ウナ・セラ・ディ大分

ふと思ったこと、感じた事、そんな暮らしの中のちいさな気持ちを綴ってます。気が向いたら読んでね。

ドクダミ一輪。

2009年05月22日 | Weblog
うちの猫の額ほどの庭に

今年もドクダミが花をつけました。

それはそれは泣けちゃうくらいの清さです。

この楚楚たる佇まい、そして気品。


ドクダミとは毒痛みと書き、毒を矯める(止める)という意味を持ちます。

俺は、その浄化能力の高さを、この上なく真白な花の中に見てるのかも。

そこが最大の魅力です。

でも、葉っぱもハート型でキュートでしょ?


最近はこの匂いさえも大好きです。






身近に置きたくて、一輪挿しに活けました。



いつか八重のドクダミが見てみたい。葉にフの入ったものもね。




今年はお茶だけでなく、若い部分を天ぷらにしてみようかな?



蜃気楼の街 - 大貫 妙子









活きるということ。

2009年05月14日 | Weblog
畑に植わった植物としての茶は『チャ』と呼ばれる。

その茶園から摘まれた生葉を揉んだり、乾燥したり、発酵したりしてはじめて

チャは『茶』となる。



花が真の意味で生命を得るのは

野に素材として咲く時ではなく、人がそれを切り、器に入れ、部屋に飾る時である。

植物を活かす時、はじめて花は『花に成る』のだ。



ヒトはいつ人と成るのだろう?



それは…自分の為ではなく誰かのために生きられた瞬間ではないだろうか。

きっと、アガペーと呼ばれる種類のものが心に芽生えた時、ヒトは人に成れるのだろう。


そこに永遠を感じられたら

俺はもう、活きたと感じるだろう。

死んでもこわくないだろう。





…死なないけどね。









昼酒ブーム。

2009年05月10日 | Weblog
みうらじゅんとbirdの入籍。。。
びっくりしたなぁ~もぉ(笑)

世の中には
たまに不可解な事が起きますが
このカップルもその一例かと思われます。

みうらじゅんと言えばマイブーム。
おいらのただいまのマイブームといえば…
そう昼酒なのら。

昼寝、昼酒、昼風呂。。。
『ああ、世間様には働いてらっしゃる方もいるというのに…』
昼酒の意義は、このわずかな良心の呵責に苛まれつつ行なうところにある。

ていたらくのきっかけとなったのは
湯布院は二本の葦束のバー、バローロ。
(バローロとはイタリーワインの産地名)
午後3時~。


 





ここで飲む酒は格別です。




例えば、すいかのソルティ・ドッグ ※グレープフルーツの代わりに甘めのすいかを使う。





例えば、大好きなホーセスネック ※ブランデー&ジンジャーエール&レモンの皮。


最近、確実に酒が増えてきている。
にごり酒、リキュール、ブランデー。
ま、いいか。。。

次の休みは、どこにも出かけず映画でも見ながら…赤だな。
チーズとバジルと塩トマトと靖子を買わなきゃ。
※靖子とは、もちろんナビスコRITZである。



『ああ、働いてらっしゃる方もいるのにぃ~』


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きよしちゃん、ずっとずっと愛してます。





お月様覗いてる
君の口に似てる
キスしておくれよ
窓から~。









絶対音響☆俺タイプ

2009年05月06日 | Weblog
グレン・グールドのピアノを

大型のタンノイで聴く。。。ぬぁんて幸せ。


彼の演奏を聴くとこんな心境になる↓。


誰かと寄り添い

ひとときの思い違いが許されても 

回りまわってやっぱり俺の魂はひとりぼっちだ。

グールドはそれを濁さず教えてくれる。

時にやさしく、時に粗暴なまでに。






気になって訪ねた先は、喫茶HAMAMO。




2度目に訪ねた昨日は、ニナ・シモンを持参した。

ここで聴く彼女のリリカルなピアノと歌声は

まったくまろやかに響いた。そう、息遣いまでがそこにある。


親しいアルバムなのに

うっかり『はじめまして』と云いそうになったりして。

タンノイ、浜野オーナーありがとう。

繁く通いそうな予感がします・・・。


Bach - Goldberg Variations: Aria (Glenn Gould)


次回は、イギリス組曲が聴きたいな。