相撲部屋式合宿

　北海高校は２期制で、９月下旬が学期間休業です。その学期間休業中に３泊４日の合宿を行いました。
　今回の合宿は少し変わっていて、「一日二食」の合宿です。名付けて「相撲部屋式合宿」です。
　この合宿は、稽古における心・技・体づくりだけでなく、食事による体力づくりもねらいです。
　一日の日課は次のようです。
　　
　　６：００　　　　　　　起床
　　６：２０　　　　　　　坐禅（３０分）
　　７：１５～１０：００　稽古
　１０：３０～１２：００　食事
　１２：００～１４：４５　休み（昼寝）
　１５：００～１８：００　稽古
　１８：３０～２０：００　食事
　２０：００～２２：３０　ミーティング＋自由時間
　２２：３０　　　　　　　就寝

　坐禅から始まる一日というのは、生徒にとっては初めてだと思いますが、気持が充実し、「これから新しい一日が始まる。頑張るぞ！」という気持ちになると思います。
　稽古の後は食事ですが、お母さん方が協力し合って作ってくれました。
「カレーライス」「親子丼」「牛丼」「チゲ鍋」「鳥団子鍋」等、どれもとっても美味しかったです。
　「食べれる者は強くなる！」をスローガンに皆一生懸命食べました。男女共、今まで食べたことのない量を食べたのではないかと思います。顧問の私も、メタボであまり食べてはいけないのですが、お母さんの料理が美味しいのでついつい食べてしまいました。（笑）
　夜のミーティングでは、「ただ一撃にかける」というＤＶＤなどを鑑賞して意欲を高めるようにしました。
　「寝食を共にする」というのは、楽しいだけでなく、人の心と心が自然とつながっていくような気がします。今回の合宿で一層チームの「絆」が強くなったと思います。
　次の合宿は冬休みです。今から楽しみです。
　
　



　

十勝岳制覇しました！

　先月の９月２０・２１日、剣道部１・２年生は、旭川大学高校剣道部の皆さんと合同稽古し、次の日全員で十勝岳登山に挑戦しました。
　登山といってもふもとからのスタートではなく、バスで「望岳台」（約１０００ｍ）まで上がり、そこから登り始めるというものですが、しかし、これがなかなキツイのです。
　十勝岳は２０７７ｍ。その日は最高の秋晴れでした。望岳台から十勝岳をみれば、すぐ辿り着きそうな感じに見えます。生徒達は「こんなの余裕さ」というような表情でスタートしましたが・・・。
　頂上に辿り着くのに男子でも２時間半くらいかかりました。（女子は３時間くらい。）旭岳を登った経験のある生徒から「旭岳よりきつかったです！」という声が聞かれました。でもその顔は頂上を制覇した満足感と、頂上から眺めた景色は最高だったという表情でした。きっと生徒一人ひとりの心の中には、頂上からの絶景は一生消えないものとなったでしょう。
　今回の企画は旭川大学高校剣道部のお誘いで参加させていただきましたが、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。旭川大学高校剣道部の顧問、北本先生には心から感謝いたします。
　来年も是非このような企画で、生徒達に健全な精神と肉体をつくらせるとともに、一生忘れられない思い出を心に刻ませたいと思っています。