蹴野球迷想日記

小学生へのフットベースボールの指導通じて感じること、迷い、想いを綴った日記

110227 質問

2011-02-26 19:52:35 | スポーツ
時折強い風が吹くが暖かい日であった。

これまでのランニングを少し短くして、捕球からインサイド、ノックへと動いていく。
途中、呼び止めて
「今はどうしてアウトになった?」
「靴のどこにあたった?」
「なぜ、怒られるかわかるか?」
「どこが悪かった?」
「落球したのはどうしてか?」
と質問する。

なかなかすぐに答えられない。
つまり、何も考えていないということである。
考えていないから、覚えていない。
やったので終わりという感覚である。
これでは伸びてこない。

ここ何年かで、教えても理解できないのを感じていた。
他のチームでも「こうしろ」と言われるからしているというレベルになりつつある。
そこを一歩抜け出したい。

「ここは、こうだ。」と教えても吸収する素地がなければ効果が薄くなる。
ふりかえる癖ができれば、言われる意味が見えるはずである。
自分がしたプレイをふりかえることができるように、これはしつこく続けていきたい。

聞かれたことに対して返事が早いのはセンターの4年生である。
考えているので、伸びてきている。
すでに動き出しでは、昨年のレギュラーを越えている。

110220 メンバー不足

2011-02-26 07:40:13 | スポーツ
前日よりは、ましであったが、ソフトボールの練習であれたグラウンドであった。
体調不良に、用事で昨日よりも出席者が少ない。
いつもなら、「試合に出られないぞ」というところを
「人数が少ないと、ダッシュの順番がすぐまわってきてつらいだろう」と言うとうなずいていた。
本気になってふやさないと危ない。

練習は、いつも通りでスタートしたが、インサイドと捕球練習の感触がよかったのと
インサイドの意味をわからせるために、6年生をFWにして練習。
そのまま、今年のFW陣にして練習と展開する。
LFにはめた4年生がはまる。
外野の動きもこの時期としてはまずまず。
昨年からのメンバーが守るところは、昨年のこの時期よりはいい。
問題は、新人たちのポジションになりそう。

1塁候補者は別メニュー調整。
中学生に投げさせて、捕球の感覚をつかませようとするが、まだ距離感と恐怖心が克服できない。
体より手が出るのは、初めて間もない子に多い傾向である。
まだ、基本が大切な段階である。

ここまでは、予想以上の出来である。
そろそろ、次のステップの練習に移ってもいいかもしれない。
そのためにも、メンバーが増えないと。

110219 全面凍結

2011-02-20 06:48:00 | スポーツ
一昨日の雨の影響でグラウンドは凍りついていた。
早く来た子が、水溜りの氷を割って遊んでいる。
あまり見たことのない風景であった。

自主連のキックで4年生がいきなりこれまでにないキックをする。
見ていると左足の位置を意識しながら練習している。
あとは、自分の感覚をしっかりとつかめるかどうかである。

凍ったグラウンドは時間とともに解凍していく。
アップを始める時には、前面に水が浮いてきた。
ここまでひどい状態も初めてである。
どこかできる所はないかと探したが、どこも同じ状態。
グラウンドはしばらく無理と判断して、体育館横のコンクリの上でストレッチから捕球練習を行う。
いつもながら、5年生の体は硬い。
わめかなくなったのは進歩か。

2時間たってグラウンド中央がやや乾いてきたので、ベースを動かしてノック。
内野の4年生がいい送球をする。
外野の動きはそこそこ形になってきた。

本当は、内野を入れてみたいのだが、主将は足のけが、1年生は体調不良でお休みとそろわない。
人数不足は、いかんともしがたい。
来週のY小卒業記念大会は、ぶっつけ本番になる。
本格的に試合に出たことのない子が半分いるので、試合がどんなものかがわかればいい。

110213 雪の中で駅伝大会

2011-02-13 19:50:33 | スポーツ
土曜日は、「どうしょうかな」と迷っていた7時頃から雨。
山の方を見上げれば、すでにうっすらと白くかすんでいる。
中止を連絡した後からみぞれに。
そして、30分にしたら大粒の雪になる。
どんどんどんどん降り積もるの言葉どおり、一気に白くなる。

この時の状況を前会長がメールしてくる。
「雨で中止と連絡受けたんですけど、すでに豪雪なんですけど」
どうも、伝道師が住む所より厳しいらしい。
雪が湿っていたので、午後になり溶けたのは幸いであった。

日付が変わって日曜日は、毎年恒例の駅伝大会。
路面は凍結。公園も凍結。
ということは、時間がたてば解凍するわけで、競技開始頃には公園はべちょべちょになる。

史上最大の参加チーム数のうえに、低温で寒い。
集合をかけても、トイレに行く子が多く移動できない。
「早めにトイレに行くように」コーチが繰り返すが、直前にトイレに行く始末である。
「おいおい、ちゃんと聞けよ。子どもの世話しろよ。」とスタッフのぼやきが高まる。
保護者の意識のうつり替わりを感じざるを得ない。

