさ調整・トリミング・USM)

つまり、フォロースルーのシーンばかりになってしまうのである。
これはこれで、個人的には「格好いい」と思うのだが、やはりもっとスピード感溢れるバッティングシーンを撮りたいものである。

それに、1球ごとにシャッター切りまくっていたら、撮ることばっかりに気が行って肝心の野球が面白くもなんとも無い事に気が付いた。

そこで…。秘密兵器を駆使してみた。

カウントや点差等の状況、投手の今日の調子。打順、打者の雰囲気…。
「自分がプレーしている」と思って試合を見る。
もともと私はキャッチャーだった。その「プレーヤーの目」を使ってみよう!という事だ。
とは言っても「ん~、いわゆる一つの、こぉばーんと来て、だーって感じですかぁ?」というあのお方のような野性的カンは持ち合わせていないので、大した精度ではないのだが…(笑)



1/1000 F5.6 ISO400 NXで補正(トリミング・USM)

そうやって撮るようにすると、試合は見てて楽しいし結構ヒット率もよくなってくるからますます面白くなってくる。
もちろん、全てが自分の思った展開にはならないのだが(当然のお話)、それはそれで「なるほどぉ~。」「そぉ~かぁ。」となり「野球観戦」してるモードになってくる。

例えば、「1-0でリードする早稲田の5回の攻撃。試合はリードしているものの明治ペース。1死だがランナーが一塁にいる。打順は2番」となると「ここは間違いなく送ってくるだろうなぁ。明治のピッチャーはコントロールいいし、次の松本君が今日はそんなに振れてないと見てるだろうから素直にバントさせるだろうなぁ」…。



1/800 F5.6 ISO400 NXで補正(トリミング・USM)

で、↑の写真が撮れた。
思い通りの一枚が決まった時は、まるで自分がバントを決めた様な感覚さえ覚える(ちょっと大袈裟かなぁ?)

ところで、その早稲田の松本君(2年・千葉経大附)であるが、実は大谷君同様今日密かに注目していた選手でもある。



1/640 F5.6 ISO400 NXで補正(トリミング・USM)

彼は2年前、今年の千葉県代表でもあった千葉経大附が甲子園に夏出場でベスト4まで進んだ時の「4番・ピッチャー・キャプテン」である。お父さんが同校の監督であり、「親子鷹」と言われた事を覚えている。ちなみに彼の弟も、今年2年生ながら1番・ショートで甲子園出場を果たしている。



1/1600 F5.6 ISO400 NXで補正(トリミング・USM)

早稲田に進み、打者としての才能を伸ばしてきているようで、競争の激しい早稲田において2年春から3番に抜擢されている。
この日は、ちょっとタイミングが取れていない感じだったが、柔らかいバッティングは将来性を感じさせてくれた。

ちなみに、今日UPのベストショットも彼の打席から。



1/1600 F5.6 ISO400 NXで補正(トリミング・USM)

この打席、結果はセンターフライだったのだが、ジャストミートの打球が正面をついた感じで場合によっては貴重な追加点のタイムリーになるところであった。

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打者編、どぉでしたでしょうか?
一部の方はこの展開を読まれていたようですが(笑)。
ひょっとして、D50の連写性能に不満を持って「ボディ沼」再燃かぁって予想してましたかぁ?
残念でしたぁ~。それよりも逆にD50をどうやってフル活用してやろうかって意欲が燃え上がってきております。
スポーツ撮影で思った事は、写真撮ることももちろん、やはりその競技を観戦して「楽しむ」事を忘れるのは勿体ないなぁという事です。
アマチュアカメラマンなんだし、そのスポーツが好きで撮ってるんだから、やはりプレーを楽しまなくては!
これが、今回お伝えしたかったことです。

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さて、ボディ沼への歩みはなかったものの…その代わりに(謎)…。
次回、最終回です。