旅人の回想 Memoirs

どこにもしばられず、寄留者でありたい。

我が子の誕生

2007-04-29 22:10:49 | 日常の風景
4月15日(日)16:29、無事男の子を授かりました。

インドから帰国した翌14日。その日が出産予定日でした。
妻と二人で陣痛を促進しようと、大阪・桜ノ宮あたりを桜を見ながら散歩し、妻のお腹に「もう出てきていいよ、待ってるよ」と話しかけました。

その晩、15日未明に陣痛がスタート。
11時頃に入院し、よくよく診察するとへその緒が首に絡まっている可能性ありとの診断。陣痛が進むにつれ胎児の心音が低下、時に途切れるようになり、あともう少し踏ん張れば自然分娩で生まれるという手前で、胎児仮死を避けるとして帝王切開手術に急遽変更、一時は妻の心拍までも低下し、妻と子供の二人の命を奪われるかと思いました。

帝王切開手術は成功し、妻も無事、
しかし子供は2046グラムという低出生体重児で且つ肺炎になる可能性があるとして即、新生児集中治療室(NICU)に運ばれ、保育器の中に入って点滴や酸素供給。妻は自然分娩と帝王切開の二重の苦しみでとても辛そうでした。

結局、赤ちゃんの回復・成長は良好で、一週間後には妻と一緒に退院。
そして退院翌日、僕はインドに戻ってきたのでした。

何はともあれ、無事でよかった。健康であることが何よりだと思いました。
写真は、保育器の中の我が子。黄疸治療のため、アイマスクをしています。

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