介山の日記

つれづれに思ったことを書きます。

連休の渋滞 東京から白馬

2018-05-07 09:15:50 | 日記
今年の連休も、白馬に行って来ました。

率直なところ、連休ともなれば、白馬はオフ
シーズン感があり、不便を感じることも多い
のですが、それでものんびりできました。

それにしても、富山に近いところだからとは
言え、東京から白馬に行くには、現代の難所
とも言うべき渋滞想定地域が多くあります。

関越道からなら、まず都内、練馬、鶴ヶ島、
高坂、花園、上里、藤岡、横川、軽井沢と、
難所が続きます。

中央道からでも、同じくまず都内、八王子、
小仏、上野原、猿橋、大月、笹子と、やはり
難所が続きます。

いずれにしても、首都圏を抜けるまでと、
首都圏に入ってからは、気が抜けません。

むろん、環状道路の整備や、そもそも高速
道路の地方への延伸で、全体的には便利に
なっているのだろうと思います。

鉄道も、昔の新幹線の200%以上の混雑率
を思えば、快適さは増していると思います。

飛行機も、昔より安価になっていることを
考えると、便利になっていると思います。

ただ、人口は減っているものの、自動車の
保有台数は増えており、渋滞について言えば、
起こりやすくなるのも道理です。

http://www.jama.or.jp/industry/four_wheeled/four_wheeled_3t1.html

国民が豊かになって、自動車も保有し、国内
外への移動が増しているなら、さらなる利便
性の向上を目指しても良いと思います。

単純に、たとえば、途中のサービスエリアで
休もうにも(買い物しようにも温泉に入ろう
にも)、渋滞を避けるためににスキップして
しまえば、その地域にとっては機会損失です。

また、渋滞で自動車がエンジンをかけっ放し
にすれば、それだけで環境負荷がかかります。
(エコカーにすれば良いのでしょうが、全車
そうなるまでには時間がかかります。)

もちろん、車線を増やすなどの対策は、もう
限界があるでしょう。

そうなると、道路や交通機関の利用方法、
つまり、休暇の取りかたまで考えなければ
ならないと思います。

いっそ「ゴールデンウィーク」という考えを
捨て、だれもが、夏休みとは別に1週間の
休みを取れるとするほうが、空いている道路
と設備を使え、消費も増えて環境にも優しい
のではないでしょうか。

当然、現実には難しいとの声も聞こえて
きそうです。

が、1日24時間、365日稼働の企業での
経験からすれば、みんなで一斉に休むよりも、
会社は年中無休で「かわりばんこ」に休む
ほうが、旅費も安くて空いているうえに、
出勤している人にフォロもしてもらえて、
結構、快適な気がします。

「繁忙期」の名の下に、提供されるサービス
の質は下がるのにふだんより多くお金を払い、
それが嫌なら家で寝ていると言うのは、
およそ、豊かとは思えません。

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