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救急箱だってぇ

っていわれてもねぇ~

百尋(ひゃくひろ)を食べてみる

2008-01-12 15:11:14 | 佐世保ネタ

もうお正月気分ではなくなりつつありますが今から20~前くらいには
お正月料理のメインに百尋(ひゃくひろ)と言う物がありました。

これは鯨(くじら)の腸の部分を厚さ3~5㎜に輪切りしたものでボイルしたものを
こちらでは酢醤油につけていただきます。

これは食べた人じゃなきゃ形容しがたい美味なものです。
昔から高級品で昨今の捕鯨禁止を受けて表市場から姿を消してしまいました。

時々町のスーパーでも小さなものを見かけますがあれははっきり言ってマズイです。
百尋(ひゃくひろ)と銘打ってますがイルカかなんかじゃねーのって疑うほどおいしくないです。

最高級はシロナガス鯨の腸で直径10センチほどで間にゼラチンがあり珍味中の珍味と思います。
ただ手に入らないので調査捕鯨が認められているミンク鯨ものが市場に出ているようです。

このミンクもぜんぜんおいしくないです。最初に食べたらトラウマになってしまうかも。

今年はどうしても百尋(ひゃくひろ)が食べたくて数10年前買っていた市内の某鯨屋さんに
行って来ました。

そこで店主のおじさんにダメ元で「うまか百尋(ひゃくひろ)はあるね?」と言うと
「あるよ」と意外な返事が!

なにやら店の冷蔵庫から「ほらっミンクじゃねーよ、今年は特別配給があって上物があるんよ」と
見せられたのは確かにミンクではなく直径5~6㎝の百尋。

値段を聞くと2,000円/100㌘ !
高ぁ~。でも食べたい。 がっ、同行していた母親がGOサインを出さない。

結局今回はあきらめて百尋(ひゃくひろ)は見送りとなりました。
意気消沈しながら・・・・数日後、母親が「ひゃくひろ買ってきたよ!」と

何と見てみると先日見た奴より更に大きい直径7~8センチのひゃくひろです。

おおっ!!!これは幻のシロナガスっ!!

20年ぶりくらいに再会しました。
何でも母親が意気消沈した私を見て再度買い付けに行き昔馴染みのおじさんに
詰め寄ったところ奥の冷蔵庫から3,000円/100㌘のひゃくひろを出したらしいのです。

さて貴重なひゃくひろを元旦に食してみました。

うまぁぁぁぁ~い!!!!

↓がその写真です(グロ注意)


F1000058

F1000060


見てくれが悪いので食べれない人もいますが
はっきり言ってもったいない。

でも今年が食べ収めかも?


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