グアテマラに着いてからウエウエに赴任するまでの約1ヶ月間、首都から1時間ほどにあるアンティグアという町でスペイン語の語学研修を受けた。 1773年の地震で町が破壊されるまではここがグアテマラの首都だった町で、今も破壊された状態の建造物が保存されており、町全体が世界遺産に指定されている。
観光客もパナハッチェルと並んで多く、町中では周辺の村からグアテマラのカラフルな布や民芸品などを売りに来ているマヤの人々を見かける。
遺産もいいがアンティグアで好きなのは石畳で出来た道路。町全体が舗装ではなく、石が敷き詰められて出来ている。補修もちゃんと石を抜いて路盤を固めてから改めて石を敷き直しているから徹底している。というより、世界遺産の町なので石畳しか許されていないのが本当のところか。
車も走ると揺れるし、ごつごつして実際は歩きにくいのだけど、その不便さを超えて町の雰囲気をぎゅっと締めているというか、落ち着きを町全体に与えている、そんな感じ。
石畳だと、新聞売りのおばさんも締まって見えるから不思議だ。 えっ?見えないって?