ウエウエからメキシコに向かって1時間半ほど走るとクイルコ市に着く。そこからさらに約30分揺られて目的地に向かった。
途中、数年前のハリケーンで洪水が起きたというクイルコ川を渡る。台風で橋が流されて仮設の人道橋は架けられているが、車道橋がまだ架けられてないので直接川を横断する。水深の浅い所を選んで走っているのだろうが、こっちは初めての現場で状況が分からず川底が見えないのと、ドアの4分の1くらいまでは水に浸かりながら走っているので正直びびる。
川を渡れば後はひたすら目的地目指してひた走る。
この村では村人が各々自分で湧水を引いて生活しており、村としての給水施設はない。当然給水施設のない家も多く、数件共同で水を使用しているところもある。上の写真は共同の水場。 今回は、村として全戸が利用できる統一した給水施設を持ちたいという話が出て、現地視察と水源の水量調査のためにこの村を訪れた。
バナナの幹の皮で水源の水を集めて水量を量る。 水量は十分、水質も多分問題なし(首都にしか検査機関がないのと検査費用が高額で水質検査が出来ない、とりあえず直接飲んでみたが今のところ問題なし、これまでも住民が同じ水を利用して生活している)、なので施設を建設するための調査・設計を引き続き行うことになった。
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ま、仕事も頑張って入るようだし、何より、毎日の生活を楽しんでいるみたいで、良かった。
…なんか、うらやましいぞ。ハハ