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救急箱だってぇ

っていわれてもねぇ~

STOP 0x000000C2との戦い

2008-03-10 11:47:50 | ハード関係

Index_intro

機種はVAIO PCV-RX55で症状は例のピロピロ画面から先に進まない(セーフモードも)
つまり起動不可の状態です。
現場で色々と検証するも改善が見られず持ち帰りで作業続行となりました。

まずはメモリとハードディスクの検査から始めますが異常は見当たりません。
Knoppixで起動すると中はしっかり確認できます。
どうやらWindowsに異常がありそうですです。

しかしお客様がリカバリーディスクをお持ちでないので何とかしなければいけない状況で
なおかつSTOP 0x000000C2というブルー画面から先に進めないのでこいつを何とかしなければ
いけません。

ネットで調べてみるとBAD_POOL_CALLERで「システムのプロセスやドライバソフトが0サイズ
のメモリプールを割り当てようとした場合や、すでに解放されているメモリ領域を解放しよう
とした際などに発生する。原因のひとつにドライバーソフトの不具合がある。」と例によって
わけわからん解説。

解決例も殆どなくとりあえずデータのバックアップから始めました。
その後回復コンソールを使っての作業に入りますが「半角キー」を選択したあとなんと
あの0x000000C2のブルー画面になってしまいます。

F1000092

ええっ、回復コンソールがつかえない!

何度やっても落ちてしまいます。
これは未経験で次に何をしたら良いのか分からなくなってしまいました。

ピロピロ画面が出ているのでBootファイルが壊れているとは考えずらい・・・
お客様に聞くと外付けハードディスクのユーティリティーをインストールしたらおかしくなった。
と言われますがブルー画面の原因は色々で経験的にマイクロソフトの解説はアテになりません。

しょうがないので事務所のPCにIDE接続でChkdsk /R掛けてみます。
CとDドライブ両方チェックしてみるも効果なし。
System32内の外付けHDユーティリー関連のドライバを削除してみるも効果なし。

だんだんリカバリーDVD購入の路線が見え始めたとき、ここにある「レジストリハイブを初期化」
をとりあえずやってみる事にしました。

c:¥windows¥system32¥config¥system
c:¥windows¥system32¥config¥software
c:¥windows¥system32¥config¥sam
c:¥windows¥system32¥config¥security
c:¥windows¥system32¥config¥default

の5つのファイルをc:¥windows¥repairのファイルと置き換えて初期化してやる作業です。
回復コンソールは使わずIDE接続のまま目視しての作業になります・・・

ががっ!肝心のsystemがrepairフォルダにありません(T-T)
system.bakならあるのですが・・・
しょうがない一か八かsystem.bakをsystemとリネームして放り込みます。

しかしそうは問屋が卸しません。
エラーメッセージと共に再起動してしまいます。

こりゃいかん。
次に先ほどの「Windows XP 復活」サイトの2-3から「過去の復元ポイントからレジストリファイルをコピー」
にチャレンジです。具体的には・・・

フォルダオプションより一番下の「保護された~」項目をチェックなしにします。

02

するとCドライブ直下にSystem Volume Informationフォルダが発見されるようになります。
そのままでフォルダが開けない場合は同じくフォルダオプションの上から2番目「エクスプロラー~」
のチェックをはずします。それでもダメな場合はSystem Volume Informationフォルダを
右クリックして「共有」にチェックを入れてみます。

04

「ジャンっ!」て失敗の音が鳴りますが構わずOKを押すと何故かフォルダが開けるようになります。
(もっと簡単な方法があるかも?)
その中の_restore{25D19C32-2334-4D2A-838B-831B36E7C8ED}みたいなフォルダを開けて

05

RP129みたいなフォルダがバックアップフォルダになります。さらにsnapshotフォルダを開け
適当に順調だったころの時期の日付を見つけてその中の

06

07

_REGISTRY_MACHINE_SECURITY
_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM
_REGISTRY_MACHINE_SAM
_REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE
_REGISTRY_USER_.DEFAULT

を適当な場所にコピーしてそれぞれリネームします。

_REGISTRY_MACHINE_SECURITY →SECURITY
_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM  →SYSTEM
_REGISTRY_MACHINE_SAM    →SAM
_REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE →SOFTWARE
_REGISTRY_USER_.DEFAULT  →DEFAULT

そしてそれらを
c:¥windows¥system32¥configフォルダ内に上書きさせます。

後は祈る気持ちで電源ONをします・・・・

おおっ!!!
XP復活!!

何度か再起動して問題がないところで作業終了です。
システムがやられていました。
お客さん言ってなかったけどコンセントブチ切したかも?

今回も苦労しましたがなんとか成功しました。
(・´з`・)


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