社会の産業廃棄物

新しいサイトに引っ越しました。そっちを見てくれれば嬉しいです。

リアリティー

2005年03月22日 | 出来事と思い出
この前久しぶりにまとまった金が入ったんで、タワレコでimmigrate usっていうグループのアルバムを衝動買いした。うん、いいわ。ジャンルとしては一応hiphopらしいんだけど、ラップいらんわって位にトラックの出来がいい。DJ Krushとかに似た感じもするけど、こっちの方がさらに好きかも。

まあ曖昧な素人レビューはこれくらいにして本題。福岡の地震でおばあちゃんが亡くなっていたらしい。僕も福岡市に住んでるんで震度6を体感したのだけど、正直なところ死者が1人しかいないのが不思議だと思う。水道管が破裂して噴出してる様子や崩れたブロック塀、玄海島のニュースを見ると本当にそう思う。

これが大阪とかで起きてたら、「へぇー、ビルとか家が壊れてて、人も大変だね~」とか考えるんだろうけど、実際当事者になってみると微妙に考えが変わってくる。

はっきりいって、玄海島の倒壊した家を見てもそんなにショックを受けないというか、自分の街が地震にあっても他人事と思ってしまう。最低な発言だけど、自分と知り合いと、あとは自分の生活が脅かされなければ、例え人が死んだとしても大してショックを受けないんじゃないかと思う。

たぶん戦争とかもこんな感じで、自分の家族とかが死なない限り、日本が戦争始めてもあんまり劇的な変化って起こらない気さえする。

アメリカだってしょっちゅう戦争してて、そのたびに反戦運動とかやってる。けど一般のアメリカ人から見れば自分の国は無事なんだしリアリティーを感じてない、だからブッシュは再選するし銃社会を見直そうともしない。そんな気がする。

地震

2005年03月20日 | 出来事と思い出
「ヘイ・ガール、ナウい俺とサテンでおちゃしな~い!」

とか言ってるはずだったんですよ。本当は。

なんの事かというと、今日の昼から某所の某イベントにいく予定だったんです。そのイベントが昼の11時から始まるんで、昼夜逆転している僕もがんばって起き、おしゃれな服に身を包んで10:30くらいに会場に到着しました。

会場に行ってビックリ、オシャレ関係もビックリするくらいかわいいオネーサンばっかり。まあそのイベントってのがナンパするためにあるようなもんなんで、僕と友人はもうガッツポーズ。「風は吹いた、時代は変わる」って言ってましたもん。

始まるまえに飯でも食おうってことになって会場近くの喫茶店にいき、そこで僕らのテンションも最高潮になってた。友人は「ファック、ファック」しか話せてなくてとってもウザかったのだけど、僕も内心「これマジで飲みとかファックとかいけるんじゃない?」と思ってた。そのとき事件が起こってしまった。

そう、TVで見たと思うけど福岡で震度6の地震が発生。揺れ初めてすぐにテーブルの下に隠れたんだけど、目の前に植木鉢が落ちてきて、ほんと死ぬかと思った。僕は普段は冗談で「あれは死んだ」って表現を使うんだけど、今回は現実に死を感じた。

もうイベントどころじゃないってことで慌てて外に出たんだけど、アスファルトに大きな亀裂が入ってたり水道管があちこちで破裂してるのを見て「うわーすごい地震やったんやー」と実感した。
なんか街のあちこちで救急車の音がなってるのがリアル、電話もぜんぜんかからんし。

さらに家に帰ってもビックリ。僕はベットなんぞ買う金もなくて布団で寝てるんだけど、布団の上で女性じゃなくて本棚が寝てた。棚の角が枕に突き刺さってて、いつもどうり昼まで寝てたら死んでたっぽい。いや、ほんとに怖いよ。

ニュースによれば怪我人はいるものの、今のところは死者はいないらしい。不幸中の幸いというか、今後も死者がでなければいいのにと思います。友達とか大丈夫かな?

サンプリング的

2005年03月14日 | ど素人考察
パソコンが先にギブアップするなんてアクシデントもありながら、やっと卒論終了。いや、ほんと痔になるんじゃないかってくらいキツかった。

生まれて初めて論文らしきものを書いたわけだけど、あれってすごくサンプリング的だな、と思った。つまり50ページの論文のうちで自分が書くのはほんの10ページくらい、あとの40ページは色んな論文や本のツギハギ。「ああ、このレビューは使えるな」とかばっかだもんね。

結局、日本中に大学生ってのは腐るほどいう訳で、その大部分は僕のように読書感想文すら満足に書けない程度の文才しか持ち合わせてないんですよ。ましてや学生の分際でノーベル賞ものの発見なんてできる訳もなく、お偉い先生が書いてきたものを拝借することになるわけです。ああ、悲しき凡人。

ところでサンプリングって言葉はどうも悪い響きらしい。例えばロックな友人に「ヒップホップとかテクノとか、人の音楽からパクってばっかじゃん」なんて言われることがある。それって結局他人のコピーアンドペーストじゃん、と。

じゃあサンプリング的、コピーアンドペーストが悪いのか、と考えてみるんだけど。これはこれでいい面もある。

例えば、人目を気にせずに言えば、僕は女子高生が大好きだ、うん、愛してる。でもって美人秘書なおねーさんが履くような黒タイツ、これもまた大好きだ。この2つはどっちも捨てがたい。

で、こんなときに「じゃあ女子高生に黒タイツ履かせてみればいいじゃん」というのがサンプリング的な考え方。おお、革新的、一粒で二度おいしいとはこのこと。いや相乗効果で5度くらいおいしいかもしれん。

つまりサンプリングってのは組み合わせのセンスを問うもので、世間一般で言われてるナツミな盗作とは違う。想像力次第で元あったものよりいい作品を生もうってのがサンプリングなんだなと。サンプリングか盗作かってのはあいまいなもんかもしれんけど、少なくとも上に書いた女子高生に黒タイツはいい例だと自画自賛。

研究とか音楽とか、完全にオリジナル、自分で作るってのは難しい。完全オリジナルなものを作ってる人たちは尊敬できるけど、コピーアンドペーストだって悪いもんじゃないんだな、ようは想像力とセンスの問題というお話。

ちなみに僕の卒論はあまりに色んな本からサンプリングしすぎて前後の文がまったく繋がってない、というか今読んだら矛盾しまくっている。ありゃひどい。よくあれで通った。

忙しい身

2005年03月01日 | 出来事と思い出
現在いろいろと立て込み中で、まあそのうち更新します。

なにが立て込み中かというと、ええ、パソコンが盛大に壊れました。僕の卒論データ集も音もたてずに...
ジェニファーのひざの上でさっさと死にたい。