わがチームのメンバーも多くが出場していた。
走るのが苦手な前キャプは姿も見せなかったが、お父さんは元気に走っていた。
OGも中学校のクラブで出場したが、一部一般出場の町内会に負けたのはいかがなものか。
近隣県大会に一緒に出場した子たちも顔を見せていた。

終了間近に雪が強まり、終了後には太陽が顔を出す。
表彰式で礼もできない子にため息をつく。
とりあえずは、大きな行事は無事終了した。

この駅伝を迎えると新年度の近づきを感じる。
少しずつ高めていけばいい。
T小の監督に「卒業記念大会は試合できればいいですから。1年生もデビューさせますし。でも3試合させほしいですね。」とお願いする。
後始末のあと、コーチが
「昨日、座学とも思ったけど、まだわからんでしょうね。」
と言うので
「試合を経験しないと、理解できないでようから。今年のメンバーで経験が一番長いのは5年生のおっさんですよ。」
と答える。
大きな転換期の1年ではあるが、希望はある。

110211 笑顔と涙目

2011-02-12 07:33:12 | スポーツ
前日から雪の予報であったが、どうも1日づれるらしい。
久々に高台の公園で練習。
さすがに風は強い。

時計がないので、こっそりと20分前に練習スタート。
アップダウンのある周回路をいつもと同じ時間走らせる。
かなり体力がついたのか、手の抜き方を覚えたのか、走れるようにはなってきた。
コーチは2周ほど併走し、日曜日の駅伝大会の足慣らしをしていた。
アップのサーキットでは、4年生が6年生と同じスピードで切り返す。
6年生、重くなってきたか。

捕球から、インサイドへの練習切り替えでだらだらしたので、またランニング。
また、ノックの際にぺちゃくちゃしていたのでボールを蹴りこむ。
まだ、わかっていない。

人数不足のため、変則シートノックをしてみる。
ビビり方の激しかったCFと久々のLFは途中から別メニューである。
残った外野には6年生と中学生に蹴らせてみるが、鍛える蹴り方になっていない。
ファールは蹴るは、簡単に頭の上を越すは。
ミスキックをしたら1塁ランナーという罰にしたら、キッカーがいなくなる始末。

外野のノックが終わっても別メニュー組は続いていた。
近距離からの早いライナー練習を見て前主将が「楽しそう」と参加。
ビビりが増す5年生に対して、腰が浮かないのはさすが。
5年生の時にCFをしていたのはだてじゃない。
いくら速い球でも、入ってくる球は楽である。
「何が楽しいの」という外野に
「だって、たのしいじゃない」とニコニコしている。
最近、お手伝い程度しかしていないので久々に充実感を感じたようだ。
対照的にCFは涙目であった。

明日こそは天候が崩れそうである。
最近、このパターンが多い。

110206 初外野

2011-02-06 20:02:37 | スポーツ
昨日よりは少し寒い。
グラウンドにうっすらと霜が見えるが、練習に支障はない。
行事に、体調不良に、新チームの参加者は半数。
なぜかチビッコ組は元気に参加してくる。

アップ後のひと休みした後の練習開始にダラダラして集まらないのでグラウンドをランニングさせる。
この辺りの意識は新6年生がちゃんとしないと生まれてこない。

練習内容はあまり変わりない。
ただ、珍しく外野候補がそろったので、外野だけポジションに入れてみる。
正確には、内野の候補者がほとんど休みだったのである。
予定より早いのだが、これもタイミングである。

これが、この時期にしては意外といける。
力関係がフラットなせいか、動きに遠慮がない。
声が出れば上出来なのだが、全く初めての組み合わせにしては可能性は感じられた。
1年間にはフライに対してビビっていた子がフライに対する感覚を身につけている。
結果とはいえ、内野で1年間試合に出た効果ということだろうか。
試合になるまでは、まだまだ時間がかかるだろうが、頑張ってほしいものだ。
けが人が出なければ、この4人でそこそこ守れそうである。

外が決まれば、内は鍛えやすい。
ということで、内野でただ一人残ったCFは最後の10分間伝道師の集中砲火をあびたのである。
なんだかんだ言いながら、秋よりは良くなってきている。

午後からは、雲が出て冷えてきた。
手伝いに出かけた近所の神社の節分祭は寒かったが、午前とは別人におしゃれした子たちが現れていた。

110205 人数不足

2011-02-06 06:26:12 | スポーツ
先週の寒波から比べると暖かい日となった。
が、インフルエンザや風邪で体調不良の欠席が相次ぐ。
この時期ならまだいいが、春以降だと試合にも出られない。
保護者に「あと3人。できれば新5年生以下。」とリクエスト。

人数が少なければ少ないで、練習はまとまる。
捕球から始めてノックまで。
まだ、その場その場で終わらせてしまう子もいるが、だいぶ形になってきた。
ノックは、ショートから外野へ。
動きはいい。
かなり、ポジションの形は見えてきた。
ただ、背が低いハンデは、ボールが落ちるか落ちないかの球際を頑張らないといけない。
ワンバウンドで無難にいくとバウンドした球が頭を越してしまうのである。
そこが頑張れれば、意外と守備範囲は広がりそうである。